筑豊本線
筑豊本線(ちくほうほんせん)は、福岡県北九州市若松区の若松駅から福岡県筑紫野市の原田駅に至る九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(地方交通線)である。
鹿児島本線との短絡線と篠栗線を含めた黒崎駅 - 折尾駅 - 桂川駅 - 博多駅間には「福北ゆたか線」(ふくほくゆたかせん)、若松駅 - 折尾駅間には「若松線」(わかまつせん)、桂川駅 - 原田駅間には「原田線」(はるだせん)の愛称が付けられている。
Contents
概要
かつては石炭輸送が盛んであり、炭鉱などに通じる多くの貨物支線を有していたが、炭鉱の閉山によって現在はすべて廃止された。現在は旅客列車のみが運行されている。直方市・飯塚市などの市町から北九州市・福岡市などへ通勤・通学利用が主体となっている。
2001年に折尾駅 - 桂川駅間が篠栗線とともに電化された。それまでの非電化時代には、ラッシュ時輸送に対応するために客車列車が設定されていた。また、都市間輸送を強化するため高性能な気動車も投入された。
折尾駅の東水巻駅側から分岐して鹿児島本線の黒崎駅方面に通じる短絡線があり、黒崎駅および門司港駅方面との直通列車が通る。この短絡線上にある折尾駅ホームの南側に鹿児島本線と筑豊本線の境界点がある。
長らく本線を名乗るJR線の中では路線距離が最も短い路線であったが、2016年12月5日に留萌本線留萌駅 - 増毛駅間が廃止されたため、それ以降は留萌本線が最短となった。
全線が旅客営業規則の定める「福岡近郊区間」に含まれる。本線を名乗るJR線で全区間が大都市近郊区間に含まれていた路線は国鉄時代から通してしばらくこの筑豊本線のみであったが、2009年3月14日に東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線成東駅 - 銚子駅間が新たに大都市近郊区間に含まれるようになって同路線全区間が対象となったことにより、当路線が唯一のものではなくなっている。
IC乗車カード「SUGOCA」が若松駅 - 桂川駅間で使用可能となっている。一方、原田線はSUGOCA利用エリア外であり、桂川駅 - 原田駅間の途中駅では利用できない。しかし、特例として福北ゆたか線の各駅から、原田駅以遠鹿児島本線方面のSUGOCA利用エリア駅相互間をSUGOCAを用いて乗車する場合、原田線を通過できる[1]。
2016年12月22日よりスマートフォンアプリ「JR九州アプリ」内の列車位置情報システム「どれどれ」が運用開始され、「福北ゆたか線・若松線」のページにおいて、リアルタイムの列車位置情報が配信開始された[2]。なお、原田線については未提供である。
路線データ
- 管轄(事業種別):九州旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
- 路線距離(営業キロ):若松駅 - 原田駅間 66.1km(黒崎駅 - 東水巻駅間の短絡線は営業キロ設定なし)
- 軌間:1067mm
- 駅数:25(起終点駅含む)
- 筑豊本線所属駅に限定した場合、折尾駅と原田駅(どちらも鹿児島本線所属[3])が除外され、23駅となる。
- 複線区間:
- 若松駅 - 折尾駅
- 折尾駅 - 飯塚駅(折尾駅構内での若松方面との連絡線は一部単線、黒崎駅 - 東水巻駅間の短絡線は複線)
- 電化区間:折尾駅 - 桂川駅間(交流20,000V・60Hz)
- 閉塞方式:
- 複線自動閉塞式(下記以外)
- 単線自動閉塞式(飯塚駅 - 桂川駅 - 原田駅間)
- 最高速度:
- 95km/h(若松駅 - 飯塚駅間)
- 85km/h(飯塚駅 - 原田駅間)
- 運転指令所:博多総合指令センター
