田渕久美子
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テンプレート:日本の脚本家 田渕 久美子(たぶち くみこ、1959年6月28日 - )は、日本の脚本家。島根県益田市出身。島根県立益田高等学校、共立女子短期大学卒業。アイアンキャンドル→ 矢島聰子事務所→プロダクション尾木所属。
Contents
経歴
プログラマーとして働きながら、シナリオ作家協会主催のシナリオ講座を受講。その卒業作品「緑」が新藤兼人に評価される。その直後、一色伸幸からテレビアニメ「ミームいろいろ夢の旅」の依頼をうけ、これがデビュー作となった。
エピソード
- 2008年、大河ドラマ「篤姫」の記者会見のために、注文したとされる着物の代金を巡り、呉服店・事務所社長の泰葉の間で金銭トラブルが発生した。「着物を買った認識はない」と主張する田渕側を、呉服店側が訴える訴訟に発展した。
- 福島第一原発事故発生後に、原発を礼賛した記事が『婦人公論』で掲載された。
- WEBマガジンエッセーの中で、自分は物忘れが激しく、ついさっき会った人の顔や、自分で書いたドラマの登場人物の名前、ドラマで取り扱った幕末や戦国時代の歴史的事実もすっかり忘れてしまうと書いている[1]。
家族
- 離婚歴があり、1992年に結婚した最初の夫と、1999年のクリスマスイブに“仕事のために”離婚したが、その後3年間は同居していた。2006年に再婚した2番目の夫とは、『篤姫』放送中の2008年10月に死別した。
- 前夫との間にもうけた1男1女の母である。
作品
テレビドラマ
- ポニーテールはふり向かない(1985年、TBS)
- ナースステーション(1991年、TBS)
- 彼女の嫌いな彼女(1993年、日本テレビ)
- 勝利の女神(1996年、関西テレビ)
- 八月のラブソング(1996年、読売テレビ)
- 彼女たちの結婚(1997年、フジテレビ)
- ニュースの女(1998年、フジテレビ)
- 殴る女(1998年、フジテレビ)
- ブランド(2000年、フジテレビ)
- 定年ゴジラ(2000年、NHK)
- スタイル!(2000年、テレビ朝日)
- ルージュ(2001年、NHK)
- さくら(2002年、NHK)
- 女神の恋(2003年、NHK)
- 離婚弁護士(2004年、フジテレビ)
- 妻の卒業式(2004年、NHK)
- 冬の運動会(2005年、日本テレビ)
- ダイヤモンドの恋(2005年、NHK)
- 篤姫(2008年、NHK大河ドラマ)
- 江〜姫たちの戦国〜(2011年、NHK大河ドラマ)
- 同窓生〜人は、三度、恋をする〜(2014年、TBS)
- 美女と男子(2015年、NHK「ドラマ10」)[2]
- 定年女子(2017年、NHK)
映画
- 恋する彼女、西へ。(2008年)
出演
テレビ番組
- 情報プレゼンター とくダネ! (2009年1月9日、16日、フジテレビ)[3] - コメンテーター
ほか多数
ラジオ番組
著書
- 『彼女たちの結婚』角川書店 1997
- 『さくら 連続テレビ小説』日本放送出版協会 NHKドラマ・ガイド、2002
- 『さくらとっておきの話(NHK出版)2002
- 『脚本集 女神の恋』(ゴルト・ブレイン)2003
- 『女の道は一本道』(小学館)2009 のち文庫
- 『江 姫たちの戦国』(小説版、NHK出版)2009-10
- 『毎日が大河』(幻冬舎)2011
- 『美女と男子』NHK出版 2015
- 『おね』NHK出版、2016
共著
脚注
- ↑ Webマガジン幻冬舎: 田渕久美子 毎日が大河 第6回「忘却とは忘れ去ることなり」
- ↑ “脚本家・田渕久美子氏、ドラマ『美女と男子』の結末は「原作と違います」”. ORICON STYLE (2015年6月4日). . 2015閲覧.
- ↑ 同23日も出演予定であったが、田渕のインフルエンザ発症のためキャンセル
- ↑ 田渕脚本の大河ドラマ連動企画。『江』のあらすじ・見所を自らが語る。