湯来温泉

提供: miniwiki
移動先:案内検索


湯来温泉(ゆきおんせん)は、広島県広島市佐伯区湯来町大字多田(旧国安芸国)にある温泉。近くの湯の山温泉とともに、湯来・湯の山温泉とも称される。

泉質

温泉街

打尾谷川沿いに温泉街が広がる。国民宿舎「湯来ロッジ」のほか、旅館が3軒存在する[1]。「広島の奥座敷」といわれている[1]共同浴場は存在しない。日帰り入浴を受け付けている旅館で入浴することになる。湯の温度は低く、浴用に加熱している。温泉街のある湯来町の名物は山ふぐというコンニャク料理で、温泉街の旅館でも楽しむことが出来る。

歴史

開湯は1500年前(大同年間)とされる。開湯伝説によれば、白鷺が傷を癒しているところを発見したとされる。白鷺にまつわる開湯伝説がある温泉地は、他にも下呂温泉湯田川温泉下田温泉湯郷温泉などがある。慶長年間(1596年 - 1615年)には、芸陽唯一の温泉場として賑わった[1]。江戸期には、「多田村温泉」とも呼ばれた[2]

その他

  • 村下孝蔵のデビュー曲「月あかり」(1980年)のモデルとなった。
  • 奥湯来温泉という温泉も近くにあるが、五右衛門風呂による小規模な営業が行われるのみである。
  • かつて混浴露天風呂の共同湯が存在したが、夜間に暴走族が集まるなど治安風紀管理上問題となり、閉鎖された。
  • 国民宿舎「湯来ロッジ」に隣接する「湯来交流体験センター」では、こんにゃく作り、クラフトなど、多様な交流体験が可能。
  • 湯来温泉では、「湯来温泉三湯めぐり」ができる「入湯手形」が販売されている[3]
  • 2011年1月 - 3月まで「特定非営利活動法人 湯来観光地域づくり公社」によって、広島駅前からマイクロバスが運行された[4]

アクセス

関連項目

外部リンク