全線が本社鉄道事業本部直轄となっている。
運行形態
停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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優等列車
2001年の電化時から直方 - 博多間に運転開始した通勤客向けの特急「かいおう」が直方 - 桂川間を通っている。
1950年から1985年にかけて本州 - 九州間を直通する以下の特急・急行列車が短絡線を通り折尾 - 原田間を経由していたが、1985年に寝台特急「あかつき」の筑豊本線経由がなくなったのを最後に消滅している。
- 急行「阿蘇」(1950-1961年)
- 急行「天草」(1961-1975年)
- 特急「みどり」(1965-1967年)
- 特急「いそかぜ」(1967-1968年)
- 特急「かもめ」(1968-1975年)
- 寝台特急「明星」(1975-1978年)
- 寝台特急「あかつき」(1978-1985年)
この他、筑豊本線から日田彦山線に向かう直通急行列車「日田」「はんだ」が1966年から1980年まで運行されていた(1963年に準急列車として設定、詳細は日田彦山線を参照)。
地域輸送
かつては、若松 - 原田間の全線を通して運転される列車や、後藤寺線などの支線に乗り入れる列車もあった。しかし、1968年に篠栗線が開通して筑豊本線内から博多駅に直通する列車が原田駅を経由しなくなったこと、各炭鉱の閉山に伴い沿線人口が減少して支線の宮田線や香月線などが廃止されたことや、福岡・北九州両市への通勤・通学利用が増加したことなどに伴い、当線の運行形態は大きく変化した。この変化に応える形で、2001年には一部区間が電化され運転系統にあわせた愛称名が付与された。全区間でワンマン運転を実施している。
福北ゆたか線
下関や鹿児島本線の門司港・黒崎・折尾 - 直方 - 博多間を直通する列車が多数運転されている。旅客列車はすべて電車である。詳しい列車種別や停車駅等の詳細は、「福北ゆたか線」を参照されたい。福岡都市圏の拡大に伴い輸送需要が増加し、列車本数は増加傾向にある。
博多 - 直方間で運転されるワンマン運転の列車(普通・快速、いずれも2両編成)は、2006年3月17日まで無人駅および有人駅での営業時間外の停車時に関しては、前の車両のドアのみ開き(中扉は開かず・後ろ乗り前降り)、乗車時には整理券をとる必要があったが、2006年3月18日のダイヤ改正後より、すべての駅で列車のホーム側のすべてのドアから乗り降りできるようになった。
かつては金曜の深夜運行の臨時列車があったが、2007年3月18日に毎日運転の定期列車に格上げされた。
なお、黒崎 - 直方間では筑豊電気鉄道線(黒崎駅前 - 筑豊直方)が並行して存在しているが、相互が至近で連絡している駅は鹿児島本線黒崎駅と黒崎駅前駅のみで、直方駅と筑豊直方駅は約500m離れている。
若松線
若松 - 直方間の列車が主体だが、朝のラッシュ時のみ若松 - 折尾間の区間列車が設定されており、おおむね毎時2本程度運行されている。若松線は全線複線だが、電化されなかった。架線式蓄電池電車の先行投入区間として指定され[4]、蓄電池電車BEC819系の量産先行車が2016年10月19日から一部の列車で運転を開始した。2017年3月3日をもって、気動車運用を終了し、翌4日からは若松線の全列車がBEC819系で運転されるようになった。
- JR Kyushu Dual ENergy CHArge train (DENCHA) Kuha818-1 + Kumoha 819-1.jpg
試運転中のBEC819系架線式蓄電池電車
原田線
