稲森いずみ

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稲森 いずみ(いなもり いずみ、1972年3月19日 - )は、日本女優。本名、稲森 泉(読み同じ)。鹿児島県出身。バーニングプロダクション所属。身長169cmスリーサイズは、B84 W58 H87。靴のサイズは25cm。

経歴

1972年昭和47年)、鹿児島県日置郡伊集院町(現在の日置市)生まれ。鹿児島市南林寺町育ち。鹿児島市立天保山中学校を経て、鹿児島高等学校卒業。

1989年平成元年)、高校3年生の時にモデルデビュー。

1990年(平成2年)3月、高校生活の最後に日本テレビ系『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でバラエティ番組に初出演[1]

1991年(平成3年)5月、叔母の勧めでテキサス大学アーリントン校(ESL)に語学留学した。1年半後の翌年10月、両親に呼び戻されて日本に帰国したが、同時に、「再びモデルをやりたい」という自らの意思で東京の大手モデルプロダクション、エリートフォリオと契約した。その後、地元の鹿児島で本格的にモデル活動を開始。

1994年(平成6年)、前事務所「エリートフォリオ」より2年あまりの契約でバーニングプロダクションへ移籍。『上を向いて歩こう!』で念願の女優デビュー・連続ドラマ初出演を果たし、注目される。デビュー作以後、多くの雑誌のインタビューを受け、フジテレビビジュアルクイーンに輝き、『Fiction』では水着姿を披露した。

1996年(平成8年)、フジテレビ月9ドラマロングバケーション』でヒロイン葉山南の後輩役、小石川桃子を演じる。

1997年(平成9年)、フジテレビ系月9ドラマ『ビーチボーイズ』でスナック「渚」のマドンナ役、前田春子を演じる。

1998年(平成10年)、『ハッピーマニア』で地上波ドラマ初主演。

2003年、プロ野球選手・佐々木主浩と共に、ベストフォーマリストを受賞。『法王庁の避妊法』、『またも辞めたか亭主殿』、『年下の男』、『ブルーもしくはブルー』など、舞台やドラマの多方面で幅広く活躍した。

2005年(平成17年)、大河ドラマ義経』へ出演。4月から、『曲がり角の彼女』(フジテレビ主演は『ハッピーマニア』以来7年ぶり)、年末には、『河井継之助 駆け抜けた蒼竜』にも出演。また、藤原紀香との合同写真が台湾選挙で無断使用され、波紋を広げた[2]

2007年(平成19年)1月2日テレビ東京系列の新春ワイド時代劇忠臣蔵 瑤泉院の陰謀』に時代劇初主演。1月14日からTBS系の『華麗なる一族』に出演。同上の2作品は「国際ドラマフェスティバル in Tokyo 2007」に出展された。

2008年(平成20年)、大河ドラマ『篤姫』で大奥総取締役滝山を演じ、「TVnavi 2008年10月期ドラマ 助演女優賞」で第四位に選ばれた。

2009年(平成21年)、女優デビュー15周年。『アイシテル〜海容〜』で罪を犯してしまった10歳の少年の母を演じた。放送直後から賛否両論を巻き起こす作品となったが、「世界に見せたい番組」(東京ドラマアウォード」)で作品グランプリ賞を獲得。さらに、カンヌで開かれた世界最大級の国際コンテスト「MIPCOM BUYER AWARD for Japanese Drama」にも選ばれた。(ストーリー、アクター、音楽のカテゴリーにおいて高い評価を受けたため)。この年は他に『THE CODE/暗号』や『蛮幽鬼』にも出演し、活躍の場を大きく広げる。

2010年(平成22年)、『怪物くん』で悪魔族の幹部・デモリーナを演じ、「ザ・テレビジョン 助演女優賞 第一位」に選ばれる。10月からは4年ぶりに『医龍-Team Medical Dragon-3』に加藤晶の役で再登場している。

2018年(平成30年)、『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(フジテレビ)に出演し、連続ドラマへのレギュラー出演が25年連続となる[3]

人物

剣道と、語学留学とで積極性とポジティブ・シンキングを身に付けたと自身は語っている。初めて上京した際には、電話帳で調べたモデルエージェンシーに片っ端から電話をかけて面接を受けたという。また、女優に転身する際にも電話帳で芸能事務所を調べ、現在の所属するバーニング・プロダクションにも飛び込みで面接を受けに行って採用されたという経緯がある[4]

出演

テレビドラマ

映画

舞台

CM

DVD

  • ゲキ×シネ『蛮幽鬼』(2011年2月17日発売 松竹・ヴィレッヂ)

ウェブ

  • 大人の女性のためのトラベル・ウェブ・マガジン『旅色』(2009年)

脚注

  1. 「勇気を出して初めての告白」にて、鹿児島高校の1年後輩の男子生徒から告白された。
  2. “台湾選挙で写真無断使用 紀香さんらが法的措置検討”. 47NEWS. 共同通信社. (2005年12月7日). http://www.47news.jp/CN/200512/CN2005120701003035.html . 2015閲覧. 
  3. “稲森いずみ 連ドラ25年連続出演支えた“デビュー時の言葉””. 女性自身 (光文社). (2018年5月29日). https://jisin.jp/serial/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%A1/interview/34703 . 2018閲覧. 
  4. 『TV Bros.』 (1994年7月9日号) インタビュー、本人から直接売り込みを受けたことは同社始まって以来の出来事だったという。
  5. 稲森いずみ、テレ朝系『土曜ワイド劇場』初主演 “崖のシーン”のない新境地”. オリコン (2016年1月6日). . 2016閲覧.
  6. 稲森いずみ“ドS刑事”で開眼!?浅野忠信にヒールで蹴り「楽しい」”. サンケイスポーツ (2017年9月17日). . 2017-9-17閲覧.
  7. 稲森いずみ ディーン・フジオカ主演ドラマに出演 連ドラレギュラー出演が25年連続に”. 毎日新聞 (2018年3月24日). . 2018-3-25閲覧.

外部リンク