狩場山
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狩場山(かりばやま)は、狩場茂津多道立自然公園に指定されていて北海道せたな町、島牧村にまたがる第四紀火山である。標高は1,519.9mで一等三角点(点名「狩場岳」)の山。狩場山地の主峰で、道南の最高峰でもある。アイヌ語の「Karinpa(桜皮)us(が群生する)nupuri(山)」に由来する[1]。
特徴
80万年〜25万年前に活動した安山岩質の成層火山で、開析が進むが溶岩流などの火山地形を確認することができる。
登山ルート
狩場山に登るには、以下の4コースがある。
- 千走新道コース(4.3km) - 一般的なコース
- 真駒内コース(8km)
- 茂津多コース(14km)
- 千走旧道コース(6km) - 定期的な整備が行われておらず、荒れているため注意を要する。
かつては、馬場川上流からのアプローチする、馬場川コースも存在したが、廃道と化している。
周辺の山
脚注
- ↑ 北道邦彦『アイヌ語地名で旅する北海道』朝日新聞社、2008年、37頁
関連項目
外部リンク
- 日本の火山 狩場山 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター