滝上町
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滝上町(たきのうえちょう)は、北海道オホーツク総合振興局管内の北部に位置し、上川管内に接する町。町名は、ポンカムイコタン(地名)の滝の上にあることに由来する。
滝上公園のシバザクラ(10万平方メートル=甲子園の7倍の広さ)も有名。見頃は5月下旬から6月上旬にかけて。
童話村としての町おこしもすすめている。
Contents
地形
東以外の三方を山に囲まれた地形。隣接する紋別市以外の市町村は境界が山中になる。
気候
滝上町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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年間降水量は879.6mmと少ない。冬の寒さは非常に厳しく、流氷の影響で2月に最も寒くなる。
歴史
- 縄文時代より栄える。
- 江戸時代は松前藩領(ソウヤ場所、モンベツ場所)である。
- 1918年(大正7年) - 紋別郡渚滑村(しょこつ)(現紋別市の一部)から分村、二級町村制、紋別郡滝上村
- 1947年(昭和22年) - 町制施行、滝上町
- 1990年(平成2年) - 国土庁(現:国土交通省)の「農村アメニティ・コンクール」で2位を獲得
経済
農林水産業
基幹産業は林業。
このほか酪農、畑作も行われる。
かつてはハッカの産地。現在はわずか10ヘクタールほどの畑でしか作られていないが、ほかに栽培している地区がないために、全国生産量の95%を産す。
農協
- オホーツクはまなす農業協同組合(JAオホーツクはまなす)滝上支所
金融機関
- 北見信用金庫滝上支店
郵便局
- 滝上郵便局(集配局)
- 濁川郵便局
- 滝西郵便局
発電所
公共機関
警察
- 紋別警察署滝上駐在所
教育機関
姉妹都市・提携都市
人口
滝上町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
消滅集落
2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[2]。
- 滝上町 - 上雄柏,拓雄,雄背牛
交通
空港
鉄道
かつては渚滑線が通っていたが、1985年(昭和60年)3月に廃線になっている。北紋バスが代替バス路線を運行。
バス
道路
- 一般国道
- 国道273号 浮島峠(620m)
- 都道府県道
- 北海道道61号士別滝の上線 上紋峠(800m)
- 北海道道137号遠軽雄武線(一部未開通) 札久留峠(310m)
- 北海道道617号オシラネップ原野濁川停車場線
- 北海道道828号シラトリマップ滝ノ上原野線
- 北海道道932号上渚滑原野上渚滑線
- 北海道道996号上渚滑原野滝ノ上線
- 道の駅
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
観光
- 浮島湿原
- 香りの里 ハーブガーデン
- 錦仙峡
- 滝上公園 (シバザクラ)
祭事
- 芝ざくらまつり 5月〜6月
出身有名人
電話番号
日本で最後まで、固定電話等の市外局番が5桁「(0)15829」(0は市外局番の一部ではないので5桁となる)で市内局番がない地域だったが、2006年(平成18年)3月1日に同じ単位料金区域内の紋別市の市外局番「(0)1582」と統合され「(0)158」となった。これにより町内にも初めて市内局番「29」がつけられ、全国すべて市内局番がつけられるようになった。
脚注
- ↑ 滝の上発電所の名称変更について 2013年6月4日更新。
- ↑ [|総務省統計局統計調査部国勢統計課] (2017-01-27) (CSV). 平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》 (Report). 総務省 . 2017閲覧..※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
外部リンク
典拠レコード: