秦野市
Contents
地理
市域は、東西約13.6キロメートル、南北は約12.8キロメートル、面積は103.61平方キロメートルで、県内19市中5位の広さを持つ。丹沢の麓に位置し、市域の半分は山林である。市街地は四方を山に囲まれている。直下には秦野断層が所在する。 神奈川県の行政区域としては湘南に含まれているが、海には面していない。北部と西部に丹沢山地が連なり、東は相模平野と秦野盆地に挟んでいる大根台地があり、南には大磯丘陵が横たわる盆地(秦野盆地)が市の中心部である。盆地内には金目川水系の河川により複合扇状地が展開する。
隣接している自治体
歴史
平安時代末期から鎌倉時代にかけて、平将門を討伐したことで有名な藤原秀郷の子孫・佐伯経範が1030年ごろ秦野に移り住んで波多野氏を名乗った。後に支流として、松田氏・渋沢氏・河村氏・栢山氏・大友氏・沼田氏などが出て、相模西北部にその一族の勢力を伸ばす。現在の秦野市内、足柄上郡松田町・山北町、南足柄市、小田原市の一部が相当し、波多野城は一族の居館であった。その後、鎌倉幕府の御家人となり、後の戦国大名の波多野氏となった。
- 1889年(明治22年)4月1日:町村制施行により、秦野市の前身となる大住郡秦野町・大根村・東秦野村・西秦野村・南秦野村・北秦野村と足柄上郡上秦野村の7町村が発足する。
- 1896年(明治29年)3月26日:郡制施行により大住郡が淘綾郡と統合され中郡となる。
- 1927年(昭和2年)4月1日:小田原急行鉄道(現在の小田急電鉄)小田原線が開通。同時に鶴巻駅(現・鶴巻温泉駅)、大根駅(現・東海大学前駅)、大秦野駅(現・秦野駅)、渋沢駅が開設される。
- 1940年(昭和15年)6月1日:南秦野村が町制を施行、南秦野町となる。
- 1955年(昭和30年)
- 1月1日:中郡秦野町、南秦野町、東秦野村、北秦野村の2町2村が合併し市制を施行、秦野市となる。
- 4月15日:真田を除く中郡大根村を編入する。
- 7月28日:中郡西秦野村と足柄上郡上秦野村が合併、町制を施行し中郡西秦野町となる。
- 1963年(昭和38年)1月1日:中郡西秦野町を秦野市に編入、現在の市域が確定する。
- 1979年(昭和54年):イトーヨーカ堂秦野店が開店する。
- 1981年(昭和56年)4月25日:東名高速道路の秦野中井ICが完成。
- 1984年(昭和59年):秦野のたばこ栽培終わる。
- 1995年(平成7年)11月19日:ジョイフルタウンジャスコ(現・イオン)秦野店が開店する。
- 1996年(平成8年)
- 6月:鶴巻温泉駅ロータリーが完成する。
- 12月14日:秦野駅新駅舎の一部が供用開始される。
- 2008年(平成20年)5月27日:災害相互応援協定を静岡県富士宮市と協定書を交わす。
- 2009年(平成21年)1月13日:秦野市の人口が17万人に達する。
- 2010年(平成22年)5月23日:第61回全国植樹祭が秦野戸川公園で開催される。
- 2017年(平成29年)3月5日:イトーヨーカ堂秦野店が閉店する。
行政区域変遷
明治22年以前 | 明治22年4月1日 | 明治22年 - 大正15年 | 昭和元年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | |||||
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足柄上郡 | 足柄上郡 上秦野村 |
足柄上郡 上秦野村 |
足柄上郡 上秦野村 |
足柄上郡 上秦野村 |
昭和30年7月28日 西秦野町 |
昭和38年1月1日 秦野市に編入 |
秦野市 | ||||
大住郡 | 西秦野村 | 西秦野村 | 西秦野村 | 西秦野村 | |||||||
秦野町 | 秦野町 | 秦野町 | 秦野町 | 昭和30年1月1日 秦野市 | |||||||
北秦野村 | 北秦野村 | 北秦野村 | 北秦野村 | ||||||||
東秦野村 | 東秦野村 | 東秦野村 | 東秦野村 | ||||||||
南秦野村 | 南秦野村 | 昭和15年6月1日 町制施行 |
南秦野町 | ||||||||
大根村 | 大根村 | 大根村 | 大根村 | 大根村 | 昭和30年4月15日 秦野市に編入 (真田地区を除く) | ||||||
昭和30年3月2日 金目村に編入 (真田地区) |
昭和32年10月1日 平塚市に編入 |
平塚市 |
市名の由来
現在の市名は「はだの」であるが、古くは『和名抄』に「波多野郷」とあり、万葉仮名は清濁を区別することから「はたの」であったと考えられる。しかし、波多野郷が秦氏に由来するとして「はだの」であったとも考えられる[注釈 1]。明治以降、西部の上秦野村は「はたの」、他は「はだの」と称した。
小田急電鉄の駅名も現在は秦野駅(はだのえき)だが、かつては大秦野駅(おおはたのえき)だった。現在でも学校名や企業施設名などで「はたの」、"Hatano" が用いられているものがある。
人口
秦野市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
地域
町名
秦野市では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。住居表示実施前の町名等欄で下線がある町名はその全部、それ以外はその一部である。 テンプレート:未完成の一覧
町名 | 町名の読み | 町区域新設年月日 | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施前の町名等 | 備考 |
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本町一〜三丁目 | ほんちょう | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋 | |
河原町 | かわらまち | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋、大字上大槻、大字下大槻 | |
元町 | もとまち | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋 | |
末広町 | すえひろちょう | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋 | |
入船町 | いりふねちょう | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋 | |
曽屋一・二丁目 | そや | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋、大字東田原、大字西田原 | |
寿町 | ことぶきちょう | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋 | |
栄町 | さかえちょう | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋 | |
文京町 | ぶんきょうちょう | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋 | |
幸町 | さいわいちょう | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋 | |
桜町一・二丁目 | さくらちょう | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋 | |
水神町 | すいじんちょう | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋 | |
ひばりケ丘 | ひばりがおか | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋 | |
富士見町 | ふじみちょう | 1966年7月1日 | 1966年7月1日 | 大字曽屋 | |
曽屋 | そや | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
上大槻 | かみおおづき | 1955年1月1日 | 未実施 |
町名 | 町名の読み | 町区域新設年月日 | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施前の町名等 | 備考 |
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新町 | しんちょう | 年月日 | 年月日 | ||
鈴張町 | すずはりちょう | 年月日 | 年月日 | ||
緑町 | みどりちょう | 年月日 | 年月日 | ||
清水町 | しみずちょう | 年月日 | 年月日 | ||
平沢 | ひらさわ | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
上今川町 | かみいまがわちょう | 年月日 | 年月日 | ||
今川町 | いまがわちょう | 年月日 | 年月日 | ||
今泉 | いまいずみ | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
大秦町 | たいしんちょう | 年月日 | 年月日 | ||
室町 | むろまち | 年月日 | 年月日 | ||
尾尻 | おじり | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
西大竹 | にしおおだけ | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
南が丘一〜五丁目 | みなみがおか | 年月日 | 未実施 | ||