冷水峠を挟み、同一県内ながらも輸送需要は少ない区間である。1日8往復(土曜・休日は昼間に臨時列車1往復運転)のみの運転で、平日は4時間程度間隔が開く時間帯がある。2005年3月1日のダイヤ改正以後は全列車が桂川 - 原田間の運転となっている。現在は途中駅が全駅とも交換不可能であるため、この区間で同一方向への続行運転は可能だが上下列車がすれ違うことはできない。
直方 - 新飯塚・桂川間に後藤寺線及び原田線の車両の送り込み回送がある。かつて原田線の車両は運行の無い昼間の時間帯に新飯塚駅の引き上げ線に留置していたが、2016年3月現在、直方まで回送されている。原田線では夜間滞泊はなく、始発前に直方運輸センター - 桂川駅間で回送運行される。昼前に一度運用を終えて直方へ回送するが、その後別の車両が昼過ぎに再び桂川駅へ回送され、最終列車運行後に直方へ回送する。また、直方 - 熊本・鹿児島の各車両センター間での車両転属・送り込み回送でも、当線を経由して運行されることが多い。
- 交換設備が撤去された筑前内野駅.JPG
交換設備が撤去された原田線の筑前内野駅
- 筑豊本線(原田線)で活躍するキハ31(桂川-上穂波).JPG
筑豊本線(原田線)で運行されるキハ31(桂川-上穂波)
使用車両
現在
- 電車(783系・787系・813系・817系の詳細は篠栗線#使用車両を参照)
- 気動車 - いずれも筑豊篠栗鉄道事業部直方運輸センター所属。
- キハ31形 - 2006年にキハ220形気動車が大分地区に投入され、捻出された大分のキハ31形気動車が直方へ転属し、同年8月1日から若松線、8月17日から原田線で運用開始されたが、2017年3月4日ダイヤ改正で若松線は全列車BEC819系に置き換えられ順次廃車(一部の車両は熊本へ転属)された。残った2両は予備車扱いとなっていたが、2018年3月17日付で直方から南福岡車両区竹下車両派出へ転配された。
- キハ40系 - キハ40形・キハ140形が原田線で使用される。若松線はBEC819系に置き換えられるまで通常キハ47形が使用されていたが、キハ40形・キハ140形・147形が代走することもあった。電化前は直方 - 桂川間でも使用されていた。
過去
- 気動車
- 客車
- 機関車
- 蒸気機関車 - 9600形・D60形など。1975年まで使用された。
- DD51形ディーゼル機関車 - 日本貨物鉄道(JR貨物)門司機関区所属。客車列車・貨物列車が廃止されるまで使用された。
歴史
石炭輸送を行うため、筑豊興業鉄道(ちくほうこうぎょうてつどう。1894年、筑豊鉄道に改称)により開業し、九州鉄道を経て、1907年、鉄道国有法により国有化された。路線は若松から上山田方面と長尾(現在の桂川)方面へ延びていたが、若松 - 原田間が全通すると飯塚 - 上山田間は上山田線として分離された。民営化後、上山田線は廃止され、筑豊本線は電化された。
- 1891年(明治24年)8月30日 : 筑豊興業鉄道が若松 - 直方間を開業、若松・折尾・中間・直方の各駅を新設。
- 1892年(明治25年)10月28日 : 直方 - 小竹間を延伸開業。小竹駅を新設。
- 1893年(明治26年)
- 1894年(明治27年)
- 8月15日 : 筑豊興業鉄道が筑豊鉄道に社名変更。
- 12月21日 : 折尾 - 中間間・植木 - 直方間を複線化。
- 1895年(明治28年)4月5日 : 飯塚 - 臼井間を延伸開業。
- 1896年(明治29年)4月29日 : 若松 - 折尾間を複線化。
- 1897年(明治30年)
- 1898年(明治31年)
- 1899年(明治32年)8月5日 : 二島駅を新設。
- 1901年(明治34年)
- 1902年(明治35年)
- 1903年(明治36年)12月20日 : 大隈 - 上山田間で旅客営業を開始。下山田駅・上山田駅を貨物駅から一般駅に変更。
- 1904年(明治37年)
- 1905年(明治38年)7月22日 : 南良津信号所を新設。(貨)菅牟田駅を廃止。
- 1906年(明治39年)11月11日 : 直方 - 勝野間を複線化。
- 1907年(明治40年)7月1日 : 鉄道国有法により九州鉄道が買収され官設鉄道となる。
- 1908年(明治41年)5月15日 : 本城・吉田の各信号所を新設。
- 1909年(明治42年)
- 1910年(明治43年)5月1日 : 筑前植木 - 新入第三間の貨物支線を廃止。(貨)新入第四駅・(貨)新入第三駅を廃止。筑前植木 - 新入第三第四間の貨物支線を開業。新入第三第四駅を新設。
- 1911年(明治44年)
- 1912年(明治45年)
- 1913年(大正2年)
- 1916年(大正5年)
- 2月1日 : (貨)赤坂駅を新設。
- 2月28日 : 南良津川仮信号所を新設(廃止時期不明)。
- 1917年(大正6年)12月1日 : 東藤ノ木信号所を新設。
- 1919年(大正8年)3月25日 : 小牧連絡所 - 筑前中山間の貨物支線を開業。小牧連絡所を新設、(貨)筑前中山駅を新設。
- 1920年(大正9年)5月10日 : 漆生線として芳雄 - 漆生間・上三緒 - 山野間を分離。芳雄駅を貨物駅から一般駅に変更。
- 1922年(大正11年)
- 1923年(大正12年)
- 6月1日 : 中間 - 中鶴間の貨物支線を開業。(貨)中鶴駅を新設。
- 7月1日 : 中間 - 筑前植木間を3線化。
- 1927年(昭和2年)2月5日 : 本城信号所を信号場に変更。
- 1928年(昭和3年)
- 1929年(昭和4年)12月7日 : 筑前内野 - 原田間が延伸開業。筑前山家駅を新設。筑豊本線 若松 - 飯塚間および長尾線と新線を合わせ、若松 - 原田間を筑豊本線に変更。飯塚 - 上山田間を上山田線として分離。
- 1930年(昭和5年)
- 4月1日 : 新多分岐点を廃止。
- 5月15日 : 本城信号場 - 折尾間を3線化。
- 1934年(昭和9年)1月15日 : 東藤ノ木・藤ノ木・吉田の各信号所を廃止。
- 1935年(昭和10年)
- 1940年(昭和15年)12月1日 : 長尾駅を桂川駅に改称。
- 1942年(昭和17年)6月?日 : 小竹 - 新飯塚間を複線化。
- 1944年(昭和19年)
- 6月1日 : 新飯塚 - 飯塚間を複線化。
- 8月11日 : 藤ノ木駅を新設。
- 1945年(昭和20年)6月10日
- 小竹 - 塩頭間の貨物支線を廃止し小竹駅の構内側線とする。(貨)塩頭駅を廃止し小竹駅に併合。
- 鯰田 - 鯰田炭坑間の貨物支線を廃止し鯰田駅の構内側線とする。(貨)鯰田炭坑駅を廃止し鯰田駅に併合。
- 飯塚 - 忠隈間の貨物支線を廃止し飯塚駅の構内側線とする。(貨)忠隈駅を廃止し飯塚駅に併合。
- 桂川 - 豆田間の貨物支線を廃止し桂川駅に構内側線とする。(貨)豆田駅を廃止し桂川駅に併合。
- (貨)新入駅を廃止し直方駅に併合。
- 1952年(昭和27年)8月1日 : 中間 - 中鶴間の貨物支線を廃止。
- 1953年(昭和28年)11月6日 : 奥洞海仮停車場を新設。
- 1954年(昭和29年)8月31日 : 中間 - 筑前植木間を3線から2線にする。
- 1962年(昭和37年)11月1日 : 奥洞海仮停車場を駅に改める。
- 1966年(昭和41年)5月1日 : 中間(小牧信号場) - 筑前中山間の貨物支線を廃止。小牧信号場・(貨)筑前中山駅を廃止。
- 1969年(昭和44年)10月1日 : 小竹 - 新多間の貨物支線を廃止。(貨)新多駅・本城信号場を廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 : 若松 - 折尾間の貨物営業を廃止。
- 1987年(昭和62年)
- 4月1日 : 直方 - 原田間の貨物営業を廃止。国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(全線・第1種)・日本貨物鉄道(折尾 - 直方・第2種)が承継。
- 7月1日 : 鞍手駅(2代)を新設。
- 1988年(昭和63年)
- 1989年(平成元年)3月11日 : 新入駅(2代)・浦田駅を新設。
- 2001年(平成13年)10月6日 : 黒崎・折尾 - 桂川間を電化[5]。同区間に篠栗線 吉塚 - 桂川間と合わせて「福北ゆたか線」の愛称を、また、非電化区間の原田 - 桂川間、折尾 - 若松間にそれぞれ「原田線」・「若松線」の愛称を付けた。
- 2003年(平成15年)3月15日 : 本城駅を新設[6]。
- 2005年(平成17年)4月1日 : 日本貨物鉄道が折尾 - 直方間の第2種鉄道事業を廃止。
- 2016年(平成28年)12月22日 : スマートフォンアプリ「JR九州アプリ」内の列車位置情報システム「どれどれ」運用開始[2]。
- 2017年(平成29年)3月4日 : 若松 - 新入間の11駅(折尾駅を除く)に駅遠隔案内システム「ANSWER」を導入。若松・中間の両駅は朝通勤・通学時間帯(6:30-8:30)に駅係員を配置するが、それ以外の時間帯と両駅を除く9駅の終日について無人化[7]。
- 2018年(平成30年)7月6日 : 平成30年7月豪雨で桂川 - 原田間の線路が被災し運休[8]。7月11日より同区間でバス代行輸送を実施[9]。
駅一覧
- 九:特定都区市内制度の「北九州市内」エリア内の駅
- 停車駅
- 福北ゆたか線の停車駅については「福北ゆたか線#駅一覧」を参照
- 若松線・原田線は全列車普通列車(すべての駅に停車)
- 線路 … ∥:複線区間、◇・|:単線区間(◇は列車交換可能)、∨:ここより下は単線
- 全駅福岡県内に所在
- 欄の背景色が■である駅(上穂波駅 - 筑前山家駅)は、平成30年7月豪雨の影響による不通区間の駅を示している(2018年7月11日現在)。
電化/非電化 | 路線愛称 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 接続路線 | 線路 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
非電化 | 若松線 | 九 若松駅 | - | 0.0 | ∥ | 北九州市 若松区 | |
九 藤ノ木駅 | 2.9 | 2.9 | ∥ | ||||
九 奥洞海駅 | 1.7 | 4.6 | ∥ | ||||
九 二島駅 | 1.7 | 6.3 | ∥ | ||||
九 本城駅 | 3.0 | 9.3 | ∥ | 北九州市 八幡西区 | |||
九 折尾駅 | 1.5 | 10.8 | 九州旅客鉄道:鹿児島本線 | ∥ | |||
交流電化 | 福北ゆたか線 | ||||||
東水巻駅 | 2.7 | 13.5 | ∥ | 遠賀郡水巻町 | |||
中間駅 | 1.4 | 14.9 | ∥ | 中間市 | |||
筑前垣生駅 | 1.5 | 16.4 | ∥ | ||||
鞍手駅 | 2.3 | 18.7 | ∥ | 鞍手郡鞍手町 | |||
筑前植木駅 | 2.5 | 21.2 | ∥ | 直方市 | |||
新入駅 | 1.6 | 22.8 | ∥ | ||||
直方駅 | 2.0 | 24.8 | 平成筑豊鉄道:伊田線 | ∥ | |||
勝野駅 | 2.7 | 27.5 | ∥ | 鞍手郡小竹町 | |||
