男爵
男爵(だんしゃく、英: baron)は、爵位の一つである。古代中国と近代日本で用いられ、子爵の下位に相当する[1]。ヨーロッパ諸国の最下位の貴族称号の日本語・中国語訳にも用いられ、イギリスのbaronの訳にはこの語が用いられる。
Contents
古代中国の男爵
西周時代に設置された爵について、『礼記』には「王者之制緑爵。公侯伯子男凡五等」とあり、五つある爵の最下級に位置づけている[2]。一方で『孟子』万章下には「天子之卿、受地視侯、大夫受地視伯、元士受地視子男。」とあり、天子を爵の第一とし、子男をひとまとめにしている[3]。『礼記』・『孟子』とともに男、もしくは子男は五十里四方の領地をもつものと定義している[3]。また『春秋公羊伝』には「天子は三公を公と称し、王者之後は公と称し、其の余大国は侯と称し、小国は伯・子・男を称す」という三等爵制が記述されている[4]。金文史料が検討されるようになって傅期年、郭沫若、楊樹達といった研究者は五等爵制度は当時存在せず、後世によって創出されたものと見るようになった[5]。王世民が金文史料を検討した際には公侯伯には一定の規則が存在したが、子男については実態ははっきりしないと述べている[6]。貝塚茂樹は『春秋左氏伝』を検討し、五等爵は春秋時代末期には存在していたとしたが、体系化された制度としての五等爵制度が確立していたとは言えないと見ている[7]。
主要な中国の男爵
昭公13年には晋による平丘の会が開かれ、鄭の君主も招かれた。鄭の君主は本来は「伯」であったが、本来下位にある許と同列の「男」を称して覇者に対する貢納の負担を免れようとした[7]。
日本の男爵
明治以降の華族制度において創設され、最下位の爵位とされた。以下のような人々が男爵位を与えられた。
- 公家
- 維新後華族に列せられたる者。すなわち明治以降に分家した家(26家)と、廃仏毀釈の風潮の中で還俗した公家出身の興福寺の僧侶(いわゆる奈良華族、26家)がこれにあたる。さらにいわゆる地下家の中でもことに家格が高かった押小路家と壬生家の2家、及び公家出身で維新に功績のあった玉松操の子孫である玉松家(閑院流出身)、太宰府天満宮宮司で高辻家傍流とされる西高辻家にも特に男爵が与えられている。
- 武家
- 維新後華族に列せられたる者。すなわち明治以降に大名家から分家した家(35家)がこれにあたる。その他、御三家御附家老として1万石以上を領していた紀伊田辺藩安藤家、美濃今尾藩竹腰家、常陸松岡藩中山家、尾張犬山藩成瀬家(後に子爵)、紀伊新宮藩水野家の5家、交代寄合のうち維新時に現米1万石以上であった播磨福本藩池田家、出羽矢島藩生駒家、大和田原本藩平野家、常陸志筑藩本堂家、備中成羽藩山崎家、但馬村岡藩山名家の6家、長州藩の支藩とされてきた周防岩国藩吉川家(後に子爵)の計11家も、「江戸時代以前は藩とは見なされなかったが明治以後に華族になった」と見なして男爵を与えられた。また戊辰戦争で改易された上総請西藩林家は士族から再度華族に列せられたという扱いで男爵を授爵されている。
- また維新時の功績などといった名目により、大藩の家老家のうちかなりの数が「国家に勲功ある者」として男爵を授けられているが、これらの叙爵は旧諸侯・新諸侯に比べて遅れている。また徳島藩筆頭家老稲田家、仙台藩家老の亘理伊達家は北海道開拓に功績があったとして男爵を与えられている。越前福井藩松平家の家老であった本多家(2万石)は士族とされたが、明治3年(1870年)には旧家臣・領民らによる華族への取り立てを求めた武生騒動が起きている。当時の当主本多副元が華族に列せられたのは、明治12年(1884年)のことである。
- 神職・僧職
- 特に内規としてあてはまるものはなかったが、各地の神職のうち特に古い家柄のもの(伊勢神宮荒木田家・河辺家、同外宮松木家、阿蘇神社阿蘇家、宇佐神宮到津家・宮成家、日御碕神社小野家、物部神社金子家、日前・国懸両神宮紀家、出雲大社北島家・千家家、熱田神宮千秋家、住吉大社津守家、英彦山天台修験座主高千穂家。太字は国造家)、及び僧職のうち血縁によって職を世襲している家(浄土真宗木辺派管長木辺家、同渋谷派管長渋谷家、同高田派管長常盤井家、同興正派管長華園家)は華族に列せられた。このうち東西本願寺の大谷家は伯爵となり、それを除く18家は男爵とされた。
- 新華族
- 国家に勲功ある者。政治家・官僚・軍人以外に、三井家、住友家、鴻池家、岩崎家のような実業家にも男爵が与えられた。なお、政治家系の新華族は、華族令当初に遅れた場合も、男爵を飛ばして子爵などから叙爵されたケースも多い(桂太郎、陸奥宗光ら)。
- 旧南朝の功臣
- 菊池武臣、五条頼定、名和長恭、南部行義、新田俊純などが南朝の功臣の子孫であることを理由に新たに華族に列せられ、男爵を与えられた。
日本においては公爵、伯爵と並んで知名度の高い爵位であり、文学作品、漫画などにも多くの男爵が登場する。その多くは大礼服よりも伝統的なスーツや乗馬服をまとった紳士風の人物として描かれており、貴族というよりは上位の紳士の称号として認識されている感が強い。
主な日本の男爵
- 青山胤通 - 東京帝国大医科大学校長
- 伊丹重賢 - 錦鶏間祗候・勲一等瑞宝章
- 渡辺清 - 錦鶏間祗候・勲一等瑞宝章
- 幣原喜重郎 - 第44代内閣総理大臣、第40代衆議院議長、従一位勲一等旭日桐花大綬章
- 川崎正蔵 - 神戸川崎財閥創立者、貴族院議員
- 橋本綱常 - 陸軍軍医総監、陸軍省医務局長、東京大学教授。医学博士。
- 小池正直 - 陸軍軍医総監、貴族院議員。
- 高木兼寛 - 海軍医務局長・海軍軍医総監。東京慈恵会医科大学の創設者。脚気の撲滅に尽力し、「麦飯男爵」と呼ばれた。
- 福原実 - 陸軍少将勲一等瑞宝章・錦鶏間祗候
- 西竹一 - 陸軍大佐、戦車二十一連隊長、ロサンゼルスオリンピック馬術障害飛越競技金メダリスト。「バロン西」と呼ばれ、親しまれた。
- 前田正名 - パルプ会社の前田製紙を設立したほか、阿寒湖畔3,859ha、富士朝霧高原300ha、宮崎200haを所有し、国立公園の設立維持保全に貢献。現在の財団法人前田一歩園財団に至る。
- 村田経芳 - 薩摩藩士、陸軍少将、日本陸軍の最初の国産小銃「村田銃」発明者。
- 本庄繁 - 陸軍大将、侍従武官長、満洲事変当時の関東軍司令官。
- 大角岑生 - 海軍大将、五・一五事件、二・二六事件当時の海軍大臣。
- 北里柴三郎 - 医学者・細菌学者。北里大学の創設者。医療行政や衛生行政の面でも大きな業績を残す。
- 鈴木貫太郎 - 第42代内閣総理大臣、枢密院議長、侍従長、海軍軍令部長、連合艦隊司令長官、海軍大将
- 鮫島具重 - 海軍中将、戦艦長門艦長。
- 大倉喜七郎 - ホテルオークラ創業者
- 滋野清武 - 日本人初のエース・パイロット。第一次世界大戦でフランス陸軍航空隊に所属。「バロン滋野」と呼ばれる。
イギリスの男爵
男爵と訳される貴族称号を英語ではバロン (baron) という。バロンの女性形はバロネス (baroness) で、イギリスの制度では男爵の妻(男爵夫人)や男爵の爵位をもつ女性(女男爵)に用いる。
イングランドでは13世紀頃までbaronという言葉は、貴族称号ではなく直属受封者(国王から直接に封土を受ける臣下)を意味する言葉だった。そのためその数は非常に多かったが、13世紀から14世紀にかけて大baronのみを貴族とし、小baronは騎士層として区別するようになりはじめ、baronという言葉も国王から議会招集令状を受けてイングランド議会に出席し、それによって貴族領と認められた所領を所有する貴族を意味するようになっていった[8][9]。
さらにヨーロッパ大陸から輸入された公爵(duke)、侯爵(marquess)、子爵(viscount)が貴族領の有無・大小と関わりなく国王勅許状(letters patent)によって与えられる貴族称号として登場してくると、baronも所領保有の有無にかかわらず勅許状によって与えられる最下位の貴族称号(「男爵」と訳される性質のもの)へと変化した[10][9]。勅許状による称号としての男爵(baron)位を最初に受けたのは1387年にキッダーミンスター男爵(Baron of Kidderminster)に叙されたジョン・ド・ビーチャムである[10]。
スコットランド貴族では、ロード・オヴ・パーラメント(議会の卿)がイングランドにおける男爵位に相当する。スコットランドにおいてはbaronという言葉はずっと直属受封者の意味であり続け、国王から貴族称号をもらっていない地主を含んだ[11]。ジェームズ1世の治世下の1428年に小baronはスコットランド議会に招集されなくなり、同じ頃から裕福なbaronがロード・オブ・パーラメントに叙されて議席を持つようになったのがその始まりである[12]。
1958年の一代貴族法によって制定された一代貴族は、全員が男爵位である。ただしその男爵位は世襲できない[13]。
イギリスでは男爵を通常「Baron ○○(○○男爵)」とは呼ばず、「Lord ○○(○○卿)」と呼ぶが(子爵、伯爵、侯爵も同様に称することができるが、男爵はそれ以上に多くそう呼ばれる)、これはbaronがもともと直接受封者を意味する言葉だったことによる[10]。その「○○」は家名(姓・名字)ではなく爵位名である。例えばアシュバートン男爵の現当主は第7代アシュバートン男爵ジョン・ベアリングであるが、家名はベアリング家なのである。ただしロスチャイルド男爵ロスチャイルド家のように、爵位名と家名が同一である例も少なくはない。
また、日本の華族と違い、欧州貴族は同一人が複数の爵位を持つ場合が多い。その場合、所持する爵位のうち最高位のものを名乗り、他は「従属爵位」とされる。男爵の場合当てはまらないが、嫡男(法定推定相続人)が従属爵位のうち一つを儀礼称号として名乗る。
男爵の妻はLady(レディ)を冠して呼ばれる。女男爵はBaroness(バロネス)あるいはLadyを冠して呼ばれる。女男爵の夫には何も敬称は冠せられない。男爵の息子および娘はThe Honourable のあとにファーストネーム+ラストネームをつけて呼ばれる[14]。
現存する世襲男爵家
イングランド貴族
- ド・ロス男爵 (1264年) マクスウェル家
- モウブレー男爵 (1283年), セグレイブ男爵 (1295年) ストートン男爵 (1448年) ストートン家
- ヘイスティングス男爵 (1295年) アストレイ家
- フィッツウォーター男爵 (1295年) プランプター家
- クリントン男爵 (1299年) クリントン家
- ド・クリフォード男爵 (1299年) ラッセル家
- ゾウチ男爵 (1308年) フランクランド家
- ウィロウビー・ド・アーズビー男爵 (1313年) ヒースコート=ドラモンド=ウィロウビー家
- ストラボルギー男爵 (1318年) ケンワージー家
- デイカー男爵 (1321年) ダグラス=ヒューム家
