産業技術大学院大学
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産業技術大学院大学 | |
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大学設置/創立 | 2006年 |
学校種別 | 公立 |
設置者 | 公立大学法人首都大学東京 |
本部所在地 | 東京都品川区東大井一丁目10番40号 |
学部 | なし |
研究科 | 産業技術研究科 |
ウェブサイト | 産業技術大学院大学公式サイト |
産業技術大学院大学(さんぎょうぎじゅつだいがくいんだいがく、英語: Advanced Institute of Industrial Technology)
東京都品川区東大井一丁目10番40号に本部を置く日本の公立大学。
Contents
概要
産業技術大学院大学は、公立大学法人首都大学東京が設置する専門職大学院である。同法人が設置する大学には総合大学の首都大学東京・東京都立産業技術高等専門学校があり、産業技術高等専門学校の品川キャンパスと同じ場所に存在する。
東京都の産業振興に寄与する高度専門技術者の養成を目的としている。
教育および研究
- 高度な専門知識と体系化された技術ノウハウを活用して、新たな価値を創造し、産業の活性化に資する意欲と卓抜した業務遂行能力を持つ高度専門技術者の養成を目指している。
- 通常の大学院が研究者の育成を目的としているのに対して、高度専門技術者の養成を目的とした大学院大学(専門職大学院)である。社会人の学生が多い[1][2]。
- 4学期制、PBL(Project Based Learning)型教育、講義支援システム(講義の映像をインターネット経由で視聴できる)、KHP(修了後10年間、講義の映像をインターネット経由で無料で視聴できる)、長期履修制度(2年間で修了するのと同じ学費負担で3年間在学できる)、AIIT単位バンク、平日夜間・土曜昼間開講等の特徴がある。
- 3次元計測装置や3次元プリンターなどが設置されている工作室「Designer's Lab」、工作室、塗装ブース、撮影スタジオ、NC工作機、クレイブースなどが設けられた広大なスペース「東京夢工房」を設置しており、本格的なデザイン環境を学生に提供する。[3]
- 情報アーキテクチャ専攻
- 情報システム学修士(専門職)
- 大規模で複雑なプログラム開発や新しい仕事のしかた、プロジェクト管理の能力やシステム運用を含む全体プロセスの管理能力などの能力を有する人材育成を目的としている。
- カリキュラムは、ICT基礎科目、基礎共通科目、ICT科目、システム開発科目、エンタプライズ科目、マネージメント科目、PBLから構成される。モデルコースとしては、ソフトウェア開発、ネットワーク、プロジェクトマネージメント、DB、CIO・マネージメント、セキュリティがある。
- 日本技術者教育認定機構(JABEE)による2010年度専門職大学院認証評価を受審し、適合と認定された。
- 創造技術専攻
- 創造技術修士(専門職)
- マーケットの潜在的な期待に迫り、顧客に未来を語ることができ、次世代の製品やサービスのあるべき姿を描くことができる人材であり、商品を 企画し、その開発を提案する商品企画責任者 や商品企画が意思決定された後、感性デザインと機能性デザインの知識を駆使して最適設計から製造までをマネージメントできる開発責任者の育成を目的としている。
- カリキュラムは、創造技術基礎科目、産業材料科目、プロダクト・イノベーション科目、インダストリアル・デザイン科目、デジタル技術科目、創造技術特別演習で構成されている。
- インダストリアル・デザイン、コミュニケーションデザイン、システム設計、組み込み、MOT、グローバルコミュニケーション
- 教授陣には、新幹線N700系電車のデザインを手がけた福田哲夫をはじめ、FIT、INSIGHTのデザインを手がけた海老澤伸樹、東芝やソニー、トヨタ自動車出身のデザイナー、客員教授には財団法人日本産業デザイン振興会の青木史郎などの実務経験者がいる。
学風および特色
- デザインコンテスト開催
- AIITデザインコンテストを創立時から行っており2016年に「つたえる」をテーマに第10回コンテストが開催された。[4]なお、同コンテストは在学生は参加できないものとなっている。
沿革
2006年4月、公立大学法人首都大学東京によって設立された。 現学長は川田誠一(任期:2016年4月〜2020年3月31日)。
- 2005年4月 - 公立大学法人首都大学東京 設置。初代理事長は高橋宏。
- 2006年4月 - 産業技術大学院大学 開学。初代学長は石島辰太郎。1研究科1専攻(情報アーキテクチャ専攻),OPI及び附属図書館を設置。
- 2008年4月 - 創造技術専攻を設置。1研究科2専攻。
基礎データ
所在地
- キャンパス(東京都品川区東大井1-10-40)
教育および研究
※大学院大学のため、学部は存在しない。
大学院
- 産業技術研究科(修士課程)
- 情報アーキテクチャ専攻
- 創造技術専攻
附置機関・組織
- OPI(オープンインスティテュート)
- APEN(Asia Professional Education Network)事務局
- 附属図書館 ※地域企業の技術者及び修了生に開放されている。
研究
教育
学生生活
サークル・クラブ活動
- 大学公式の珍しい組織として産業技術大学院大学社長会というものがあり、学生社長が所属し活動を行っている。(学⽣社⻑46⼈、社⻑率:4.4%)[5]
- AIIT起業塾と銘打ったイベントを定期的に開催しており、在学生、修了生、一般の参加がある。
大学関係者と組織
施設
キャンパス
- 使用研究科:産業技術研究科
- 交通アクセス:青物横丁及び鮫洲からは約10分,品川シーサイドからは約5分。
対外関係
地方自治体、公共団体との協定
企業・団体との協定
他大学との協定
- その他
ソーシャルメディア
脚注
- ↑ “入試案内 > 入試Q&A > 大学全般について” (日本語). . 2008閲覧.
- ↑ “入試案内 > 在校生・修了生の声 > 下田 麻美 (創造技術専攻 1年)” (日本語). . 2008閲覧.
- ↑ “学びの環境(産業技術大学院大学)” (日本語). . 2017-4-11閲覧.
- ↑ “第10回 産業技術大学院大学 デザインコンテスト受賞者決定(東京都)” (日本語). . 2017-4-11閲覧.
- ↑ “内閣府第4次産業⾰命⼈材育成会議(最終頁に社長会の記述)” (日本語). . 2017-4-11閲覧.
- ↑ “東京都との連携” (日本語). . 2017-4-11閲覧.
- ↑ “産業技術大学院大学と品川区の相互協力に関する協定について” (日本語). . 2017-4-11閲覧.
- ↑ “産業技術大学院大学とさわやか信用金庫は産学連携協力に関する協定を締結しました。” (日本語). . 2017-4-11閲覧.
- ↑ “産業技術大学院大学と産学連携協力に関する協定を締結(城南信用金庫)” (日本語). . 2017-4-11閲覧.
- ↑ “首都大学東京、産業技術大学院大学、東京都立産業技術高専と包括協定を締結(多摩信用金庫)” (日本語). . 2017-4-11閲覧.
外部リンク
典拠レコード: