秒速5センチメートル
秒速5センチメートル a chain of short stories about their distance | |
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監督 | 新海誠 |
脚本 | 新海誠 |
製作総指揮 | 新海誠 |
出演者 |
水橋研二 近藤好美 尾上綾華 花村怜美 水野理紗 寺崎裕香 |
音楽 | 天門 |
配給 | コミックス・ウェーブ |
公開 | 2007年3月3日 |
上映時間 | 63分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 1億円(推定)[1] |
『秒速5センチメートル』(びょうそく5センチメートル)は、日本の新海誠による2007年のアニメーション映画[2]。配給はコミックス・ウェーブ[3]。『雲のむこう、約束の場所』に続く、新海誠の第3作目の劇場公開作品にあたる。
題意は「桜の花びらが舞い落ちる速度」[4]。新海が監督、原作、脚本、絵コンテ、および演出までを手掛けた劇場作品で、惹かれ合っていた男女の時間と距離による変化を「桜花抄」、「コスモナウト」、ならびに「秒速5センチメートル」という短編3話の連作構成で描く[5]。全63分[6]。
アジアパシフィック映画祭「最優秀アニメ賞」やイタリア・フューチャーフィルム映画祭「ランチア・プラチナグランプリ」などの映画賞を受賞した[7]。
キャッチコピーは、どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。
Contents
来歴
公開に先立ち、「Yahoo!プレミアム」会員ならびに「Yahoo! BB」会員限定サービスとして、2007年、2月16日から3日間にわたって第1話「桜花抄」の無料配信が行われた[8]。3月3日に公開[9]。渋谷シネマライズを皮切りに、日本全国の単館系劇場で順次公開されることとなった[10]。
6月には米国における劇場配給権、ビデオグラム化権、および放映権の獲得をADVフィルムが発表。劇場公開中のアニメ映画のライセンス化がこのように日本国外で発表されるのは珍しいことであった[11]。国際映画製作者連盟、ユネスコ、およびCNNインターナショナルの共同運営によるアジア太平洋映画賞のアニメーション映画賞を同年に受賞[12]。さらにイタリアのフューチャーフィルム映画祭にて最高賞にあたる「ランチア・プラチナグランプリ」を受賞した[13]。
7月にコミックス・ウェーブ・フィルムからDVDが[14]、翌2008年にはBD版が発売された[15]。さらに初回限定生産という形式ながら、HD DVD版も発売された[16]。メディアファクトリー刊『ダ・ヴィンチ』誌上で新海自身の筆による同作の小説も連載され、2007年9月に『小説・秒速5センチメートル』として単行本化[17]。2010年には清家雪子作画の漫画版『秒速5センチメートル』が『月刊アフタヌーン』(講談社)誌上で7月号より連載開始[18]。翌2011年5月号にて完結、全2巻の単行本となった[19]。
2011年(11月)までに、BD/DVD合計10万本、小説版累計10万部、漫画版累計13万部を売り上げ、同年には多言語対応のインターナショナル版BDも発売されるに至った[20]。加納新太による小説版『秒速5センチメートル one more side』(エンターブレイン)も同年に発売[21]。2012年には17刷のロングセラーを記録していた『小説・秒速5センチメートル』がMF文庫ダ・ヴィンチから文庫化された[22]。
劇場公開7周年を迎えた2014年には、第1話「桜花抄」での遠野貴樹と篠原明里の最後の逢瀬の日付にあたる3月4日から2日間にわたり、監督・新海誠のツイッター上で各種制作資料が公開されるなどしている[23]。
2016年8月20日に、新海誠新作公開記念スペシャルとして、テレビ東京のサタ☆シネ (SATURDAY☆ CINEMA) で地上波放送された。
2017年には、新海誠特集と称して同監督の『言の葉の庭』に続いて3月16日にテレビ朝日系列で地上波放送された[24]。
ストーリー
物語は1990年代前半頃の東京の小学校を舞台に始まる[25]。
- 桜花抄(おうかしょう)
