稲敷郡
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人口71,179人、面積182.31km²、人口密度390人/km²。(2018年4月1日、推計人口)
以下の2町1村を含む。
郡域
1896年(明治29年)に行政区画として発足した当時の郡域は、下記の区域にあたる。
- 土浦市の一部(荒川沖・沖新田・荒川沖西・荒川沖東・中荒川沖町・北荒川沖町[1])
- 龍ケ崎市の大部分(川原代町、長沖新田町、須藤堀町以南を除く)
- 牛久市の全域
- つくば市の一部(樋の沢、西大井、牧園、高野台、鷹野原、中山、若葉、若栗以南[1])
- 稲敷市の大部分(清久島、橋向、佐原組新田、手賀組新田、八千石、上之島、本新以南を除く)
- 美浦村、阿見町の全域
- 河内町の一部(長竿、田川以西)
- 千葉県印旛郡栄町の一部(生板鍋子新田・龍ケ崎町歩)
歴史
- 1896年(明治29年)
- 1899年(明治32年)4月1日 - 千葉県香取郡本新島村、十余島村、金江津村の所属郡が本郡に変更。(2町32村)
- 1923年(大正12年)3月31日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 1926年(大正15年)6月30日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
- 1942年(昭和17年)8月1日 - 源清田村・長竿村が合併して瑞穂村が発足。(2町31村)
- 1945年(昭和20年)5月7日 - 阿見村が町制施行して阿見町となる。(3町30村)
- 1947年(昭和22年)9月1日 - 朝日村の一部(荒川沖・沖新田)が土浦市に編入。
- 1949年(昭和24年)8月1日 - 瑞穂村の一部(源清田・手栗・羽子騎・猿島新田・宮淵鍋子新田・古河林・平三郎町歩・布鎌町歩)が分立して源清田村が発足。(3町31村)
- 1950年(昭和25年)11月3日 - 瑞穂村が改称して長竿村となる。
- 1954年(昭和29年)
- 1955年(昭和30年)
- 1956年(昭和31年)
- 1958年(昭和33年)
- 1983年(昭和58年)1月1日 - 茎崎村が町制施行して茎崎町となる。(4町5村)
- 1986年(昭和61年)6月1日 - 牛久町が市制施行して牛久市となり、郡より離脱。(3町5村)
- 1996年(平成8年)
- 2002年(平成14年)11月1日 - 茎崎町がつくば市に編入。(5町2村)
- 2005年(平成17年)3月22日 - 江戸崎町・新利根町・東町・桜川村が合併して稲敷市が発足し、郡より離脱。(2町1村)
変遷表
自治体の変遷
明治22年4月1日 | 明治29年4月1日 | 明治29年 - 大正15年 | 昭和1年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和39年 | 昭和40年 - 昭和64年 | 平成1年 - 現在 | 現在 | ||||
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河内郡 龍ケ崎町 |
稲敷郡が発足 | 龍ケ崎町 | 龍ケ崎町 | 昭和29年3月20日 市制 |
龍ケ崎市 | 龍ケ崎市 | 龍ケ崎市 | 龍ケ崎市 | ||||
河内郡 馴柴村 |
稲敷郡が発足 | 馴柴村 | 馴柴村 | 昭和29年3月20日 龍ケ崎市に編入 | ||||||||
河内郡 大宮村 |
稲敷郡が発足 | 大宮村 | 大宮村 | |||||||||
河内郡 八原村 |
稲敷郡が発足 | 八原村 | 八原村 | |||||||||
河内郡 長戸村 |
稲敷郡が発足 | 長戸村 | 長戸村 | |||||||||
河内郡 牛久村 |
稲敷郡が発足 | 牛久村 | 牛久村 | 昭和29年1月1日 町制 |
昭和29年1月1日 牛久町 |
牛久町 | 昭和61年6月1日 市制 |
牛久市 | 牛久市 | |||
河内郡 岡田村 |
稲敷郡が発足 | 岡田村 | 岡田村 | 岡田村 | ||||||||
信太郡 奥野村 |
稲敷郡が発足 | 奥野村 | 奥野村 | 奥野村 | 昭和30年3月10日 牛久町に編入 | |||||||
河内郡 茎崎村 |
稲敷郡が発足 | 茎崎村 | 茎崎村 | 茎崎村 | 茎崎村 | 昭和58年1月1日 町制 茎崎町 |
平成14年11月1日 つくば市に編入 |
つくば市 | ||||
河内郡 小野川村 |
筑波郡に移行 | 筑波郡 小野川村 |
筑波郡 小野川村 |
筑波郡 小野川村 |
昭和30年3月31日 谷田部町・小野川村・葛城村・島名村、真瀬村の一部が合併し、谷田部町が発足 |
昭和62年11月30日 谷田部町・豊里町・大穂町が新治郡桜村と合併し、つくば市が発足 |
つくば市 | |||||
信太郡 江戸崎町 |