立野台一〜三丁目 | たてのだい | 年月日 | 未実施 | ||
今泉台一〜三丁目 | いまいずみだい | 年月日 | 未実施 |
町名 | 町名の読み | 町区域新設年月日 | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施前の町名等 | 備考 |
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落合 | おちあい | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
名古木 | ながぬき | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
寺山 | てらやま | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
小蓑毛 | こみのげ | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
蓑毛 | みのげ | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
東田原 | ひがしたわら | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
西田原 | にしたわら | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
下落合 | しもおちあい | 1955年1月1日 | 未実施 |
町名 | 町名の読み | 町区域新設年月日 | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施前の町名等 | 備考 |
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羽根 | はね | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
菩提 | ぼだい | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
横野 | よこの | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
戸川 | とかわ | 1955年1月1日 | 未実施 | ||
三屋 | さんや | 1955年1月1日 | 未実施 |
町名 | 町名の読み | 町区域新設年月日 | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施前の町名等 | 備考 |
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鶴巻 | つるまき | 1955年4月15日 | 未実施 | ||
北矢名 | きたやな | 1955年4月15日 | 未実施 | ||
南矢名 | みなみやな | 1955年4月15日 | 未実施 | ||
下大槻 | しもおおづき | 1955年4月15日 | 未実施 | ||
鶴巻北一丁目 | つるまききた | 1991年11月5日 | 1991年11月5日 | 大字鶴巻字根丸島・字宮地・字芦屋・字芦谷前・字三ノ輪・字雨沼前 | |
鶴巻北二丁目 | 1991年11月5日 | 1991年11月5日 | 大字鶴巻字雨沼・字芦谷前・字雨沼前・字蛇久保・字不弓引・字三ノ輪・字芦屋 | ||
鶴巻北三丁目 | 1991年11月5日 | 1991年11月5日 | 大字鶴巻字塩貝・字蛇久保・字芦谷屋前・字鶴巻・字大椿・字不弓引 | ||
鶴巻南一丁目 | つるまきみなみ | 1992年11月2日 | 1992年11月2日 | 大字鶴巻字大原・字三ノ輪・字請地・字塩貝・字宮ノ下・字鳥膚・字上ノ原・字巻頭、大字南矢名字塩河内 | |
鶴巻南二丁目 | 1992年11月2日 | 1992年11月2日 | 大字鶴巻字大原・字宮ノ上・字井ノ下・字下谷戸・字長町・字烏膚・字桜井、大字南矢名字塩河内 | ||
鶴巻南三丁目 | 1992年11月2日 | 1992年11月2日 | 大字鶴巻字下谷戸・字堀之内・字広町・字島ノ崎・字身洗戸 | ||
鶴巻南四丁目 | 1992年11月2日 | 1992年11月2日 | 大字鶴巻字三ノ輪・字北ノ下・字下谷戸・字大原・字宮ノ上・字杉ノ木・字芦谷前 | ||
鶴巻南五丁目 | 1992年11月2日 | 1992年11月2日 | 大字鶴巻字宮地・字根丸島・字芦屋・字杉ノ木 | ||
南矢名一丁目 | みなみやな | 1993年11月1日 | 1993年11月1日 | 大字南矢名字塩河内・字雑敷、大字北矢名字下塩河内・字雑敷・字南太夫窪・字尾崎・字上塩河内 | |
南矢名二丁目 | 1993年11月1日 | 1993年11月1日 | 大字南矢名字鳥啼・字五反田・字鳥啼谷戸 | ||