小竹駅 | 3.8 | 31.3 | ∥ | ||||
鯰田駅 | 3.4 | 34.7 | ∥ | 飯塚市 | |||
浦田駅 | 1.5 | 36.2 | ∥ | ||||
新飯塚駅 | 1.4 | 37.6 | 九州旅客鉄道:後藤寺線 | ∥ | |||
飯塚駅 | 1.8 | 39.4 | ∨ | ||||
天道駅 | 2.9 | 42.3 | ◇ | ||||
桂川駅 | 3.0 | 45.3 | 九州旅客鉄道:篠栗線 | ◇ | 嘉穂郡桂川町 | ||
非電化 | 原田線 | ||||||
上穂波駅 | 2.8 | 48.1 | | | 飯塚市 | |||
筑前内野駅 | 3.1 | 51.2 | | | ||||
筑前山家駅 | 10.2 | 61.4 | | | 筑紫野市 | |||
原田駅 | 4.7 | 66.1 | 九州旅客鉄道:鹿児島本線 | ◇ |
廃止区間
他路線に分離された区間は除く。(貨)は貨物駅を表す。
- 中間駅 - (貨)中鶴駅 0.9km
- 中間駅 - 小牧信号場 - (貨)筑前中山駅 5.9km
- 筑前植木駅 - (貨)新入第三第四駅 0.6km
- 小竹駅 - (貨)新多駅 3.1km
- 小竹駅 - (貨)塩頭駅 2.3km
- 鯰田駅 - (貨)鯰田炭坑駅 0.7km
- 飯塚駅 - (貨)忠隈駅 0.5km
- 桂川駅 - (貨)豆田駅 0.4km
過去の接続路線
輸送実績
2017年7月31日に公表された「路線別利用状況」(区間別の平均通過人員〈輸送密度〉)、旅客運輸収入は以下の通り[10][11]。
区間 | 営業キロ | 平均通過人員 (人/日) |
旅客運輸収入 (百万円/年) | |
---|---|---|---|---|
1987年度 | 2016年度 | 2016年度 | ||
若松 - 原田(全線) | 66.1 | 6,993 | 5,345 | 1,463 |
若松 - 折尾 | 10.8 | 4,545 | 4,304 | |
折尾 - 桂川 | 34.5 | 10,177 | 8,585 | |
桂川 - 原田 | 20.8 | 2,981 | 512 |
脚注
- ↑ 「SUGOCA」のカード内残額利用乗車の場合 - 九州旅客鉄道
- ↑ 2.0 2.1 〜 運行情報のご案内を充実 〜 「JR九州アプリ」で列車位置情報を表示します! (PDF) - 九州旅客鉄道、2016年12月20日
- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ↑ JR九州の蓄電池電車、若松線に投入…2016年秋から - レスポンス、2014年11月28日
- ↑ 、2001、「RAILWAY TOPICS - 筑豊・篠栗線電化開業は10月6日に決定」、『鉄道ジャーナル』(通巻414号)、鉄道ジャーナル社、2001年4月 p. 92
- ↑ 高川秀樹「モハユニ ■JR九州 本城駅が開業」、『RAIL FAN』第50巻第5号、鉄道友の会、2003年5月1日、 23頁。
- ↑ “JR九州、筑豊本線11駅を「スマート無人駅」に 3月4日”. Response.. (2017年2月4日) . 2017閲覧.
- ↑ 「平成30年7月豪雨」による不通区間の被災状況及び今後の見通しについて (PDF) - 九州旅客鉄道、2018年7月9日
- ↑ 筑豊本線(原田線)の運転見合わせに伴うバス代行輸送の実施について (PDF) - 九州旅客鉄道、2018年7月10日
- ↑ JR九州、区間別の利用状況を初公表 路線維持へ地元議論促す - 日本経済新聞(2017年7月31日 23:30配信)
- ↑ “交通・営業データ(平成28年度)”. 九州旅客鉄道. . 2017-8-18閲覧.