- ネイスのダーシー男爵 (1332年) イングラムズ家
- クロムウェル男爵 (1375年) ベウィッケ=コプリー家
- カモイズ男爵 (1383年) ストーナー家
- コッドナーのグレイ男爵 (1397年) コーンウォール=リー家
- バークリー男爵 (1421年) ギーターボック家
- ラティマー男爵 (1432年) マネー=クーツ
- ダドリー男爵 (1440年) ウォレス家
- セイ=セレ男爵 (1447年) ファインズ家
- バーナーズ男爵 (1455年) カーカム家
- ハーバート男爵 (1461年) サイフリッド=ハーバート家
- ウィロウビー・ド・ブローク男爵 (1491年) ヴァーニー家
- ハロウデンのヴォークス男爵 (1523年) ギルビー家
- ブレイ男爵 (1529年) オーブリー=フレッチャー家
- バーグ男爵 (1529年) バーグ家
- ウォートン男爵 (1544年) ロバートソン家
- ブレットソーのセント・ジョン男爵 (1559年) セント・ジョン家
- ハワード・ド・ウォルデン男爵 (1597年) チェルニン家
- ピーター男爵 (1603年) ピーター家
- ドーマー男爵 (1615年) ドーマー家
- ティナム男爵 (1616年) ローパー=カーゾン家
- ストレンジ男爵 (1628年) ドラモンド・オブ・メギンチ家
- スタッフォード男爵 (1640年) フィッツハーバート家
- バイロン男爵 (1643年) バイロン家
- ルーシャス男爵 (1663年) ディングウォール卿 (1609年、スコットランド) パーマー家
- アーリントン男爵 (1664年) フォーウッド家
- チャッドリーのクリフォード男爵 (1672年) クリフォード家
- バーナード男爵 (1698年) ヴェイン家
スコットランド貴族
- フォーブス卿 (1442年) フォーブス家
- グレイ卿 (1444年) キャンベル=グレイ家
- ソルトーン卿 (1445年) フレイザー家
- シンクレア卿 (1449年) シンクレア家
- ボースウィック卿 (1452年) ボースウィック家
- ラヴァト卿 (1464年) フレイザー家
- センピル卿 (1488年) センピル家
- テレグルズのヘリーズ卿 (1490年) マンフォード家
- エルフィンストン卿 (1510年)/エルフィンストン男爵(連合王国、1885年) エルフィンストン家
- トフィチェン卿 (1564年) サンディランズ家
- キンロス卿 (1602年) フリーマン=グレンヴィル家
- バーリーのバルフォア卿 (1607年) ブルース家
- ネイピア卿 (1627年)/エトリック男爵 (連合王国, 1872年) ネイピア家
- キャメロンのフェアファックス卿 (1627年) フェアファックス家
- リーイー卿 (1628年) マッカイ家
- エリバンク卿 (1643年) アースキン=マレー家
- ベルハーヴェン=スティントン卿 (1647年) ハミルトン家
- ロロ卿 (1651年) ロロ家
- ポルワース卿 (1690年) ヘプバーン=スコット家
グレートブリテン貴族
- ミドルトン男爵 (1712年) ウィロビー家
- ウォルポール男爵 (1723年) ウォルポール家
- モンソン男爵 (1728年) モンソン家
- ボストン男爵 (1761年) ボテラー家
- ヴァーノン男爵 (1762年) ヴァーノン=ハーコート家
- ディグビー男爵 (1765年) ディグビー家
- ホーク男爵 (1776年) ホーク家
- ブラウンロー男爵 (1776年) カスト家
- フォーリー男爵 (1776年) フォーリー家
- ダインバー男爵 (1780年) リース家
- ウィルシンガム男爵 (1780年) ド・グレイ家
- バゴット男爵 (1780年) バゴット家
- サウサンプトン男爵 (1780年) フィッツロイ家
- グラントリー男爵 (1782年) ノートン家
- ロドニー男爵 (1782年) ロドニー家
- サマーズ男爵 (1784年) サマーズ=コックス家
- サフィールド男爵 (1786年) ハーバード=ハモンド家
- ケニオン男爵 (1788年) ティレル=ケニオン家
- ブレイブルック男爵 (1788年) ネヴィル家
- サーロー男爵 (1792年) サーロー=カミング=ブルース家
- オークランド男爵 (1793年) イーデン家
- キャリントン男爵 (1796年) キャリントン家
- ボルトン男爵 (1797年) オード=ポーレット家
- リルフォード男爵 (1797年) ポウィス家
アイルランド貴族
- キングセール男爵 (1340年?) ド・クルシー家
- ダンセイニ男爵 (1439年?) プランケット家
- トリムレストン男爵 (1462年) バーンウェル家
- ダンボイン男爵 (1541年) バトラー家
- ラウス男爵 (1541年) プランケット家
- インチクィン男爵 (1543年) オブライエン家
- ディグビー男爵 (1620年) ディグビー家
- カーベリー男爵 (1715年) エヴァンズ=フリーク家
- エイルマー男爵 (1718年) エイルマー家
- ファーンハム男爵 (1756年) マクスウェル家
- ライル男爵 (1758年) ライソート家
- ニューバラ男爵 (1776年) ウィン家
- マクドナルド男爵 (1776年) マクドナルド家
- ケンジントン男爵 (1776年) エドワーディス家
