湯宿温泉

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湯宿温泉(ゆじゅくおんせん)は、群馬県利根郡みなかみ町(旧国上野国)にある温泉

概要

新潟との県境の三国峠の手前、国道17号沿いに温泉街が広がる。

歓楽的な要素は少ない、鄙びた温泉街である。湯治部を有する旅館も現存する。

共同浴場は4軒存在するが、うち一軒は地元住民の専用である。観光客へ開放しているのは「窪湯」、「竹の湯」、「小滝の湯」である。窪湯以外は地元住民専用の日を設定している。

泉質

  • ナトリウム・カルシウム - 硫酸塩泉

歴史

開湯は1300年前である。開湯伝説によれば、弘須法師が岩穴にて読経している際に突如温泉が湧出したという。

1999年(平成11年)4月20日 - 法師温泉川古温泉と共に国民保養温泉地に指定。

2005年(平成17年)10月1日 - みなかみ町発足に際し、旧新治村大字布施および新巻のうち、当該温泉街の範囲が「湯宿温泉」へと変更になった[1]

アクセス

その他

つげ義春が『ガロ』に1968年発表した短編漫画『ゲンセンカン主人』の舞台となった町として知られる。その着想の元になった旅館は「大滝屋」である。作品はその後、石井輝男監督により映画化される。しかし、漫画に描かれたような当時のうらぶれた面影は今は少ない。

脚注

  1. 合併後の住所表示利根西部合併協議会(国立国会図書館インターネット資料収集保存事業)

関連項目

外部リンク