稲敷郡が発足 | 江戸崎町 | 江戸崎町 | 昭和29年11月3日 江戸崎町 |
江戸崎町 | 江戸崎町 | 江戸崎町 | 平成17年3月22日 稲敷市 |
稲敷市 | |||
信太郡 君賀村 |
稲敷郡が発足 | 君賀村 | 君賀村 | |||||||||
信太郡 鳩崎村 |
稲敷郡が発足 | 鳩崎村 | 鳩崎村 | |||||||||
信太郡 沼里村 |
稲敷郡が発足 | 沼里村 | 沼里村 | |||||||||
河内郡 高田村 |
稲敷郡が発足 | 高田村 | 高田村 | |||||||||
信太郡 浮島村 |
稲敷郡が発足 | 浮島村 | 浮島村 | 浮島村 | 昭和30年4月1日 桜川村 |
桜川村 | 桜川村 | 桜川村 | ||||
河内郡 古渡村 |
稲敷郡が発足 | 古渡村 | 古渡村 | 古渡村 | ||||||||
河内郡 阿波村 |
稲敷郡が発足 | 阿波村 | 阿波村 | 阿波村 | 阿波村 | 昭和31年9月30日 桜川村に編入 | ||||||
河内郡 根本村 |
稲敷郡が発足 | 根本村 | 根本村 | 根本村 | 昭和30年4月1日 新利根村 |
新利根村 | 平成8年6月1日 町制 新利根町 | |||||
河内郡 柴崎村 |
稲敷郡が発足 | 柴崎村 | 柴崎村 | 柴崎村 | ||||||||
河内郡 太田村 |
稲敷郡が発足 | 太田村 | 太田村 | 太田村 | ||||||||
河内郡 大須賀村 |
稲敷郡が発足 | 大須賀村 | 大須賀村 | 大須賀村 | 大須賀村 | 昭和33年2月20日 東村に編入 |
東村 | 平成8年9月1日 町制 東町 | ||||
河内郡 伊崎村 |
稲敷郡が発足 | 伊崎村 | 伊崎村 | 伊崎村 | 昭和30年1月5日 東村 |
東村 | ||||||
千葉県 香取郡 十余島村 |
千葉県 香取郡 十余島村 |
明治32年4月1日 茨城県稲敷郡に移行 |
十余島村 | 十余島村 | ||||||||
千葉県 香取郡 本新島村 |
千葉県 香取郡 本新島村 |
明治32年4月1日 茨城県稲敷郡に移行 |
本新島村 | 本新島村 | ||||||||
千葉県 香取郡 金江津村 |
千葉県 香取郡 金江津村 |
明治32年4月1日 茨城県稲敷郡に移行 |
金江津村 | 金江津村 | 金江津村 | 昭和33年2月15日 河内村に編入 |
河内村 | 平成8年6月1日 町制 |
河内町 | |||
河内郡 長竿村 |
稲敷郡が発足 | 長竿村 | 昭和17年8月1日 瑞穂村 |
瑞穂村 | 昭和25年8月1日 長竿村に改称 |
昭和30年5月3日 河内村 |
河内村 | |||||
河内郡 源清田村 |
稲敷郡が発足 | 源清田村 | 昭和24年8月1日 源清田村分立 |
源清田村 | ||||||||
河内郡 生板村 |
稲敷郡が発足 | 生板村 | 生板村 | 生板村 | ||||||||
昭和24年8月1日 旧生板村の一部千葉県印旛郡栄町に編入 |
千葉県 印旛郡 栄町 |
千葉県 印旛郡 栄町 |
千葉県 印旛郡 栄町 | |||||||||
信太郡 木原村 |
稲敷郡が発足 | 木原村 | 木原村 | 木原村 | 昭和30年4月1日 美浦村 |
美浦村 | 美浦村 | 美浦村 | 美浦村 | |||
信太郡 安中村 |
稲敷郡が発足 | 安中村 | 安中村 | 安中村 | ||||||||
信太郡 舟島村 |
稲敷郡が発足 | 舟島村 | 舟島村 | 舟島村 | 昭和30年4月1日 美浦村へ一部編入 | |||||||
舟島村 | 昭和30年4月20日 阿見町に編入 |
阿見町 | 阿見町 | 阿見町 | ||||||||
信太郡 阿見村 |
稲敷郡が発足 | 阿見村 | 阿見村 | 昭和20年5月7日 町制 |
昭和30年4月1日 阿見町 | |||||||
信太郡 君原村 |
稲敷郡が発足 | 君原村 | 君原村 | 君原村 | ||||||||
信太郡 朝日村 |
稲敷郡が発足 | 朝日村 | 朝日村 | 朝日村 | ||||||||
昭和22年9月1日 土浦市に一部編入 |
土浦市 | 土浦市 | 土浦市 | 土浦市 | ||||||||
信太郡 中家村 |
新治郡へ移行 | 新治郡 中家村 |
昭和12年4月1日 新治郡土浦町へ編入 |
昭和15年11月3日 市制 |
土浦市 | |||||||
信太郡 東村 |
新治郡へ移行 | 新治郡 東村 |
昭和14年6月1日 新治郡土浦町へ編入 |
行政
- 歴代郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 明治29年(1896年)4月1日 | |||
大正15年(1926年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 8 茨城県
先代: 河内郡(小野川村を除く) 信太郡(東村・中家村を除く) |
行政区の変遷 1896年 - |
次代: (現存) |