- マシー男爵 (1776年) マシー家
- マスケリー男爵 (1781年) ディーン家
- シェフィールド男爵 (1783年), アルダリーのスタンリー男爵 (連合王国, 1839年)/エディスベリー男爵 (連合王国, 1848年) スタンリー家
- キルメイン男爵 (1789年) ブラウン家
- ウォーターパーク男爵 (1792年) キャヴェンディッシュ家
- グレイヴス男爵 (1794年) グレイヴス家
- ハンティングフィールド男爵 (1796年) バンネック家
- ロスモア男爵 (1796年) ウェステンラ家
- ハザム男爵 (1797年) ハザム家
- クロフトン男爵 (1797年) クロフトン家
- フレンチ男爵 (1798年) フレンチ家
- ヘンリー男爵 (1799年)/ノーシントン男爵 (連合王国,1885年) イーデン家
- ラングフォード男爵 (1800年) ローリー=コンウェイ家
- ダファリン=クランボイ男爵 (1800年) ブラックウッド家
- ヘニカー男爵 (1800年)/ハーティスミア男爵 (連合王国,1886年) ヘニカー=メージャー家
- ヴェントリー男爵 (1800年) モリンズ家
- ダンオーリー男爵 (1800年) プリティー家
- クランモリス男爵 (1800年) ビンガム家
- アッシュタウン男爵 (1800年) トレンチ家
- レンドルシャム男爵 (1806年) テルソン家
- カスルメーン男爵 (1812年) ハンコック家
- デシーズ男爵 (1812年) ベレスフォード家
- ガーバー男爵 (1818年) カニング家
- マラハイドのタルボット男爵 (1831年) アランデル家
- カリュー男爵 (1834年, 連合王国 1838年) コノリー=カリュー家
- オレンモア=ブラウン男爵 (1836年)/ミアワース男爵 (連合王国, 1926年) ブラウン家
- ベリュー男爵 (1847年) ベリュー家
- ファーモイ男爵 (1856年) ロッシュ家
- ラスドネル男爵 (1868年) マクリントック=バンバリー家
連合王国貴族
- エレンバラ男爵 (1802年) ロー家
- マナーズ男爵 (1807年) マナーズ家
- チャーチル男爵(1815年) スペンサー家
- ハリス男爵 (1815年) ハリス家
- レイヴンズワース男爵 (1821年) リデル家
- デラメール男爵 (1821年) チヤムリー家
- フォレスター男爵 (1821年) ウェルド=フォレスター家
- レイリー男爵 (1821年) ストラット家
- ギフォード男爵 (1824年) ギフォード家
- フェバーシャム男爵 (1826年) ダンクーム家
- シーフォード男爵 (1826年) エリス家
- プランケット男爵 (1827年) プランケット家
- ヘイティーズベリー男爵 (1828年) ア・コート家
- スケルマーズデール男爵 (1828年) ブートル=ウィルブラハム家
- ウィンフォード男爵 (1829年) ベスト家
- キルマーノック男爵 (1831年) ボイド家
- ポルティモア男爵 (1831年) バンプフィルド家
- モスティン男爵 (1831年) モスティン家
- ド・ソーマレズ男爵 (1831年) ソーマレズ家
- デンマン男爵(1834年) デンマン家
- アビンガー男爵 (1835年) スカーレット家
- アシュバートン男爵 (1835年) ベアリング家
- ハザートン男爵 (1835年) リトルトン家
- ストラセデン=キャンベル男爵 (1836年) キャンベル家
- ド・モーリー男爵 (1838年) ポンソンビー家
- ロッテスリー男爵 (1838年) ロッテスリー家
- サドリー男爵 (1838年) ハンブリー=トレーシー家
- マスーアン男爵 (1838年) マスーアン=キャンベル家
- リー男爵 (1839年) リー家
- ブランドンのモンティーグル男爵 (1839年) スプリング=ライス家
- コングルトン男爵 (1841年) パーネル家
- ヴィヴィアン男爵 (1841年) ヴィヴィアン家
- ロンデスバラ男爵 (1850年) デニソン家
- ド・フレイン男爵 (1851年) フレンチ家
- ラグラン男爵 (1852年) サマセット家
- ベロッパー男爵 (1856年) ストラット家
- チェシャム男爵 (1858年) キャヴェンディッシュ家
- チャーストン男爵 (1858年) ヤード=ブラー家
- ルコンフィールド男爵 (1859年)/エグルモント男爵 (1963年) ウィンダム家
- ライヴデン男爵 (1859年) ヴァーノン家
- ブロアム=ヴォー男爵 (1860年) ブロアム家
- ウェストベリー男爵 (1861年) ベセル家
- アナリー男爵 (1863年) ホワイト家
- ノースブルック男爵 (1866年) ベアリング家
- ヒルトン男爵 (1866年) ジョリフ家
- ペンリン男爵 (1866年) ダグラス=ペナント家
- オニール男爵 (1868年) チチェスター家
- マグダラのネイピア男爵 (1868年) ネイピア家
- ローレンス男爵 (1869年) ローレンス家
- アクトン男爵 (1869年) ライオン=ダルバーグ=アクトン家
- ウォルヴァートン男爵 (1869年) グリン家
- オハーガン男爵 (1870年) ストレイチー家
- サンドハースト男爵 (1871年) マンスフィールド家