南矢名三丁目 | 1993年11月1日 | 1993年11月1日 | 大字南矢名字大原・字山伏・字砂田台、大字北矢名字矢名原 | ||
南矢名四丁目 | 1993年11月1日 | 1993年11月1日 | 大字南矢名字砂田・字桂窪東・字髭取・字砂田台・字清水、大字北矢名字刈上・字矢名原 | ||
南矢名五丁目 | 1993年11月1日 | 1993年11月1日 | 大字南矢名字桂窪・字佃・字清水、大字北矢名字矢名原 |
町名 | 町名の読み | 町区域新設年月日 | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施前の町名等 | 備考 |
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並木町 | なみきちょう | 年月日 | 年月日 | ||
弥生町 | やよいちょう | 年月日 | 年月日 | ||
春日町 | かすがちょう | 年月日 | 年月日 | ||
松原町 | まつばらちょう | 年月日 | 年月日 | ||
堀西 | ほりにし | 1963年1月1日 | 未実施 | ||
堀川 | ほりかわ | 1963年1月1日 | 未実施 | ||
堀山下 | ほりやました | 1963年1月1日 | 未実施 | ||
沼代新町 | ぬましろしんちょう | 年月日 | 年月日 | ||
柳町一・二丁目 | やなぎちょう | 年月日 | 年月日 | ||
若松町 | わかまつちょう | 年月日 | 年月日 | ||
萩が丘 | はぎがおか | 年月日 | 年月日 | ||
曲松一・二丁目 | まがりまつ | 年月日 | 年月日 | ||
渋沢 | しぶさわ | 1963年1月1日 | 未実施 | ||
栃窪 | とちくぼ | 1963年1月1日 | 未実施 | ||
千村 | ちむら | 1963年1月1日 | 未実施 | ||
渋沢一〜三丁目 | しぶさわ | 1990年10月1日 | 1990年10月1日 | 大字渋沢、大字栃窪 | |
渋沢上一・二丁目 | しぶさわかみ | 1998年6月1日 | 1998年6月1日 | 大字渋沢 | |
千村一〜五丁目 | ちむら | 1998年6月1日 | 1998年6月1日 | 大字千村、大字渋沢、大字堀西 |
町名 | 町名の読み | 町区域新設年月日 | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施前の町名等 | 備考 |
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菖蒲 | しょうぶ | 1963年1月1日 | 未実施 | ||
三廻部 | みくるべ | 1963年1月1日 | 未実施 | ||
柳川 | やながわ | 1963年1月1日 | 未実施 | ||
八沢 | はっさわ | 1963年1月1日 | 未実施 |
市内の各地域
合併前の旧行政地域(秦野市に合併する直前の旧町村はすべて中郡に属していた。旧西秦野町の地域のみ、さらに以前の西秦野村・上秦野村の界で分けられる)での区分けが一般である。中学校区にもほぼ対応する。
- 本町地区 人口約2万2200人 旧秦野町にあたる地域。秦野盆地の経済の中心だった十日市場(現本町四つ角)を中心に発展してきた。
- 南地区 人口約3万2000人 旧南秦野町にあたる。新興住宅地が多い。また湧水群が集中する。
- 東地区 人口約1万6400人 旧東秦野村にあたる。農村的な景観が色濃く残っており、田原ふるさと公園がある。また大山への登山口もある。
- 北地区 人口約1万3800人 旧北秦野村にあたる。ここも農村的な景観が色濃いが、本町地区に近い地域は工場が多く進出している。
- 西地区 人口約4万人 旧西秦野村にあたる。渋沢丘陵やその麓の地域など。渋沢駅周辺や国道246号沿いを中心に都市化が進む。
- 上地区 人口約2600人 旧足柄上郡上秦野村にあたる地域。地区のほとんどが農業振興地域の為都市化・インフラストラクチャー整備が進まず、他地区と比較して同じ秦野市とは思えない程のどかな風景が広がっている。
- 大根地区 人口約4万3800人 旧大根村の真田地区(現平塚市)以外。東海大学前駅(旧大根駅)を中心に新興住宅地が広がる。鶴巻温泉もこの地区にある。人口(大部分が新住民)の割に、交通の都合(秦野盆地の外縁に位置する)で秦野市の中心部へ出にくいこと、また盆地内部の地区と比べると、歴史的なつながりが薄いこと(この地区だけは旧名に「秦野」の名が含まれていないことからもわかる)などから、秦野市内でも扱いが小さくなってしまう傾向がある。たとえば秦野市立の公共機関は他地区と比べて格段に少ない。また、秦野市議会・市長選挙などでも地区投票率は他地区よりも低い。
行政
行政区域の変遷(戦後)
- 1951年 - 足柄上郡相和村大字栃窪を中郡西秦野村に編入。