- 東京の小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は精神的に似通っており、互いに「他人にはわからない特別な想い」を抱き合っていた。クラスメイトたちのからかいを受けながらも一緒に時間を過ごすことが多かった2人だが、明里の父親の仕事の都合で小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、それきり会うことがなくなってしまう。貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木にいる明里から手紙が届く。それをきっかけに文通を重ねるようになる2人。
- しかし中学1年の終わりが近づいた頃(1995年)に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。鹿児島と栃木では絶望的に遠い。「もう二度と会えなくなるかもしれない……」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。約束をした3月4日、関東では大雪となり、貴樹の乗った列車は途中で何度も長い時間停車する。さらに、宇都宮線から両毛線への乗り換えの小山駅のホームで、明里に渡す手紙を風に飛ばされ紛失してしまう。貴樹には、遅れている列車をホームで待っていたり、停まった列車の中で運行再開を待っていたりすることしかできず、時間だけが流れていった。
- 深夜になって、ようやく貴樹は待ち合わせの岩舟駅に到着する。人気のない待合室で明里は待っていた。貴樹と明里は雪の降る中、桜の木の下で唇を重ね、近くの納屋の中で寄り添って夜を明かした。
- 翌朝、明里は駅で「貴樹くんはきっとこの先も大丈夫だと思う」と言って貴樹を見送った。明里も手紙を用意していたが、貴樹に手渡せなかった。貴樹は走り去る列車の中、彼女を守れるだけの力が欲しいと強く願いながら、いつまでも窓の外の景色を見続けていた。
- コスモナウト
- 1999年、 種子島の高校3年生・澄田花苗は、中学2年の春に東京から転校してきたクラスメイトの貴樹に恋をしていたが、その想いを伝えられずにいた。しかも、卒業を間近に控えながら自身の進路も決められず、趣味のサーフィンでも波の上に立つことができないというスランプに陥っていた。
- しかし、一つずつできることからやると決めてサーフィンに挑み、ついに波の上に立つことができた。今を逃せば二度と気持ちを打ち明けられないと思った花苗は、秘めていた自身の想いを貴樹に告げようと決心する。しかし、想いを告げようとした瞬間、貴樹から無言の圧力を感じた花苗は告白することができず、貴樹のやさしさを悲しく思いながら帰り道に泣き出してしまう。そしてその時、2人の後ろで打ち上がったロケットを見た花苗は、貴樹は花苗のことなど見ておらず、ずっと遠くにあるものを見つめているのを悟るのだった。
- 結局その日の帰り道、何も言えず告白を諦めた花苗は、貴樹への想いが一生成就しないことを分かっていながらも、これからもずっと貴樹のことをどうしようもなく好きなんだろうという想いを胸に、泣きながら眠った。
- 秒速5センチメートル
- 東京で社会人となった貴樹は高みを目指そうともがいていたが、それが何の衝動に駆られてなのかはわからなかった。ただひたすら仕事に追われる日々。3年間付き合っていた女性からは「1000回メールしても、心は1センチくらいしか近づけなかった」と言われ、自身の心が彼女に向いていないことを見透かされてしまう。貴樹自身も自分自身の葛藤から、若き迷いへと落ちてゆく。貴樹の心は今もあの中学生の雪の夜以来ずっと、自身にとって唯一の女性を追い掛け続けていたのだった。
- 2008年春のある日、会社を辞めた貴樹が小学生の頃に通っていた踏切を歩いていると、明里らしき女性とすれ違う。
- 踏切を渡り、彼と彼女がゆっくりと振り返るが、小田急線の急行列車がふたりの視界をふさいだ。
- 列車が通り過ぎると、そこに彼女の姿はなかった。
主な登場人物
- 遠野 貴樹(とおの たかき)
- 声 - 水橋研二
- 「桜花抄」「秒速5センチメートル」の主人公。家族は両親のみの一人っ子。小学3年生の春に、(小説版・漫画版では長野から)世田谷の小学校に親の仕事の都合で転校してきた。その1年後の春に、同じクラスに転校してきた明里と初めて出会う。ともに親が転勤が多く転校続きであったこと、体が弱く(漫画版では喘息の発作を起こしている描写がある)、外で大勢と遊ぶよりも図書館で本を読むことが好きだったことを共通点として親しくなる。性格は大人しいタイプだが、クラスメイトに自分との仲をからかわれて泣き出しそうになっていた明里を堂々と助けた。
- 種子島では、地球ではない惑星上で明里に似た女性と2人でいる夢をよく見ていて、宛先のない携帯メールを入力しては送信することなく消す行為を繰り返していた。中学1年時はサッカー部に、高校時代は弓道部に所属。