- アバーデア男爵 (1873年) ブルース家
- モンクリフ男爵 (1874年) モンクリフ家
- コールリッジ男爵 (1874年) コールリッジ家
- コッテルロー男爵 (1874年) フレマントル家
- ハンプトン男爵 (1874年) パッキントン家
- ハーレック男爵 (1876年) オームズビー=ゴア家
- トルマッシュ男爵 (1876年) トルマッシュ家
- ジェラルド男爵 (1876年) ジェラルド家
- サックヴィル男爵 (1876年) サックヴィル=ウェスト家
- ノートン男爵 (1878年) アダレイ家
- トレヴァー男爵 (1880年) ヒル=トレヴァー家
- ブラボーン男爵 (1880年) ナッチブル家
- アムトヒル男爵 (1881年) ラッセル家
- ダーウェント男爵 (1881年) ヴァンデン=ベンデ=ジョンストン家
- ホスフィールド男爵 (1881年) タフトン家
- テニソン男爵 (1884年) テニソン家
- ストラスペイ男爵 (1884年) グラント家
- モンク・ブレットン男爵 (1884年) ドッドソン家
- ノースボーン男爵 (1884年) ジェイムズ家
- ロスチャイルド男爵 (1885年) ロスチャイルド家
- レヴェルストーク男爵 (1885年) ベアリング家
- モンクスウェル男爵 (1885年) コリアー家
- アシュボーン男爵 (1885年) ギブソン家
- セント・オズヴァルド男爵 (1885年) ウィン家
- ボーリューのモンタギュー男爵 (1885年) ダグラス=スコット=モンタギュー家
- ヒンドリップ男爵 (1886年) オールソップ家
- グリムソープ男爵 (1886年) ベケット家
- ダルゼルのハミルトン男爵 (1886年) ハミルトン家
- セント・レヴァン男爵 (1887年) セント・オービン家
- ベイジング男爵 (1887年) スクレーター=ボース家
- ド・ラムジー男爵 (1887年) エイルウィン=フェローズ家
- アディントン男爵 (1887年) ハバード家
- サヴィル男爵 (1888年) ラムリー=サヴィル家
- アシュコーム男爵 (1892年) キュービット家
- クローショー男爵 (1892年) ブルックス家
- ハックニーのアマースト男爵 (1892年) セシル家
- ニュートン男爵 (1892年) リー家
- ダンリース男爵 (1892年) マルホランド家
- スウォンジー男爵 (1893年) ヴィヴィアン家
- ハンズドンのアルデンハム男爵 (1896年) ギブス家
- ホルムパトリック男爵 (1897年) ハミルトン家
- バートン男爵 (1897年) ベイリー家
- グレイナスク男爵 (1899年) ベイリー家
- クランワース男爵 (1899年) ガードン家
- エーヴベリー男爵 (1900年) ラボック家
- キラニン男爵 (1900年) モリス家
- マウント・ロイヤルのストラスコーナ男爵 (1900年) ハワード家
- キンロス男爵 (1902年) バルフォア家
- シャトルワース男爵 (1902年) ケイ=シャトルワース家
- グレンフェル男爵 (1902年) グレンフェル家
- リーズデール男爵 (1902年) ミットフォード家
- バーナム男爵 (1903年) ローソン家
- ビダルフ男爵 (1903年) ビダルフ家
- ダンビーのリッチー男爵 (1905年) リッチー家
- ヘムヒル男爵 (1906年) マーティン=ヘムヒル家
- ジョイシー男爵 (1906年) ジョイシー家
- ナンバーンホルム男爵 (1906年) ウィルソン家
- スウェイスリング男爵 (1907年) モンタギュー家
- ブライス男爵 (1907年) ブレイス家
- マーチャムリー男爵 (1908年) ホワイトリー家
- ゴーエル男爵 (1909年) バーンズ家
- フィッシャー男爵 (1909年) フィッシャー家
- キルブラッケン男爵 (1909年) ゴドリー家
- ペンズハーストのハーディング男爵 (1910年) ハーディング家
- ド・ヴィリアーズ男爵 (1910年) ド・ヴィリアーズ家
- グレンコナー男爵 (1911年) テナント家
- アバーコンウェイ男爵 (1911年) マクラーレン家
- マーサー男爵 (1911年) トレヴァー=ルイス家
- ロワーレン男爵 (1911年) コーベット家
- ハイドのアシュトン男爵 (1911年) アシュトン家
- レイブンズデール男爵 (1911年) モズレー家
- ホレンデン男爵 (1912年) ホープ=モーレイ家
- パーモア男爵 (1914年) クリップス家
- ライエル男爵 (1914年) ライエル家
- カンリフ男爵 (1914年) カンリフ家
- レンベリー男爵 (1915年) バックリー家
- ファーリンドン男爵 (1916年) ヘンダーソン家
- ショーネシー男爵 (1916年) ショーネシー家
- ラスクリーダン男爵 (1916年) ノートン家
- サマーレイトン男爵 (1916年) クロスリー家
- カーノック男爵 (1916年) ニコルソン家
- ビーヴァーブルック男爵 (1917年) エイトケン家
- ゲインフォード男爵 (1917年) ピース家
- フォーティヴィオット男爵 (1917年) デュワー家
- コルウィン男爵 (1917年) ハミルトン=スミス家
- ジスバラ男爵 (1917年) シャロナー家
- モリス男爵 (1918年) モリス家
