火山砕屑物
提供: miniwiki
火山砕屑物(かざんさいせつぶつ、英: pyroclastic material)とは、火山から噴出された固形物のうち、溶岩以外のものの総称。火砕物(かさいぶつ)[1]、テフラ(英: tephra)ともいう。溶岩を含めないという点で、火山噴出物(かざんふんしゅつぶつ)とは異なる。
分類
大別して2種類の分類方法がある。
- サイズによる分類。
- 色、成分、成因等による分類。
脚注
参考文献
- 天野一男・秋山雅彦 「D-1-3 岩石の分類」『フィールドジオロジー入門』 日本地質学会フィールドジオロジー刊行委員会編、共立出版〈フィールドジオロジー〉、2004年、131-132。ISBN 4-320-04681-1。
- 加藤祐三 『軽石 海底火山からのメッセージ』 八坂書房、2009年。ISBN 978-4-89694-930-8。
関連項目
外部リンク
- 佐々木実 (2008年6月15日). “火山砕屑物と火砕岩の分類”. 地質調査法実習 2008. 弘前大学理工学部地球環境学科. . 2012閲覧.
粒径(mm) | 砕屑物 | 砕屑岩 | 火山砕屑物 | 火山砕屑岩 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
64 以上 | 礫 | 礫岩 | 火山岩塊 | 火山角礫岩、凝灰角礫岩 | ||
64 - 2 | 火山礫 | ラピリストーン、火山礫凝灰岩 | ||||
2 - 1⁄16 | 砂 | 砂岩 | 火山灰 | 凝灰岩 | ||
1⁄16 - 1⁄256 | シルト | 泥 | シルト岩 | 泥岩 | ||
1⁄256 以下 | 粘土 | 粘土岩 | ||||
テンプレートを表示 |