淡路交通
淡路交通株式会社(あわじこうつう)は、兵庫県淡路島を中心に路線バス・貸切バス事業を行う会社である。洲本高速バスセンター(洲本バスセンター)・津名港・岩屋(淡路市)・福良をターミナルとして島内全域に路線バスを運行するほか、大阪・神戸へ高速バス、徳島へ急行・特急バスを運行している。ロゴタイプはAK(Awaji-Kotsu)をデザイン化したものである。スルッとKANSAI協議会に加盟しており[1]、2019年度までにICカードサービスの導入を予定している[2]。
Contents
概要
かつては淡路鉄道株式会社として洲本から福良(三原郡南淡町、現南あわじ市)までの鉄道路線を運行した鉄道事業者であった。当時、本土以外で鉄道、それも電車を運行していた会社はここだけである[3]。
その鉄道も1966年(昭和41年)9月30日に全線を廃止し、現在ではバス事業と不動産事業が主体となっている。バス事業も収益の大半は神戸方面への高速バスによるものであり、淡路島内の公共交通をほぼ一手に担っていた路線バス事業は、島内人口の減少や各世帯の自家用自動車の普及で利用者が少なく慢性的な赤字経営が続いているが、不動産事業において毎年安定した収益を上げており、株主への配当も行っている。そのため、過疎地交通への補助金を受けることができず、多くの路線が廃止されることとなった。それらのほとんどは島内各市のコミュニティバスへ移行したが、2017年9月30日まで子会社の淡路タクシーに業務委託して存続していた路線も一部であった。
なお、鉄道線についての詳細は淡路鉄道を参照。
沿革
- 1914年(大正3年)4月: 淡路鉄道株式会社設立
- 1922年(大正11年)11月26日: 洲本口(宇山)- 市村(現在の南あわじ市)間で鉄道営業開始
- 1925年(大正14年)6月: 洲本 - 福良間全通
- 1934年(昭和9年)7月1日: 淡路自動車株式会社を買収し、淡鉄バスとして洲本・三原方面の旅客自動車を開始する。
- 1943年(昭和18年)
- 6月: 淡路鉄道株式会社が全淡自動車株式会社を合併[4]
- 7月: 商号を淡路交通株式会社に変更する。
- 1947年(昭和22年)1月: 燃料事情が悪化したため、鉄道線の電化工事起工
- 1948年(昭和23年)2月: 鉄道電化完成、電車運転開始
- 1966年(昭和41年)10月1日: 鉄道線を廃止する
- 1985年(昭和60年)6月8日: 大鳴門橋が開通し、淡路 - 徳島間で淡路・徳島線急行・特急バスの運行開始(徳島バスと共同運行)
- 1987年(昭和62年)
- 1998年(平成10年)4月6日: 前日に明石海峡大橋の開通により、淡路 - 神戸・大阪間で高速バス(AWAJI EXPRESS)運行開始
- 1999年(平成11年)4月1日: 洲本港発着のバスが洲本高速バスセンター発着に変更
- 2001年(平成13年)2月1日: 淡路・徳島線が洲本バスセンター経由に変更。
- 2002年(平成14年)
- 舞子-津名線の 高速舞子 - 東浦バスターミナル間に深夜2往復を新設。下り最終便は日付を跨いでの運行。
- 11月: 志筑ターミナル廃止
- 2003年(平成15年)4月5日: 淡路・徳島線で徳島バス共同運行から撤退。6往復に減便(うち1往復は特急)。
- 2004年(平成16年)12月1日: 洲本バスターミナル(旧・洲本駅)を廃止し、洲本バスターミナルに発着していた既存路線バス(一部)の発着を洲本高速バスセンター(洲本バスセンター)に一本化する。同時に「洲本」停留所を洲本市役所前に設置。
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)10月1日: ダイヤ改正。岩屋方面のバスの一部が洲本高速バスセンターから県病前へと延伸
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)4月1日: 三ノ宮・西浦線、室津新規停車。三ノ宮・洲本線、三ノ宮・西浦線、三ノ宮・福良線の神戸空港 - 三ノ宮間部分廃止。淡路・徳島線は4往復に減便及び上り特急が廃止[5]。縦貫線下り急行廃止。
- 2011年(平成23年)
- 4月1日:一部路線でダイヤ改正。縦貫線急行が廃止。
- 6月1日:舞子・大磯港線及び舞子・津名線の 高速舞子 - 東浦バスターミナル間深夜2往復が廃止。淡路交通運行路線で日付を跨いで運行する便が消滅。
- 2012年(平成24年)
- 4月1日: 上灘線が全線廃止。