- 結局、明里への想いを引きずり過ぎたために他の女性と付き合っても破局を迎え、淡い想いも消えて行くことで物語は終わりを告げる。
- 篠原 明里(しのはら あかり)
- 声 - 近藤好美(第1話「桜花抄」) / 尾上綾華(第3話「秒速5センチメートル」)
- 貴樹の初恋の相手にあたる少女。貴樹の片想いではなく、幼いながらも両想いの仲であった。貴樹と同じく家族は両親のみの一人っ子。小学4年生の春に、(小説版・漫画版では静岡から)世田谷に親の仕事の都合で転校し、貴樹と同じクラスになる。貴樹と同じくこの頃は身体が弱く(漫画版ではさかあがりができない描写がある。また5年生の頃「すぐ熱出るの」という会話がある。)、外で遊ぶよりも図書館で本を読んでいることを好んでいた。そのため貴樹と親しくなるが、内向的な性格ゆえにクラスメイトに貴樹との仲をからかわれても受け流すことが出来なかった。そんな自分を常に守ってくれる貴樹に対して淡い恋心を抱く。
- 中学時代に部活をしているが、どの部活かは明らかにされていない(小説版・漫画版ではバスケットボール部とされている)。
- 「秒速5センチメートル」では貴樹への淡い想いを断ち切り、彼ではない別の男性と結婚する。
- 澄田 花苗(すみだ かなえ)
- 声 - 花村怜美
- 「コスモナウト」の主人公。3年1組12番に在籍(小説版では3組)。貴樹と種子島の中学で同じクラスになった少女。身長158センチメートル。家族は両親と、自身が通う高校の教師の姉(声 - 水野理紗)が1人いる。中学2年生の春、東京から転校してきた貴樹に他の男子とは違う雰囲気を感じ取り、恋心を抱くようになる。高校も貴樹と同じ場所にいたい一心で必死に勉強して合格を果たした。高校では貴樹が部活を終えるのを待って一緒に下校する間柄になったが、3年生になるまで告白することはできなかった。内面に情熱を秘めるタイプで、一途に貴樹を想い続けている。自分の将来が定まらないことに不安を感じ、得意のサーフィンでもずっと波の上に立てないというスランプ状態に陥っていた。自信を取り戻し、再び波の上に立てるようになったとき貴樹に告白しようと決意していたが、波に立てた当日、彼からの拒絶の態度を感じ取ってしまい、結局告白には至らなかった。けれども、貴樹が花苗では届かないような高みを目指しているのを悟りながらも、この先もずっと貴樹のことを好きだろうと思う一途さがある。
- 水野 理紗(みずの りさ)[注 1]
- 声 - 水野理紗[26][注 2]
- 貴樹と3年間付き合っていた女性。貴樹の退職などの理由もあり、「1000回にわたるメールのやり取りをしたとしても、心は1センチほどしか近づけなかった」と最後のメールに綴って破局した。
制作スタッフ
- 監督・脚本・原作・絵コンテ・演出・キャラクター原案・美術監督・色彩設計・撮影・編集・3DCGワーク・音響監督:新海誠
- 作画監督・キャラクターデザイン:西村貴世
- 美術:丹治匠・馬島亮子
- 音楽:天門
- アフレコ演出:三ツ矢雄二
- 主題歌:「One more time, One more chance」(山崎まさよし)
- 挿入歌:「君のいちばんに…」(第2話)
- 歌:LINDBERG
- 挿入歌:「あなたのための世界」(第2話)
- 歌:みずさわゆうき
- 制作・配給:コミックス・ウェーブ
アニメ版と小説版・漫画版の違い
小説版・漫画版の基本的な登場人物設定はアニメ版と差異がないが、登場人物それぞれの細かい行動等に若干の違いがある。
- 『小説・秒速5センチメートル』ではアニメ版と同様、主人公視点が1話・貴樹、2話・花苗、3話・貴樹となっていたのに対し、「one more side」では1話・明里、2話・貴樹、3話は明里・貴樹の両方の視点から描かれている。
- アニメ版では高校3年時の貴樹のクラスは不明、花苗は1組だが、『小説・秒速5センチメートル』では貴樹が1組の進学組、花苗が3組の商業科に在籍している。
- 「桜花抄」終盤で2人が互いに「渡そうとした手紙」はアニメ版では全文が見えずに内容が不明だが、小説版・漫画版ではそれぞれの手紙の内容が書かれている。
- 花苗から貴樹への告白について、アニメ版では貴樹が乗る飛行機を見送る際に「言えなかった「好き」という言葉も」という歌詞が被せられていたが、新海小説版・小説「one more side」版・漫画版ではいずれも空港で見送る際に貴樹に告白をしている。
- 水野理紗に関する設定が、小説版・漫画版のいずれもアニメ版に比べて非常に細かくされている。漫画版のみ貴樹から理紗と呼ばれている。なお、前述の兄がいるという設定は「one more side」のみ。