- カウリー男爵 (1918年) カウリー家
- テリントン男爵 (1918年) ウッドハウス家
- グレナーサー男爵 (1918年) アーサー家
- フィリモア男爵 (1918年) フィリモア家
- インヴァーフォース男爵 (1919年) ヴィアー家
- シンハ男爵 (1919年) シンハ家
- カルツのコクラン男爵 (1919年) コクラン家
- クルーイド男爵 (1919年) ロバーツ家
- リヴァプールのラッセル男爵 (1919年) ラッセル家
- スウィンフェン男爵 (1919年) スウィンフェン=イーディ家
- メストン男爵 (1919年) メストン家
- アシュボーンのカレン男爵 (1920年) コケイン家
- トレヴェシン男爵 (1921年)/オークシー男爵 (1947年) ローレンス家
- グレンディーネ男爵 (1922年) ニヴィソン家
- マントン男爵 (1922年) ワトソン家
- フォレス男爵 (1922年) ウィリアムソン家
- ヴェスティー男爵 (1922年) ヴェスティー家
- ボーウィック男爵 (1922年) ボーウィック家
- マクレイ男爵 (1922年) マクレイ家
- ベセル男爵 (1922年) ベセル家
- ダーリング男爵 (1924年) ダーリング家
- ソウザンのバンベリー男爵 (1924年) バンベリー家
- メリベール男爵 (1925年) デューク家
- ブラッドベリー男爵 (1926年) ブラッドベリー家
- グリーンウェイ男爵 (1927年) グリーンウェイ家
- ヘイター男爵 (1927年) チャブ家
- コーンウォリス男爵 (1927年) コーンウォリス家
- デアズベリー男爵 (1927年) グリーンオール家
- ラクソール男爵 (1928年) ギブズ家
- メルチェット男爵 (1928年) モンド家
- レムナント男爵 (1928年) レムナント家
- モイニハン男爵 (1929年) モイニハン家
- クレイグマイル男爵 (1929年) ショー家
- ダルヴァートン男爵 (1929年) ウィリス家
- ルーク男爵 (1929年) ジョンストン家
- アルビンガム男爵 (1929年) ヤーバーグ家
- ベーデン=パウエル男爵 (1929年) ベーデン=パウエル家
- シュールブレードのポンソンビー男爵 (1930年) ポンソンビー家
- ディキンソン男爵 (1930年) ディキンソン家
- ノエル=バクストン男爵 (1930年) ノエル=バクストン家
- ペンリスのハワード男爵 (1930年) ハワード家
- ロチェスター男爵 (1931年) ラム家
- セルズドン男爵 (1932年) ミッチェル=トムソン家
- モイン男爵 (1932年) ギネス家
- デイヴィーズ男爵 (1932年) デイヴィーズ家
- ランケイラー男爵 (1932年) ホープ家
- ブロケット男爵 (1933年) ノール=ケイン家
- ミルン男爵 (1933年) ミルン家
- レネル男爵 (1933年) ロッド家
- モティストン男爵 (1933年) シーリー家
- アイリフ男爵 (1933年) アイリフ家
- パーマー男爵 (1933年) パーマー家
- ロックリー男爵 (1934年) セシル家
- エルトン男爵 (1934年) エルトン家
- ウェイクハースト男爵 (1934年) ローダー家
- ヘスケス男爵 (1935年) ファーマー・ヘスケス家
- トウィーズミュア男爵 (1935年) バカン家
- ウィグラム男爵 (1935年) ウィグラム家
- リヴァーデール男爵 (1935年) バルフォア家
- メイ男爵 (1935年) メイ家
- ケネット男爵 (1935年) ヤング家
- ストラスカーロン男爵 (1936年) マクファーソン家
- キャットー男爵 (1936年) キャットー家
- ワーディントン男爵 (1936年) ピース家
- ウィンドルシャム男爵 (1937年) ヘネシー家
- マンクロフト男爵 (1937年) マンクロフト家
- マクゴワン男爵 (1937年) マクゴワン家
- デナム男爵 (1937年) ボウヤー家
- レア男爵 (1937年) レア家
- カドマン男爵 (1937年) カドマン家
- ケニルワース男爵 (1937年) シドレー家
- ペンダー男爵 (1937年) デニソン=ペンダー家
- ロボロー男爵 (1938年) ロペス家
- アペソープのブラッシー男爵 (1938年) ブラッシー家
- スタンプ男爵 (1938年) スタンプ家
- ビスター男爵 (1938年) スミス家
- ミルフォード男爵 (1939年) フィリップス家
- ハンキー男爵 (1939年) ハンキー家
- ハームズワース男爵 (1939年) ハームズワース家
- ロザーウィック男爵 (1939年) ケイザー家
- グレントラン男爵 (1939年) ディクソン家
- トライオン男爵 (1940年) トライオン家
- クロフト男爵 (1940年) クロフト家
- ティヴィオット男爵 (1940年) カー家
- ネイサン男爵 (1940年) ネイサン家
- リース男爵 ()1940年 リース家(爵位一代放棄中)
- キンダースリー男爵 (1941年) キンダースリー家
- アイアンサイド男爵 (1941年) アイアンサイド家
- レイサム男爵 (1942年) レイサム家
- ウェッジウッド男爵 (1942年) ウェッジウッド家
