湯沢横手道路
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湯沢横手道路(ゆざわよこてどうろ、英称:YUZAWA-YOKOTE ROAD)は、秋田県湯沢市の雄勝こまちインターチェンジ (IC) から秋田県横手市安田の一般国道13号婦気交差点までの延長29キロメートル (km) の高速道路(一般国道13号の自動車専用道路)および一般道路である。
Contents
概要
- 当初国道13号のバイパスとして計画されたが、東北中央自動車道が国土開発幹線自動車道に組み込まれたことから、雄勝こまちIC - 横手ICの区間が高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路として供用している。
- 2007年(平成19年)8月26日に須川IC - 雄勝こまちICが供用したことにより、雄勝こまちICから婦気交差点まで全線が供用済みとなった。
雄勝こまちIC - 横手IC(大堤交差点)
- 雄勝こまちIC - 湯沢ICは国土交通省が管理する無料区間、湯沢IC - 横手ICは東日本高速道路が管理する有料区間として供用している。2010年(平成22年)6月28日から湯沢IC - 横手ICにおいて無料化社会実験を行っていた[1]が、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災の復興費用確保のため、2011年6月19日に社会実験が一旦終了し、現在は一時凍結中である[2]。
- 暫定2車線で時速70 km/h規制区間である。
- キロポストは国道13号の福島が起点になっている。
大堤交差点 - 婦気交差点
インターチェンジなど
- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示している。ただし、大堤交差点(横手市) - 終点は一般道路のためこの背景色を表示していないが、供用済みである。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
- BS(バス停留所)のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
- (数字)は、他路線の番号。<数字>は、予定番号。
- 英略字は以下の項目を示す。
- 上側が起点側、下側が終点側。左側が上り線側、右側が下り線側。
- 路線名の特記がないものは市道。
IC番号 | 施設名 | 接続路線名 | 福島から (km) |
BS | 備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
横堀道路 | |||||||
- | 雄勝こまちIC | 国道13号 | 182.6 | 湯沢市 | |||
- | 須川IC | 県道51号湯沢栗駒公園線 | 186.2 | ||||
- | 三関IC | 国道13号 | 191.7 | ||||
- | 救急車緊急退出路[4] | 雄勝中央病院に接続 | 193.6 | 下り線のみ | |||
- | 湯沢IC | 国道398号 | 195.7 | ||||
- | 十文字TB | - | 203.1 | 横手市 | |||
- | 十文字IC | 国道13号 | 203.5 | ||||
- | 横手JCT | 秋田自動車道 | 209.3 | ||||
(3) | 横手IC | 料金所・出入口 | 210.0 | ||||
- | 大堤 | 210.3 0.0 |
|||||
- | 中田 横手インター入口BS |
○ | |||||
- | 婦気 | 国道107号・国道13号(横手バイパス) 北上・新庄・湯沢方面 |
国道107号 本荘方面 | 1.3 | |||
国道13号(横手バイパス)秋田・大曲方面 |
有料区間
- 湯沢IC - 横手IC
無料化社会実験
区間
時間と対象
- 終日、全車種(ETC搭載車、非搭載車ともに対象)
東日本大震災に伴う一部車両への無料化措置
区間
- 湯沢IC - 横手IC
時間
- 終日
対象や期間など
"「高速道路無料化#東日本大震災の被災地支援のための高速道路料金無料化」"
無料区間
自動車専用道路
- 雄勝こまちIC - 湯沢IC
一般道路
- 大堤交差点(横手市) - 終点
SA・PA
- 本路線内には、SA・PAともに設置されていない。
主なトンネルと橋梁
- 括弧内の数字は凡そ。
- 未開通区間の名称は仮称。
- 暫定2車線なのでトンネルは上下線で1本 。
区間 | 数 | 名称 | 長さ (m) |
備考 | |
---|---|---|---|---|---|
TN | BR | ||||
雄勝こまちIC - 須川IC[3] | 0 | 3 | 寺田川橋 | 26.0 | |