- 漫画版がストーリー上最もオリジナル要素が強く、花苗と貴樹の中学での出会いから高校と描写が細かくなっている。また、アニメ版の3話に相当する部分から大幅にアレンジがなされ、さらに本編が終了した後に初恋の相手である貴樹への想いを引きずったまま成人した花苗の完全オリジナルストーリーが組み込まれている。
登場する事物の名称・その他
- a chain of short stories about their distance
-
- 本作のサブタイトルであり、日本語に訳すと「彼らの距離についての連続した短編」となる。
- 両毛線
- 深宇宙探査機「ELISH(エリシュ)」
打ち上げ日時は1999年9月16日(金) 18:55-19:05 打ち上げ予備期間は 1999年9月12日ー12月22日。
- チョビ・ミミ
-
- 作中で登場する2匹の猫。作中では回想でチョビのみが登場しミミは名前のみ登場。
- 監督の新海自身、かなりの愛猫家とのことで、他の作品(『雲のむこう、約束の場所』および『猫の集会』)にも「チョビ」と言う名前の猫が登場している。
- コスモナウト
作品の舞台
第1話
- 参宮橋駅周辺(東京都新宿区) - 第1話「桜花抄」の冒頭場面の舞台
- 豪徳寺駅(東京都世田谷区) - 第1話「桜花抄」で登場
- 栃木県下都賀郡岩舟町(現・栃木県栃木市岩舟町) - 第1話「桜花抄」の舞台
- 小田急小田原線沿線
- 埼京線・宇都宮線・両毛線(新宿駅・武蔵浦和駅・大宮駅・久喜駅・野木駅・小山駅)
第2話
- 中種子町(鹿児島県)[32]
- 鹿児島県立中種子高等学校 - 主な舞台となった高校
第3話
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「桜花抄」の舞台となった115系電車・岩舟駅小山行き
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「桜花抄」の舞台となった岩舟駅の構内
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「コスモナウト」の舞台となった中種子町の国道58号
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「コスモナウト」の舞台となった中種子町の売店
『心霊の窓』騒動
2009年、中国の国営テレビ局・中国中央電視台が「感動の大作」と銘打ったアニメ『心霊の窓』の放映を開始。ストーリーや音楽は本作と全く接点がないものの、本作のカットと酷似した描写が作中に多数あり、背景の一部に本作の背景が使用されていたことにより盗作疑惑が持ち上がった[33]。やがて制作会社にあたる柳州藍海科技有限公司が剽窃の事実を認め、制作を委託していた下請け会社の行為によるものであったとの旨の見解を示すに至っている[34]。
批評
同年公開の映画『恋空』の監督でもあるドラマディレクターで映画監督の今井夏木いわく、「(アニメながら)完全に大人向けの作品」[35]。新海誠のファンでとりわけ本作の愛好者であるというお笑い芸人の田村淳は、「時間の流れが独特で、見終わった後に浄化された気分になる」と評する[36]。大韓民国・ウソク大学教授で詩人のアン・ドヒョンは、
“...舞い散る桜花にこぼれる雨の雫が織り成す叙情的風景、ほのかに迫る初恋の感覚、微細な変化をも敏にとらえる多感なふたりの駆け引きの様、時の流れゆく様を実感させる物語。まことに美しい映画です。” |
と評する[37]。米誌『バラエティ』の記者を務めるロニー・シャイブは、「圧倒的に緻密な描画の背景、そしてお粗末さすら感じさせる描画の登場人物。環境のもたらす運命に翻弄される登場人物達の非力な様をこれらの対比によって表現している。」としたうえで、「新海のこの新しい試みはアニメの可能性を飛躍的に拡張するものであった」と評した[38]。「アニメ・ニュース・ネットワーク」の記者を務めるセロン・マーティンは、
以上の評を寄せている[39]。
AV Watchによると、新海作品の魅力とされる映像美を踏襲し、『雲のむこう、約束の場所』から映像の美しさが一段と洗練されており、また、前作までの特徴であったSF要素が一切省かれ、“SFを廃した日常”というあくまで現実の日本を舞台にしたアニメーションにチャレンジしているとされる。それゆえ、“SFを廃した日常”という新しいテーマにチャレンジしていても、映画全体として新鮮味に乏しく、独白を主体としているため、キャラクターの心情が言葉で明示され、観客の推察が入り込む余地が少なく、一昔前に流行った「セカイ系」の作品同様、観る人によっては耐えられない青臭さや、正体不明の閉塞感を感じるかもしれず、良くも悪くも、感情移入できるか否かで評価の分かれる作品であるという[40]。
