石川町
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地理
町の中心部を流れる今出川は、北東の母畑(ぼばた)湖から流れる北須川と合流し、西へ向かう。南の浅川町から流れる社川と合流し北に流れ、町の北西端で阿武隈川と合流する。
- 河川 : 阿武隈川、社川、今出川、北須川
- 湖沼 : 母畑湖(千五沢ダムのダム湖)
隣接している自治体
歴史
- 太平洋戦争中、原子爆弾の材料となるウラン鉱石の採石地として知られた。勤労動員で多くの学生により採掘されたが、敗戦後GHQにより回収された。
- 1934年(昭和9年)12月4日 - 水郡線の磐城棚倉 - 川東間の開業に伴い、町内に磐城石川駅、野木沢駅が開業。
- 1953年(昭和28年)5月18日 - 国道118号が制定。
- 1955年(昭和30年)3月31日 - (旧)石川町、沢田村、野木沢村、母畑村、中谷村、山橋村が合併し、(現)石川町が誕生。
- 2013年(平成25年)3月13日 - 明治時代から約120年続いた石川家畜市場が閉鎖した。福島第一原子力発電所事故以後風評被害などで子牛の取引価格が下がり廃業や規模縮小の畜産農家がでて市場経営が立ちゆかないため[1]。
行政区域変遷
- 変遷の年表
石川町町域の変遷(年表) | ||
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年 | 月日 | 現石川町町域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行により、以下の町村がそれぞれ発足。[2][3] |
1893年(明治26年) | 2月3日 | 山橋村の一部(山白石)が分立し山白石村が発足。 |
1955年(昭和30年) | 3月31日 | 石川町・沢田村・野木沢村・母畑村・中谷村・山橋村が合併し石川町が発足。 |
1970年(昭和45年) | 西白河郡中島村の一部(滑津の一部)は石川町に編入。 |
- 変遷表
石川町町域の変遷表 | |||||||
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1868年 以前 |
明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||
石川郡 | 下泉町村 | 明治7年 石川村 |
石川町 | 昭和30年3月31日 石川町 |
石川町 | 石川町 | |
内槇村 | |||||||
外槇村 | |||||||
高田町村 | |||||||
沢井村 | 沢田村 | ||||||
赤羽村 | |||||||
新屋敷村 | |||||||
中野村 | 野木沢村 | ||||||
曲木村 | |||||||
塩沢村 | |||||||
母畑村 | 母畑村 | ||||||
湯郷渡村 | |||||||
北山村 | |||||||
双里村 | 中谷村 | ||||||
形見村 | |||||||
谷沢村 | |||||||
谷地村 | |||||||
坂路村 | |||||||
中田村 | 明治9年 中田村 | ||||||
上中田村 | |||||||
山形村 | 山橋村 の一部 | ||||||
板橋村 | |||||||
南山形村 | |||||||
北山形村 | |||||||
西白河郡 | 滑津村の一部 | 滑津村の一部 | 昭和30年1月1日 中島村 昭和45年 石川町に編入 |
統計データ
現在の町勢
- 総人口 - 18,921人(2005年)
- 世帯数 - 5,483世帯(2005年)
- 年少(15歳未満)人口率 - 13.3%(2005年)
- 高齢(65歳以上)人口率 - 25.6%(2005年)
- 昼間人口 - 20,140人(2000年)
- 労働力人口 - 10,566人(2000年)
- 第1次産業就業者数 - 1,310人(2000年)
- 第2次産業就業者数 - 4,186人(2000年)
- 第3次産業就業者数 - 4,659人(2000年)
- 農業産出額 - 3,290百万円(2004年)
- 製造品出荷額等 - 30,422百万円(2004年)
- 商業年間商品販売額 - 20,783百万円(2003年)
- 出典
- 総務省統計局『統計で見る市区町村のすがた2007』2007年
人口
石川町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
主な製造工場
主な商業施設
警察
郵便
郵便番号は、町内全域「963-78xx」になっている。
- 石川郵便局(集配局)
- 母畑郵便局
- 石川新町郵便局
- 沢田郵便局
- 野木沢郵便局
- 石川駅前通郵便局
- 矢造簡易郵便局
- 中谷簡易郵便局
- 山橋簡易郵便局
- 板橋簡易郵便局
電話
町内の電話番号は、市外局番が0247、市内局番が原則26ないし56となっている。
教育
高校
中学校
- 石川町立石川中学校
- 石川義塾中学校
小学校
- 石川町立石川小学校
- 石川町立沢田小学校
- 石川町立野木沢小学校
(平成27年度から統廃合され、石川町立母畑小学校、石川町立中谷第一小学校、石川町立中谷第二小学校、 石川町立山形小学校、石川町立南山形小学校は廃校となった。これらの小学校は石川小学校と統合になっている。)
特別支援学校
交通
町内で国道118号(旧・石川街道、水戸街道)と福島県道11号白河石川線・福島県道14号いわき石川線(旧・御斉所街道)が交差しており、またJR水郡線が南北に走る。北隣の玉川村までいけば、福島空港や、あぶくま高原道路から東北自動車道などが利用できる。
空港
鉄道
路線バス
道路
観光
- 母畑温泉
- 猫啼温泉
- 片倉温泉
- 塩ノ沢温泉
- 母畑レークサイドセンター
- 石尊山公園 - 石陽社記念碑やライトアップされた「光の塔」などがあり町を一望できる高台の公園
名所・旧跡
祭事・催事
- 石川桜祭り
- 石川きらら夏まつり
- 石都々古和氣神社例大祭 - 見所は最終日の夕刻。御上がりになる御神体を迎え、各町の神輿や屋台、山車が神前橋に集結。この瞬間、石川町の祭り熱は一気に上昇する。全ての祭礼が終了すると、南町のクリスタルロードにて石都祭盛会が主催するお神輿パレードが盛大に執り行われる。
- 八槻市
出身有名人
- 渋谷直蔵 - 政治家
- 若松謙維 - 公認会計士、参議院議員、元衆議院議員・元総務副大臣
- 小松寅吉・小林和平 - 狛犬などの製作で有名な石大工
- 鹿岡円平 - 東条英機内閣総理秘書官、海軍少将、巡洋艦「那智」艦長
- 滝川一夫 - 高等学校教諭、元自転車競技選手、ソウルオリンピック代表選手
- 深谷かほる - 漫画家、代表作としてドラマ化されたハガネの女などがある。
- 深谷陽 - 漫画家
- 桑沢篤夫 - 漫画家
- 津山洋子 - 歌手[4]
- 酒井俊幸 - 東洋大学陸上競技部駅伝監督
関連項目
脚注
外部リンク
典拠レコード: