清須市

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清須市(きよすし)は、愛知県北西部(旧尾張国)のである。清洲城(清須城)があることで知られる。

地理

ファイル:Kiyosu city center area Aerial photograph.1987.jpg
清須市中心部周辺の空中写真。1987年撮影の11枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

清洲は戦国時代織田信長の本拠地となった。地形は比較的平坦で、庄内川の下流域にあり、ほとんどの地域が海抜10m未満であるため、2000年の東海豪雨の際には、現在の市域の各所(特に旧西枇杷島町)で多数の浸水被害が生じた。

河川

隣接する自治体・行政区

愛知県の旗愛知県

NTTの市外局番は名古屋市、あま市などと同じ052であり、両市との間の電話は市内通話扱いとなる。

歴史

歴史的に、徳川家康による清洲越しで城下町がまるごと名古屋に移転するまで、尾張の首府として東海の巨鎮と称され、織田信長の青年時代の根拠地清須(清洲)、安土桃山時代福島正則が城主だった城下町という由緒がある。また江戸時代以後は、美濃街道の宿場町「清須宿」、同街道の市場「枇杷島市」が存在していた。枇杷島市においてはその財力を背景に江戸時代より町内会ごとに名古屋型山車が作られており、江戸時代末期の1802年(享和2年)より尾張西枇杷島まつりが行われている。当祭は、名古屋東照宮の祭礼の形態を引き継ぐ数少ない祭として知られている。

沿革

  • 2005年(平成17年)
  • 2006年(平成18年)4月23日 - 合併後初めての清須市議会議員選挙(定数24)実施。
  • 2008年(平成20年)4月1日 - 西春日井郡春日町との合併協議会設置。2010年3月までの合併を目指すとした。
  • 2009年(平成21年)10月1日 - 春日町を編入[1]

市名の由来

市名の由来は、この地に古くからある地名に由来する。「きよす」の表記は、「清須」と「清洲」の両方が混在しており、歴史書によって異なる。伊勢神宮領を記録した14世紀中頃の『神鳳鈔(じんぽうしょう)』に「清須御厨(きよすみくりや)」として記載されているのが最古の記載としているが諸説ある。江戸時代初期に書かれた書物『三河物語』には「清須」、同時代に書かれた書物『信長公記』には「清洲」と書かれている。合併後の新市名には、前者の「清須」を採用した。

行政

議会

清須市議会

  • 定数:22人
  • 任期:2018年5月1日 - 2022年4月30日
  • 議長:伊藤嘉起(清政会)
  • 副議長:野々部享(清政会)
会派名 議席数 議員名(◎は代表者)
清政会 11 ◎八木勝之、成田義之、久野茂、伊藤嘉起、岡山克彦、野々部享、
小崎進一、浅野富典、下堂薗稔、冨田雄二、松岡繁知
新世代 4 ◎高橋哲生、大塚祥之、松川秀康、山内徳彦
公明党 3 ◎岸本洋美、林真子、飛永勝次
市清クラブ 2 ◎浅井泰三、白井章
無所属 2 天野武藏、加藤光則
22

愛知県議会

  • 選挙区:清須市、北名古屋市及び西春日井郡選挙区
  • 議員定数:2人
  • 任期:2015年4月30日 - 2019年4月29日
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
水野富夫 65 自由民主党 16,775票
安藤敏毅 57 民主党 14,119票
太田考則 47 無所属 9,221票
中川敦史 43 無所属 4,713票

衆議院

氏名 党派名 当選回数 備考
赤松広隆 立憲民主党 10 選挙区
神田憲次 自由民主党 3 比例復活

経済

商業

主な商業施設

市内の主な企業

ファイル:KIRIN BEER PARK Nagoya.jpg
キリンビアパーク名古屋

金融・郵政

金融機関
郵便局
  • 枇杷島郵便局
  • 清洲郵便局
  • 尾張新川郵便局
  • 須ヶ口郵便局
  • 枇杷島大和郵便局
  • 清洲丸之内郵便局
  • 春日郵便局
  • 二ツ杁郵便局

姉妹都市・提携都市

海外

姉妹都市
フレンドシップ相手国

2005年に開催された愛知万博で、名古屋市を除く愛知県内の市町村が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた[2]


日本国内

友好都市
その他

地域

人口

清須市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

地名

清須市の地名を参照のこと。

交通

鉄道

市の中心となる駅:須ヶ口駅

JR logo (central).svg東海旅客鉄道(JR東海)
東海道本線枇杷島駅

清洲駅は稲沢市にあるが、駅の直ぐ南側が清須市になる。

20px名古屋鉄道(名鉄)
NH名古屋本線:(枇杷島分岐点) - 西枇杷島駅 - 二ツ杁駅 - 新川橋駅 - 須ヶ口駅 - 丸ノ内駅 - 新清洲駅
IY犬山線:(枇杷島分岐点) - (下砂杁信号場) - 下小田井駅
TB津島線:須ヶ口駅
東海交通事業(TKJ)
城北線枇杷島駅 - 尾張星の宮駅

バス

道路

高速道路

60px名古屋第二環状自動車道

  • (名古屋市西区) - (17)清洲東IC(名古屋南方面出入口) - (17-1)清洲JCT - (17)清洲東IC(名古屋西方面出入口) - (18)清洲西IC - (あま市)

20px名古屋高速6号清須線

20px名古屋高速16号一宮線

一般国道
25px国道22号名岐バイパス
Japanese National Route Sign 0302.svg国道302号名古屋環状2号線
主要地方道
一般県道

教育

大学・短大

専修学校

高等学校

中学校

小学校

  • 清須市立新川小学校
  • 清須市立星の宮小学校
  • 清須市立桃栄小学校
  • 清須市立西枇杷島小学校
  • 清須市立古城小学校
  • 清須市立清洲小学校
  • 清須市立清洲東小学校
  • 清須市立春日小学校

見どころ

寺社

ファイル:Kiyosujuku.JPG
清洲宿本陣跡
寺院
神社

清須市内に約100近くの寺院・神社がある。[3]

城郭
街道
遺跡
  • 朝日遺跡(貝殻山貝塚など)清須市貝塚の住所に当たる
名所・観光地

祭事・祭事

ゆるキャラ

出身有名人

清須市を舞台にした作品

小説・ライトノベル

映画

郵便番号

郵便番号は以下の通りとなっている。2006年10月1日に変更。

関連項目

脚注

  1. “新清須市が誕生 春日町合併、記念式に300人”. 中日新聞 (中日新聞社). (2009年10月1日)
  2. 「あいちフレンドシップ交流アルバム」(あいちフレンドシップ交流アルバム)
  3. 「神社・寺院一覧」(清須市の神社・寺院)
  4. イメージキャラクター誕生”. 清須市. . 2013閲覧.
  5. 地域情報|一般社団法人 名古屋西法人会 2014年6月24日閲覧。

外部リンク