小説
- 新海誠(著)『小説 秒速5センチメートル』
- 単行本(メディアファクトリー、2007年11月刊)ISBN 978-4-8401-2072-2
- MF文庫ダ・ヴィンチ(メディアファクトリー、2012年10月刊)ISBN 978-4-8401-4857-3
- 角川文庫(KADOKAWA、2016年2月刊)ISBN 978-4-04-102616-8
- 新海誠(原作)、加納新太(著)『秒速5センチメートル one more side』
- 単行本(エンターブレイン、2011年6月刊)ISBN 978-4-04-727307-8
漫画
- 新海誠(原作)、清家雪子(漫画)『秒速5センチメートル』
- 単行本 1(講談社、2010年11月刊)ISBN 978-4-06-310711-1
- 単行本 2(講談社、2011年4月刊)ISBN 978-4-06-310739-5
脚注
注釈
出典
- ↑ “「君の名は。」が興行収入100億円突破、アニメ映画としては宮崎駿監督作品以外で初”. GIGAZINE. (2016年9月23日) . 2018閲覧.
- ↑ 『映画 アニメ 秒速5センチメートル』 - allcinema
- ↑ 『秒速5センチメートル』 - Movie Walker
- ↑ 『5 CENTIMETERS PER SECOND - Makoto Shinkai, Japan 2007』 - ベルゲン新聞 (ノルウェー語)
- ↑ 『秒速5センチメートル』 - 映画.com
- ↑ 『秒速5センチメートル』 - WOWOWオンライン
- ↑ 『『秒速5センチメートル』の新海誠監督、アニメーションという「天職」をつかむきっかけとは?』 2014年9月9日リクナビNEXTジャーナル
- ↑ 『新海誠「秒速5センチメートル」第1話、Yahoo!会員向けに期間限定配信』 2007年2月5日 BB Watch
- ↑ 『新海監督「秒速5センチメートル」、第1話がネットで無料先行配信 -2月16日から3日間。劇場公開初日は3月3日渋谷に決定』 2007年2月5日 AV Watch
- ↑ 『連作短編アニメーション「秒速5センチメートル」先行公開へ』 2007年3月1日 シブヤ経済新聞
- ↑ 『「秒速5センチメートル」早くも米国進出決定(6/23)』 2007年6月23日 animeanime.jp
- ↑ 『アジア太平洋映画賞 アニメーション映画賞に「秒速5センチメートル」』 2007年11月14日 animeanime.jp
- ↑ 『「秒速5センチメートル」イタリアの映画祭でグランプリ受賞』 2008年1月22日 animeanime.jp
- ↑ 『「ほしのこえ」の新海誠最新作、「秒速5センチメートル」がDVDで発売』 2007年7月20日 ASCII.jp
- ↑ 『秒速5センチメートル Blu-rayとHD DVDで発売決定』 2008年2月7日 animeanime.jp
- ↑ 『新海作品「秒速5センチメートル」等 HD DVDも発売』 2008年2月23日 animeanime.jp
- ↑ 『秒速5センチメートル > BOOK > 「小説・秒速5センチメートル (ハードカバー) 」 新海誠 (著)』 - 公式ウェブサイト
- ↑ 『5 Centimeters Per Second Gets Manga Adaptation』 2010年5月24日 アニメ・ニュース・ネットワーク (英語)
- ↑ 『『秒速5センチメートル(2) <完>』(清家雪子, 新海誠):アフタヌーンKC』 - 講談社コミックプラス
- ↑ 『新海誠監督作品『秒速5センチメートル』、インターナショナル版Blu-ray登場』 2011年11月17日 マイナビニュース
- ↑ 『【レビュー・書評】秒速5センチメートル one more side [原作]新海誠/[著]加納新太』 2011年6月22日 BOOK TIMES
- ↑ 『「小説・秒速5センチメートル」待望の文庫化 新海誠監督自身による小説版』 2012年10月25日 animeanime.jp
- ↑ 『「秒速5センチメートル」7周年、新海誠さんが制作資料を続々ツイート 各シーンの裏話も』 2014年3月7日 はてなニュース
- ↑ “新海誠作品をテレビ朝日で放送へ 『秒速5センチメートル』と『言の葉の庭』”. HUFFPOSTオリコンNewS (2017年2月27日). . 2017閲覧.
- ↑ 『‘Byosoku 5 Centimeters’ A budding talent's delicate vision』 マーク・シリング 2007年3月30日 ジャパン・タイムズ (英語)
- ↑ “『言の葉の庭』トークイベントのオフィシャルレポートが到着!”. アニメイトTV (2013年3月8日). . 2013閲覧.
- ↑ 27.0 27.1 『[山崎まさよし] 気鋭のアニメ作家・新海誠と対談』 2007年2月12日 音楽ナタリー
- ↑ 『流体力学で検証:桜の花の落ちるスピード「秒速5センチメートル」は正しいのか? (1/3)』 2015年4月1日 MONOist
- ↑ 『5 Centimeters Per Second』 2013年2月26日 トップ・ビデオニュース(キンダー・ウント・ユーゲントフィルムツェントルム) (ドイツ語)
- ↑ 30.0 30.1 “中学生の恋 見守った山”. 読売新聞. (2014年2月17日) . 2017閲覧.
- ↑ 旅と鉄道 増刊12月号『アニメと鉄道』125頁、山と渓谷社、2017年
- ↑ 「種子島にアニメ聖地の顔 地元コンビニ、作品舞台に」日本経済新聞 2015年1月28日。「中種子町」と明記はないが、作中店舗のモデルとなったコンビニ店が実名で紹介されている。
- ↑ 『国営テレビ局放映の“感動大作”アニメ、実は日本作品の丸パクリ―中国』 2009年9月2日 レコードチャイナ
- ↑ 『<続報>悪いのは下請け会社?!パクリ疑惑のアニメ制作会社が弁明―中国』 2009年9月5日 レコードチャイナ
- ↑ 『『秒速5センチメートル』』 - TOKYO FM・『スカパー! 日曜シネマテーク』
- ↑ 『秒速5センチメートル | ZIP!』 日本テレビ『ZIP!』 2013年5月17日 TVでた蔵
- ↑ 『[안도현의 발견] 초속 5센티미터』 安度眩 2014年4月1日 ハンギョレ (朝鮮語)
- ↑ 『Five Centimeters Per Second Review - Read Variety's Analysis Of The Movie Five Centimeters Per Second』 2008年3月6日 バラエティ (英語)
- ↑ 『5 Centimeters Per Second DVD - Review』 2008年5月31日 アニメ・ニュース・ネットワーク (英語)
- ↑ 『買っとけ! DVD 第243回:アニメの映像美、ここに極まる 新海監督の新境地?「秒速5センチメートル」』 2007年7月24日 AV Watch 2017年3月16日閲覧.
外部リンク
- 公式サイト
- 公式ブログ
- 「秒速5センチメートル」 - 新海の個人サイト内のページ。
- 新作・連作短編集 - 新海の旧個人サイト内のページ。
- | sub | s=0000000983213 | -7 }}/ Byôsoku 5 senchimêtoru - インターネット・ムービー・データベース(英語)
- 新海誠の『秒速5センチメートル』における放浪のイメージ - 早川恭只、成城大学、成城文藝第240号(2017.6)