御返事川橋 | 18.8 | ||||
高松川橋 | 140.0 | ||||
須川IC[3] | 0 | 1 | 湯沢栗駒公園線橋 | 24.0 | |
須川IC - 三関IC[3] | 0 | 4 | 麓沢川橋 | 18.7 | |
立川橋 | 19.3 | ||||
戸沢川橋 | 28.0 | ||||
三関こ線橋 | 134.0 | ||||
三関IC[3] | 0 | 1 | 関口こ道橋 | 119.5 | |
三関IC - 湯沢IC[3] | 0 | 8 | 大門こ道橋 | 19.0 | |
山田こ道橋 | 21.0 | ||||
中野こ道橋 | 24.0 | ||||
駅西こ道橋 | 33.0 | ||||
清水こ道橋 | 31.0 | ||||
両神3号こ道橋 | 17.0 | ||||
元清水こ道橋 | 25.0 | ||||
沖鶴こ道橋 | 24.0 | ||||
湯沢IC[3] | 0 | 1 | 湯沢I.C.橋 | 39.0 | |
湯沢IC - (十文字TB) - 十文字IC[3] |
0 | 4 | (橋) | 55.0 | |
(橋) | 33.5 | ||||
(橋) | 33.3 | ||||
皆瀬川橋 | 320.5 | ||||
十文字IC[3] | 0 | 1 | 十文字I.C.橋 | 38.5 | |
十文字IC - 横手JCT[3] | 0 | 1 | 御休橋 | 24.4 | |
横手JCT - 横手IC[3] | 0 | 0 | - | - | |
合計 | 0 | 24 |
沿革
- 1984年度(昭和59年度):横手南バイパス8.6 kmの建設事業着手。
- 1985年度(昭和60年度):湯沢バイパス9.0 kmの建設事業着手。
- 1987年(昭和62年)9月:湯沢横手道路に事業名を変更。
- 1991年(平成3年)7月:横手IC以北供用開始。
- 1994年(平成6年)11月22日:十文字IC - 横手IC供用開始。
- 1997年(平成9年)6月26日:湯沢IC - 十文字IC供用開始。
- 2004年(平成16年)
- 2006年(平成18年)8月5日:須川IC - 三関IC供用開始。
- 2007年(平成19年)8月26日:雄勝こまちIC - 須川IC供用開始により、全線開通。
- 2010年(平成22年)2月2日:有料区間が無料化社会実験の対象区間に指定される。
- 2011年(平成23年)
道路管理者
車線・最高速度・料金
区間 | 車線 上下線=上り線+下り線 |
最高速度 | 料金 |
---|---|---|---|
雄勝こまちIC - 湯沢IC | 2=1+1 | 70 km/h | 無料 |
湯沢IC - 横手IC | 有料 |
交通量
24時間交通量(台) 道路交通センサス
区間 | 平成17(2005)年度 | 平成22(2010)年度 | 平成27(2015)年度 |
---|---|---|---|
雄勝こまちIC - 須川IC | 調査当時未開通 | 7,215 | 6,738 |
須川IC - 三関IC | 8,952 | 8,314 | |
三関IC - 湯沢IC | 3,785 | 7,896 | 6,443 |
湯沢IC - 十文字IC | 3,737 | 10,256 | 3,960 |
十文字IC - 秋田道分岐 | 6,059 | 15,875 | 5,812 |
秋田道分岐 - 横手IC | 21,118 | 22,336 | 1,4553 |
(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)
脚注
- ↑ “平成22年度 高速道路無料化社会実験について” (プレスリリース), 東日本高速道路, (2010年6月15日) . 2011閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 “1次補正を踏まえた高速道路の料金について (PDF)”. 国土交通省. . 2011閲覧.
- ↑ 3.00 3.01 3.02 3.03 3.04 3.05 3.06 3.07 3.08 3.09 3.10 3.11 3.12 “一般国道13号湯沢横手道路 (PDF)”. 国土交通省 東北地方整備局 湯沢河川国道事務所. . 2011閲覧.
- ↑ “湯沢横手道路において救急車退出路を8月1日より運用開始します。” (プレスリリース), 国土交通省 東北地方整備局 湯沢河川国道事務所, (2005年7月21日) . 2012閲覧.
- ↑ お客さまへの大切なお知らせ 東北地方の高速道路無料措置通行に関するよくあるご質問について - ウェイバックマシン(2011年6月20日アーカイブ分) - 東日本高速道路
- ↑ “東北支社|事業所案内|会社案内|企業情報”. 東日本高速道路. . 2011閲覧.
関連項目
外部リンク