目達原駐屯地
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目達原駐屯地(めたばるちゅうとんち、JGSDF Camp Metabaru)は、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町大字立野7番地に所在し、陸上自衛隊九州補給処等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。同駐屯地には他に目達原飛行場がある。また、かつては佐賀県警察のヘリコプター基地としても利用されていたが、現在は佐賀市の佐賀空港に移転している。
駐屯地司令は、陸上自衛隊九州補給処長が兼務。駐屯地業務隊はなく、駐屯地業務を九州補給処総務部が担当する[1]。
Contents
沿革
- 1943年(昭和18年):大日本帝国陸軍太刀洗陸軍飛行学校目達原分校として創立。陸軍特別攻撃隊の教育隊が置かれた。
- 1954年(昭和29年)
- 3月15日:目達原駐屯地開設。
- 6月30日:陸上自衛隊へ移管。[2]。
- 2008年(平成20年)3月24日:城野分屯地(九州補給処城野支処)の閉鎖により、九州補給処の倉庫が駐屯地内に移転。
- 2010年(平成22年)3月12日:戦闘ヘリコプターAH-64Dを1機配備。(JG-4509)
- 2011年(平成23年)3月:戦闘ヘリコプターAH-64Dを2機目を配備。(JG-4510)
- 2012年(平成24年)1月24日:駐屯地にある整備工場2棟が全焼する火事が発生。負傷者はなかった[3]。
- 2018年(平成30年)2月5日:第3対戦車ヘリコプター隊所属のAH-64Dが点検飛行開始直後に市内の民家に墜落、機長と副操縦士の2名が死亡。
駐屯部隊・機関
第4師団隷下部隊
西部方面総監直轄部隊・機関
- 陸上自衛隊九州補給処
- (西部方面通信群)
- (本部中隊)
- (映像伝送小隊)
- 空中伝送班
- (映像伝送小隊)
- (第102基地システム通信大隊)
- 第321基地通信中隊
- (本部中隊)
- (西部方面航空隊)
- 西部方面後方支援隊
- 本部付隊
- 第106全般支援大隊
- 第104不発弾処理隊
防衛大臣直轄部隊
- (警務隊)
- (西部方面警務隊)
- (第134地区警務隊)
- 目達原派遣隊
- (第134地区警務隊)
- (西部方面警務隊)
航空管制
TWR |
123.1MHz,126.2MHz,138.05MHz,139.8MHz,140.5MHz |
TWR以外の管制業務については、国土交通省福岡空港事務所が担当する。(福岡進入管制区)
創立記念行事
毎年10月に開催。アトラクションの一つとしてAH-1Sのフライトシミュレータ体験搭乗があり人気を博している。またダンボール着ぐるみガンダムが出現する。
最寄の幹線交通
- 高速道路:長崎自動車道東脊振IC
- 一般道:国道34号、国道385号、国道264号、佐賀県道31号佐賀川久保鳥栖線、佐賀県道・福岡県道133号坊所城島線、佐賀県道22号北茂安三田川線、佐賀県道48号佐賀外環状線
- 鉄道:JR九州長崎本線吉野ヶ里公園駅
- バス:西鉄バス目達原バス停 - 正門正面
- 港湾:三池港(重要港湾)
- 飛行場:佐賀空港(第三種空港)
重要施設
- 鳥栖貨物ターミナル駅(九州地方の最重要物流拠点の1つ)(佐賀県鳥栖市)
- 鳥栖流通業務団地(九州地方の最重要物流拠点の1つ)(佐賀県鳥栖市)
- 鳥栖ジャンクション(九州の最重要交通拠点の1つ)(佐賀県鳥栖市・福岡県小郡市・久留米市)
脚注
- ↑ http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/metabaru/soumu-bu.html
- ↑ “自衛隊法施行令(昭和29年6月30日政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. . 2016閲覧.
- ↑ “陸自目達原駐屯地で火災、工場2棟を全焼”. 読売新聞 (YOMIURI ONLINE). (2012年1月24日) . 2012-1-24閲覧.