- ゲッディス男爵 (1942年) ゲッディス家
- ブランティスフィールド男爵 (1942年) ウォレンダー家
- タラのブラバゾン男爵 (1942年) ムーア=ブラバゾン家
- キーズ男爵 (1943年) キーズ家
- ヘイミングフォード男爵 (1943年) ハーバート家
- モラン男爵 (1943年) ウィルソン家
- キラーン男爵 (1943年) ランプソン家
- ダウディング男爵 (1943年) ダウディング家
- グレットン男爵 (1944年) グレットン家
- ウェストウッド男爵 (1944) ウェストウッド家
- ヘーズルリッグ男爵 (1945年) ヘーズルリッグ家
- ハッキング男爵 (1945年) ハッキング家
- チェットウッド男爵 (1945年) チェットウッド家
- サンドフォード男爵 (1945年) エドモンドソン家
- オルトリンシャン男爵 (1945年) グリッグ家
- ブロードブリッジ男爵 (1945年) ブロードブリッジ家
- マウントエヴァンズ男爵 (1945年) エヴァンズ家
- バイカー男爵 (1945年) リンゼイ家
- ピアシー男爵 (1945年) ピアシー家
- チョーリー男爵 (1945年) チョーリー家
- カルバーリー男爵 (1945年) マフ家
- テダー男爵 (1946年) テダー家
- コルグレイン男爵 (1946年) キャンベル家
- ダーウェン男爵 (1946年) デイヴィーズ家
- チルワースのルーカス男爵 (1946年) ルーカス家
- シェパード男爵 (1946年) シェパード家
- ニューオール男爵 (1946年) ニューオール家
- ラグビー男爵 (1947年) マッフィー家
- レイトン男爵 (1947年) レイトン家
- ウィゼンショウウのサイモン男爵 (1947年) サイモン家
- カーショウ男爵 (1947年) カーショウ家
- トレガルネ男爵 (1947年) トレガルネ家
- クローク男爵 (1947年) クローク家
- アムウェル男爵 (1947年) モンタギュー家
- ミルヴァートン男爵 (1947年) リチャーズ家
- クライズミュア男爵 (1948年) コルヴィル家
- バーデン男爵 (1950年) バーデン家
- ヘイデン=ゲスト男爵 (1950年) ヘイデン=ゲスト家
- シルキン男爵 シルキン家(爵位一代放棄中)
- ハイブス男爵 (1950年) ハイブス家
- グリーンヒル男爵 (1950年) グリーンヒル家
- オグモア男爵 (1950年) リーズ=ウィリアムズ家
- ケンウッドのモリス男爵 (1950年) モリス家
- ドルモッチャーのマクファーソン男爵 (1951年) マクファーソン家
- ケンズウッド男爵 (1951年) ホイットフィールド家
- フレイバーグ男爵 (1951年) フレイバーグ家
- リーズのミルナー男爵 (1951年) ミルナー家
- カークウッド男爵 (1951年) カークウッド家
- ワイズ男爵 (1951年) ワイズ家
- ジェフリーズ男爵 (1952年) ジェフリーズ家
- ラスカヴァン男爵 (1953年) オニール家
- ベイルー男爵 (1953年) ベイルー家
- グラントチェスター男爵 (1953年) スエンソン=タイラー家
- コールレーン男爵 (1954年) ロウ家
- タズバーグのハーヴィー男爵 (1954年) ハーヴィー家
- グライドリー男爵 (1955年) グライドリー家
- ストラサモンド男爵 (1955年) フレイザー家
- ストラスクライド男爵 (1955年) ガルブレイス家
- クリザーロー男爵 (1955年) アシュトン家
- マクネイア男爵 (1955年) マクネイア家
- コリトン男爵 (1956年) ホプキンソン家
- ヒーヴァーのアスター男爵 (1956年) アスター家
- クリーヴのシンクレアー男爵 (1957) シンクレアー家
- ブリッジス男爵 (1957年) ブリッジス家
- ノリー男爵 (1957年) ノリー家
- バーケット男爵 (1958年) バーケット家
- ペザートンのハーディング男爵 (1958年) ハーディング家
- プール男爵 (1958年) プール家
- ルーツ男爵 (1959年) ルーツ家
- ネザーホープ男爵 (1959年) ターナー家
- クラットホーン男爵 (1959年) ダグデール家
- スペンズ男爵 (1959年) スペンズ家
- マックアンドリュー男爵 (1959年) マックアンドリュー家
- ストラフォードのネルソン男爵 (1960年) ネルソン家
- グレンデールのホウィック男爵 (1960年) ベアリング家
- アヨットのサンダーソン男爵 (1960年) サンダーソン家 (爵位一代放棄中)
- コボールド男爵 (1960年) リットン=コボルド家
- オークリッジのロバートソン男爵 (1961年) ロバートソン家
- ブロートンのマークス男爵 (1961年) マークス家
- フェアヘイヴン男爵 (1961年) ブロートン家
- セント・メロンズのレイトン男爵 (1962年) シーガー家
- ブレイン男爵 (1962年) ブレイン家
- オルディントン男爵 (1962年) ロウ家
- インチャイラ男爵 (1962年) ミラー家
- シルソー男爵 (1963年) エヴァ家
- フリートのトムソン男爵 (1964年) トムソン家
- マートンミア男爵 (1964年) ロビンソン家