- 1955年1月1日 - 中郡秦野町、北秦野村、東秦野村、南秦野町が合併、秦野市制施行
- 1955年4月15日 - 中郡大根村の一部を秦野市に編入。
- 1955年7月28日 - 中郡西秦野村、足柄上郡上秦野村が合併、西秦野町に。
- 1963年1月1日 - 秦野市に中郡西秦野町を編入。現在の市域が確定。
歴代市長
1955年の市制施行以降
- 中村新治 1955年から1957年
- 清水虎吉 1957年から1961年
- 加藤喜太郎 1961年から1965年
- 加藤喜太郎 1965年から1969年
- 栗原藤次 1969年から1973年
- 栗原藤次 1973年から1977年
- 栗原藤次 1977年から1981年
- 栗原藤次 1981年3月から同年12月
- 柏木幹雄 1982年から1986年
- 柏木幹雄 1986年から1990年
- 柏木幹雄 1990年から1994年
- 二宮忠夫 1994年から1998年
- 二宮忠夫 1998年から2002年
- 二宮忠夫 2002年から2006年
- 古谷義幸 2006年から2010年
- 古谷義幸 2010年から2014年
- 古谷義幸 2014年から2018年
- 高橋昌和 2018年から
財政
一般会計決算額(平成20年度)
警察
環境への取組み
- 2001年より持続可能な地域社会をつくる日本の環境首都コンテストに参加。第5回コンテストにおいて「奨励賞」を受賞。
立法
市議会
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表) |
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自民党・新政クラブ | 6 | ◎小菅基司、今井実、川口薫、村上茂、髙橋照雄、風間正子 |
民政会 | 6 | ◎和田厚行、八尋伸二、古木勝久、大野祐司、阿蘇佳一、諸星光 |
公明党 | 3 | ◎野田毅、横山むらさき、山下博己 |
創秦クラブ | 3 | ◎相原學、加藤剛、谷和雄 |
緑水クラブ | 3 | ◎横溝泰世、木村眞澄、高橋文雄 |
日本共産党秦野市議会議員団 | 2 | ◎露木順三、佐藤文昭 |
無所属 | 1 | 吉村慶一 |
計 | 24 |
神奈川県議会(秦野市選挙区)
- 定数:2名
- 任期:2015年(平成27年)4月30日~2019年(平成31年)4月29日
氏名 | 会派名 |
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久保寺邦夫 | 自由民主党神奈川県議会議員団 |
神倉寛明 | 自由民主党神奈川県議会議員団 |
経済
平成12年国勢調査によると、産業構造は、第1次産業が2.4%、第2次産業が36.2%、第3次産業が59.9%となっている。中世以来秦野地方の経済はタバコ栽培を中心としてきたが、昭和初期にタバコ産業の工業化が開始されて以来、秦野盆地における煙草栽培は急速に衰退し、1984年に栽培は終了した。日本専売公社秦野工場も閉鎖され、その跡地にはジャスコ(現イオン)を核テナントとしたショッピングセンターが開店している。中世から昭和初頭に至るまで、秦野盆地は相陽煙草の産地として全国に知られていた。タバコ栽培は終了したが煙草の葉を模した銘菓「煙草煎餅」や例年の「秦野たばこ祭」に昔日の影が見い出される。
農林業
農家の戸数は1,699戸、基幹的農業従事者は1,303人、農業産出額は31億円である(2000年)。タバコ栽培は現在完全に行われておらず、落花生や茶(丹沢茶)、カーネーションが特産となっている。塩茹で落花生は、1921年(大正10年)に現在の秦野市曽屋原に軍の飛行場が建設されることとなり、10月上旬に強制的に収穫された落花生を塩水につけて茹でたところ味がよかったので広がった。
工業
工業製造品出荷額は5,381億円。事業所数は417、従業者数は15,617人(2000年)。戦後、市の中心部に工場の誘致を進め、日立製作所や島津製作所、スタンレー電気、東芝などの大企業も進出している(現在は関連企業のみとなっているものもある)。
商業
卸売事業所数は154、従業者数は875人、販売額は285億円。小売では事業所数は1,208、従業者数は9,801人、販売額は1,503億円(2004年)。ジャスコや、各種のロードサイドショップの進出、県道の整備などによって商圏は拡大したものの、既存の商店街の経営は苦しくなっている。
姉妹都市・提携都市
国内
海外
教育
小学校
- 秦野市立本町小学校
- 秦野市立東小学校
- 秦野市立西小学校
- 秦野市立南小学校
- 秦野市立北小学校
- 秦野市立上小学校
- 秦野市立大根小学校
- 秦野市立鶴巻小学校
- 秦野市立南が丘小学校
- 秦野市立渋沢小学校
- 秦野市立広畑小学校
- 秦野市立末広小学校
- 秦野市立堀川小学校
中学校
- 秦野市立本町中学校
- 秦野市立東中学校
