白糠町

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ファイル:Shiranuka town center area Aerial photograph.1977.jpg
白糠町中心部周辺の空中写真。1977年撮影の6枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

白糠町(しらぬかちょう)は、北海道釧路総合振興局管内の白糠郡にある町。

町名の由来は、アイヌ語の「シラリ」(磯)、「カ」(上)、シラルカ、シラリイカなどから。

地理

釧路総合振興局西部に位置。距離は釧路市都心部から西に約30km。町域の東西を、東西へ飛び地になった釧路市に挟まれている。帯広市から東に約90km。

南部の太平洋沿岸に沿って東西に国道38号根室本線が走る。人口の多くも沿岸に集中する。

隣接している自治体

歴史

江戸以前

明治以降

財政

平成26年度決算による財政状況

(総務省)

行政

町長

  • 棚野孝夫(たなの たかお、2016年当選 6期目)

行政施設

  • 白糠町役場
    • 庶路支所

消防

かつて、本町と白糠郡音別町および阿寒郡阿寒町を管轄する釧路西部消防組合の本署が置かれていたが、2005年10月11日の釧路市新設合併に伴い釧路西部消防組合が解散、釧路市消防本部と統合した。現在、本町は釧路市に常備消防事務を委託している。

経済

産業

林業、漁業(シシャモなど)、工業、酪農が盛ん。かつては雄別炭礦の上茶路炭礦、明治鉱業庶路炭礦など複数の炭鉱が栄えた。現在いずれも閉鉱している。

町東部には釧路白糠工業団地が置かれ、軽工業と食品加工業の企業を中心に立地している。また、西庶路地区西部にも軽工業団地が置かれている。釧路市、白糠町全域が釧路・白糠次世代エネルギー特区に指定され、ジメチルエーテルの研究・供給拠点の集積を図っている。

農業では、鍛高地区でシソの生産が行われており、その地名はシソ焼酎「鍛高譚」(たんたかたん)の名に採られている。

立地企業

農協・漁協

金融機関

郵便局

  • 白糠郵便局(集配局)
  • 庶路郵便局(集配局)
  • 西庶路郵便局
  • 白糠幸簡易郵便局
  • 白糠橋北簡易郵便局
  • 茶路簡易郵便局
  • 縫別簡易郵便局
  • 北進簡易郵便局

宅配便

公共機関

警察

  • 釧路警察署白糠交番
  • 釧路警察署庶路駐在所
  • 釧路警察署西庶路駐在所

消防

姉妹都市・提携都市

地域

人口

白糠町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

2009年9月末現在

  • 総数 9,866人(男4,680人、女5,186人)
  • 世帯数 4,483世帯

教育

  • 特別支援学校
  • 高等学校
  • 中学校
    • 白糠町立白糠中学校
  • 小学校
    • 白糠町立白糠小学校
  • 小中学校・義務教育学校
    • 白糠町立茶路小中学校
    • 白糠町立庶路学園 - 庶路中学校と庶路小学校を統合し義務教育学校として2018年(平成30年)開校[1][2]
  • 大学施設
    • 京都大学北海道研究林白糠研究管理棟

閉校された学校

  • 縫別小中学校 (1991/03)
  • 北進小中学校 (2001/03)
  • 河原小中学校 (2007/03)

交通

空港

鉄道

根室本線 : 古瀬駅 - 白糠駅 - 西庶路駅 - 庶路駅

かつては国鉄白糠線が沿岸部の白糠駅から茶路川に沿って北進まで通っており、さらに螺湾地区を通って足寄まで延伸する計画があったが、1983年に廃止されている。

バス

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

文化財

重要無形民俗文化財

  • アイヌ古式舞踊 - 白糠アイヌ文化保存会

観光

祭り・イベント

  • 港in白糠大漁まつり(6月下旬)
  • 厳島神社例大祭(7月下旬)
  • カミングパラダイス(9月中旬)

郷土芸能

  • 白糠駒踊り
  • 白糠駒太鼓
  • アイヌ古式舞踊

名産品

出身有名人

脚注

  1. 「庶路学園・庶路こども園」完成! (PDF)”. 白糠町. . 2018閲覧.
  2. 庶路学園・庶路こども園 開校式 (PDF)”. 白糠町. pp. 2 - 4. . 2018閲覧.

外部リンク