- シェフィールド男爵 (1964年) マーキンズ家
- イングルウッド男爵 (1964年) フレッチャー=ヴェーン家
- グレンデヴォン男爵 (1964年) ホープ家
- ウェストバリーのグリムストン男爵 (1964年) グリムストン家
- レンウィック男爵 (1964年) レンウィック家
- セント・ヘレンズ男爵 (1964年) ヒューズ=ヤング家
- マーガデール男爵 (1965年) モリソン家
子爵以上の貴族が持つ世襲男爵位
テンプレート:未完成の一覧
ヴィアー男爵(セント・オールバンズ公)、キャリクファーガス男爵(ケンブリッジ公)、グリニッジ男爵(エディンバラ公)、サドバリー男爵(グラフトン公)、アッシュのシーモア男爵(サマセット公)、ウォームレイトンのスペンサー男爵(マールバラ公)、チェルムスフォード男爵(チェルムスフォード子爵)、サンドリッジのチャーチル男爵(マールバラ公)、ギルスランドのデイカー男爵(カーライル伯)、トーボルトン卿(リッチモンド公)、バーモント男爵(ノーフォーク公)、バーリー男爵(エクセター侯)、グロソップのハワード男爵(ノーフォーク公)、フィッツアラン=クラン=オズワルデスタ男爵(ノーフォーク公)、ヘッディントン男爵(セント・オールバンズ公)、ホウランド男爵(ベッドフォード公)、マルトレイヴァース男爵(ノーフォーク公)、フリーランドのラスヴェン卿(カーライル伯)、ラッセル男爵(ベッドフォード公)、ビーヴァーのルース男爵(ラトランド公)
かつて存在した世襲男爵位
テンプレート:未完成の一覧
アゼンリー男爵、アームストロング男爵、アンソン男爵、イスメイ男爵、エイドリアン男爵、ガードナー男爵、カーリングフォード男爵、グイディル男爵、グラッドウィン男爵、クレアモント男爵、ケインズ男爵、ケルヴィン男爵、スードリーのシーモア男爵、ブラックミーアのストレンジ男爵、ノーマン男爵、バーデット=クーツ男爵、ファーニヴァル男爵、ブレイニー男爵、ボルティモア男爵、マコーリー男爵、リスター男爵、レイトン男爵、ローリー男爵
その他の国の男爵
ヨーロッパのその他の国はロシアを含めて、ほとんどがバロン系統の称号を男爵の爵位に用いているが、ドイツのみ男爵に相当する爵位はフライヘル (Freiherr) という。
男爵にちなんだ命名
- 男爵いも
- ジャガイモの品種の一つ。高知県出身の男爵・川田龍吉が北海道上磯町(現・北斗市)でアイリッシュ・コブラーという品種の芋を試験栽培し、普及させたことに由来する。
- 空気男爵
- 漫画家さいとう・たかをのデビュー作。
- 髭男爵
- サンミュージック所属の漫才コンビ。
- エロ男爵
- 俳優沢村一樹の別名。本人は爵位が上位の"エロ公爵"か"エロ伯爵"を希望している。
- URBANO BARONE (SOY03)
- ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製au(KDDI/沖縄セルラー電話)向け携帯電話のひとつ。"都会的な男爵"という意味合いがこめられている。
- バロン(フンベルト・フォン・ジッキンゲン、Humbert von Gikkingen)
- 『猫の恩返し』の登場キャラクター。「男爵」という設定で、身の丈30センチほどの、二足歩行で歩く猫の獣人。
脚注
- ↑ 新村出編『広辞苑 第六版』(岩波書店、2011年)1774頁および松村明編『大辞林 第三版』(三省堂、2006年) 1589頁参照。
- ↑ 石黒ひさ子 2006, p. 2-3.
- ↑ 3.0 3.1 石黒ひさ子 2006, p. 3.
- ↑ 石黒ひさ子 2006, p. 5.
- ↑ 石黒ひさ子 2006, p. 4.
- ↑ 石黒ひさ子 2006, p. 6.
- ↑ 7.0 7.1 石黒ひさ子 2006, p. 9.
- ↑ 近藤申一 1970, p. 161-163.
- ↑ 9.0 9.1 中村英勝 1959, p. 51.
- ↑ 10.0 10.1 10.2 近藤申一 1970, p. 164.
- ↑ Heraldic Media Limited. “The Peerage of Scotland” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. . 2016-3-4閲覧.
- ↑ Heraldic Media Limited. “Lords of Scotland” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. . 2016-2-21閲覧.
- ↑ 松村赳 & 富田虎男 2000, p. 420.
- ↑ 田中亮三 2009, p. 61.
参照文献
- 新村出編『広辞苑 第六版』(岩波書店、2011年)ISBN 400080121X
- 松村明編『大辞林 第三版』(三省堂、2006年)ISBN 4385139059
- 田中亮三 『図説 英国貴族の暮らし』 河出書房新社、2009。ISBN 978-4309761268。
- 近藤申一 『イギリス議会政治史 上』 敬文堂、1970。ISBN 978-4767001715。
- 中村英勝 『イギリス議会史』 有斐閣、1959年(昭和34年)。
- 『英米史辞典』 研究社、2000年(平成12年)。ISBN 978-4767430478。
- 石黒ひさ子 (2006-12-25). “「五等爵制」再考”. 駿台史學 129: 1-20 .