- 秦野市立西中学校
- 秦野市立南中学校
- 秦野市立北中学校
- 秦野市立大根中学校
- 秦野市立鶴巻中学校
- 秦野市立南が丘中学校
- 秦野市立渋沢中学校
高等学校
特別支援学校
大学・短期大学
公民館・ホール・集会場その他の公共施設
- 本町公民館
- 渋沢公民館
- 東公民館
- 西公民館
- 南公民館
- 北公民館
- 上公民館
- 大根公民館
- 鶴巻公民館
- 南が丘公民館
- 堀川公民館
- ほうらい会館
- なでしこ会館
- 曽屋ふれあい会館
- 青少年会館
- 曽屋ふれあい会館
- 青少年会館
- 宮永岳彦記念美術館
- 田原ふるさと公園(ふるさと伝承館)
- 文化会館
- 秦野市観光協会
交通
鉄道
- 湘南軌道(廃線)
- かつて、たばこ製品の輸送を主目的として秦野 - 二宮間に存在した。秦野の駅は旧日本専売公社秦野工場(現在のJTエンジニアリング)に近接し、JR東日本二宮駅までの路線跡を現在でもたどる事が可能である。
バス
道路
高速道路・有料道路
一般国道
主要地方道
一般県道
- 神奈川県道612号上粕屋南金目線
- 神奈川県道613号曽屋鶴巻線
- 神奈川県道614号南矢名東海大学前停車場線
- 神奈川県道701号大山秦野線
- 神奈川県道704号秦野停車場線
- 神奈川県道705号堀山下秦野停車場線
- 神奈川県道706号丹沢公園松原町線
- 神奈川県道707号渋沢停車場線
- 神奈川県道708号秦野大井線
- 神奈川県道710号神縄神山線
隣接・近接市町村への連絡
- 平塚市・二宮町・中井町 - 秦野駅から神奈川中央交通バス
- 小田原市・厚木市・伊勢原市・松田町・開成町 - 市内各駅から小田急小田原線
- 山北町・大井町 - 市内各駅から小田急小田原線で新松田駅へ。新松田駅から御殿場線
- 清川村 - 市内各駅から小田急小田原線で本厚木駅へ。本厚木駅から神奈川中央交通バス
都道府県庁への連絡
市内各駅から小田急線を利用して海老名駅へ。海老名駅から相鉄線を利用して横浜駅へ。横浜駅から根岸線か横浜市営地下鉄で関内駅へ、あるいはみなとみらい線を利用して日本大通り駅下車。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡
- 桜土手古墳公園
- 源実朝御首塚(みしるしづか)
- 延命地蔵
- 大日堂
- 白笹稲荷神社
- 波多野城址
- 秦野盆地湧水群(名水百選)
- 弘法の清水
- 若竹の泉
- 今泉名水桜公園
- 白泉寺のシダレザクラ
- 浄徳寺菖蒲園
- 震生湖
- 出雲大社相模分祠
- 弘法山公園
- 箱根大天狗山神社秦野大護摩会場
- 医王山東光寺(矢名薬師)
レジャー
祭り
- 白笹稲荷初午
- 弘法山桜まつり
- 鶴巻温泉まつり
- 秦野丹沢まつり(春、丹沢山開き)
- 秦野市商工まつり
- 曾屋神社(曽屋神社)(水神) – 例大祭、太鼓囃子、花火大会[1]
- 秦野たばこ祭
- 生産地としての歴史を記念して、9月の第4土・日に「秦野たばこ祭」が開催され、毎年30万人規模の見物客を集めているが、昨今の分煙・禁煙の風潮の中で「祭りの名前を変えるべきだ」との主張もある。ただし、実行委員会は300年の伝統・歴史を後生に残す祭りとして、その必要がないとしている。
出身の有名人
- 安居院義道(庄七:報徳運動家)
- 浅田有信(勇次郎:報徳運動家)
- 草山貞胤(篤農家)
- 関野作次郎(農業技術者)
- 前田夕暮(歌人)
- トーマス・栗原(俳優、映画監督)
- 菊地凛子(女優)
- 吉田栄作(俳優)
- 岩井小百合(歌手、女優)
- SUGIZO(LUNA SEA, X JAPAN)
- INORAN(LUNA SEA)
- J(LUNA SEA)
- 真矢(LUNA SEA)
- 淳士(SIAM SHADE)
- 山田和樹(指揮者)
- 原俊介(プロ野球選手、元読売ジャイアンツ)
- 日暮矢麻人(プロ野球選手、福岡ソフトバンクホークス)
- 河野諒祐(サッカー選手)
- 三平和司(サッカー選手)
- 久保寺瑞紀(ファッションモデル)
- 合田雅吏(俳優)
- 今成正和(格闘家)
- 坂井泉水(ZARD)
- 正木陶子(作家)
- 伊藤ゆき(ラジオパーソナリティ)
- 後藤果萌(女優)
- 新田渉世(元プロボクサー)
- 徳永暁人(音楽家)
- 谷鼎(歌人)
- 小形誠(作曲家)
- 岡元夕紀子(女優)
- 愛森泉(シンセサイザー奏者)
- 服部浩子(演歌歌手)
- 近田雄一(NHKアナウンサー)
- 庄司龍成(子役)
- 関忠則(格闘家)(空手家)
- 久保谷健一(プロゴルファー)
- 小泉光臣(日本たばこ産業社長)
- 岸井ゆきの(女優)
- Aya.(シンガーソングライター)
- 立石純子(タレント)(弾き語りシンガーソングライター)
- 山田涼介(Hey! Say! JUMP)
脚注
注釈
- ↑ 秦氏については、肌(はだ)に馴染む機(はた)を織る技術を持つ故に「はだ」と号したという説話がある。