紫禁城
提供: miniwiki
座標: 東経116度23分27.6秒北緯39.913917度 東経116.391度
紫禁城 | |
---|---|
| |
各種表記 | |
繁体字: |
紫禁城 故宮博物院 |
簡体字: |
紫禁城 故宫博物院 |
拼音: |
Zǐjìnchéng Gùgōng Bówùyuàn |
注音符号: |
ㄗˇㄐㄧㄣˋㄔㄥˊ ㄍㄨˋㄍㄨㄥㄅㄛˊㄨˋㄩㄢˋ |
発音: |
ツーチンチェン クークン ポーウーユエン |
紫禁城(しきんじょう、簡体字: 紫禁城、拼音: 、満州語:ᡩᠠᠪᡣᡡᠷᡞ
ᡩᠣᠷᡤᡞ
ᡥᠣᠳᠣᠨ、転写:dabkūri dorgi hoton)または故宮(こきゅう、簡体字: 故宫、拼音: )
中国のペキン(北京)直轄市にある,明,清代の皇宮。紫禁の名は,北斗星の北に位置する紫禁星が,天帝の居所とされることに由来する。1912年の中華民国の成立以後,しだいに一般に開放されるようになり,今日では「昔の皇宮」の意で故宮と呼ばれる。北京の内城中央に位置し,南北 961m,東西 753m,敷地面積は約 72万m2で,周囲に幅 52mの堀をめぐらし,城壁で囲まれている。明の永楽帝が北京への遷都に向け建築を計画し,永楽18(1420)年に移り住んだ。明末の李自成の乱でほぼ全焼し,現存の建造物は清代に再建されたものが多いが,創建当初の規模を伝えている。城内は,皇帝が居住した北の内廷と,皇帝が政務をとった南の外朝に区分され,内廷には南北一直線上に乾清門,乾清宮,交泰殿,坤寧宮,坤寧門などが建ち,外朝には南から午門,太和門,太和殿,中和殿,保和殿などが並ぶ。東には文華殿,文淵閣など,西には武英殿,南薫殿などの門,宮殿が建つ。このうち太和殿は紫禁城の正殿で,清の康煕帝の時代(1661~1722)の再建,中和殿と保和殿は天啓7(1627)年再建のものである。1987年世界遺産の文化遺産に登録された。午門は歴史博物院,内廷は故宮博物院として一般に公開されている。午門の南にある天安門は,国慶節やメーデーに政府要人が登楼することで有名。
外部リンク