- 10月1日: 大阪・洲本線が8往復から4往復に減便、さらに三宮・洲本線の平日、三宮発の早朝1便と洲本高速バスセンター発の夕方2便の経路を変更(津名港経由⇒洲本IC・宇山経由)するダイヤ改正を実施。[6]
- 2013年(平成25年)
- 1月: ドライブレコーダーを全車両に順次搭載されるようになる。
- 5月1日: 「県病前」停留所が「下加茂」に改称(兵庫県立淡路病院の機能が洲本高速バスセンター近くに完成した兵庫県立淡路医療センターに移ったため。なお以前の「下加茂」停留所とは若干離れている。)
- 2014年(平成26年)
- 2月1日: 西浦・一宮線の岩屋 - 震災記念公園前間が廃止。
- 2017年(平成29年)
事業所所在地
- 本社・観光課: 兵庫県洲本市栄町一丁目2-9
- 洲本営業所・夜間: 兵庫県洲本市栄町一丁目2-5
- 津名出張所: 兵庫県淡路市生穂新島5-4
- 福良営業所(福良バスターミナル): 兵庫県南あわじ市福良甲1528-7
高速バス(AWAJI EXPRESS)
- 淡路交通の高速バスは明石海峡大橋経由の路線である。
- 大阪・洲本線を除いて座席定員制(予約不可のため満席時は乗車できない場合がある)。大阪・洲本線は座席指定制(空席がある場合予約無しでも乗車可能)。
- 大阪・洲本線は発車オ〜ライネット、2012年7月からは日本旅行の「バスぷらざ」や「i.JTB」でも発券可能。
- 淡路島内のローソン・ファミリーマートや淡路島内の淡路交通乗車券取扱店で回数乗車券が発券可能(但し、店舗によって扱う路線・区間が異なる)[7]。
- 以下の区間で定期乗車券あり。
- 三ノ宮 - 津名港・志筑・津名臨海公園・ワールドパークおのころ・宇山・洲本高速バスセンター間(三ノ宮・洲本線)
- 高速舞子 - 淡路島内各停留所間(大阪・洲本線を除く路線) 三ノ宮・洲本線、三ノ宮・福良線、三ノ宮・西浦線の定期乗車券に限り、定期乗車券+不足賃で三ノ宮で乗降可能。
- 学園都市駅 - 淡路島内各停留所間(学園都市・洲本線)
- 淡路島内各停留所 - 淡路島内各停留所間(舞子・福良線、舞子・津名線)
- 以下の区間で往復乗車券あり。
- 大阪・三ノ宮 - 淡路島内各停留所間
- 学園都市駅・高速舞子 - 尾崎上の浜・郡家・伊弉諾神宮・江井・五色バスセンター・高田屋嘉兵衛公園・津名港・志筑・津名臨海公園・ワールドパークおのころ・宇山・洲本高速バスセンター・洲本IC・緑PA・榎列・陸の港西淡/西淡志知・福良間
- 回数乗車券は以下の通り。
- 淡路交通または共同運行会社発行の4枚綴り区間式[8]
- 大阪・三ノ宮・学園都市駅 - 淡路島内各停留所間
- 高速舞子 - 淡路IC・東浦IC・本四仁井・北淡IC・遠田・室津・尾崎上の浜・郡家・伊弉諾神宮・江井・五色バスセンター・高田屋嘉兵衛公園・津名港・志筑・津名臨海公園・ワールドパークおのころ・宇山・洲本高速バスセンター・洲本IC・緑PA・榎列・陸の港西淡/西淡志知・福良間
- 淡路交通発行の11枚綴り金額式
- 高速舞子 - 鵜崎・淡路夢舞台・大磯港・立石川・東浦バスターミナル・東浦総合事務所前・久留麻・仮屋・下田・野田・佐野局前・ポールパーク入口・生穂・津名車庫前・しづかホール前・津名一宮IC・本四安乎・本四中川原・淡路島南IC・苅藻・仁尾・原田間
- 淡路島内各停留所 - 淡路島内各停留所間(舞子・福良線、舞子・津名線)
- 淡路交通または共同運行会社発行の4枚綴り区間式[8]
- 洲本高速バスセンター発着の高速バスは平日の一部の便を除き津名港を経由するが、これは明石海峡大橋開通まで運行していた共同汽船の洲本港発着津名港経由を引き継いでいるためである。
- < >内は共同運行会社。
クローズドドアシステム路線
クローズドドアシステム路線は本州内が上り降車のみ下り乗車のみ。淡路島内が上り乗車のみ下り降車のみ。
- ■三ノ宮・洲本線 <神姫バス>[9][10]
- 三ノ宮(神姫バス三ノ宮バスターミナル) - 高速舞子 - (淡路ICから遠田間の各停留所) - 津名港 - 志筑 - 津名臨海公園 - ワールドパークおのころ - 洲本高速バスセンター
- 三ノ宮(神姫バス三ノ宮バスターミナル) - 高速舞子 - 宇山 - 洲本高速バスセンター ※ 平日の早朝下り1便と夕方上り2便のみ
- ■三ノ宮・福良線 <神姫バス>[9][10]
- ■三ノ宮・西浦線 <神姫バス>[9][10]
- ■学園都市・洲本線 <山陽バス>
- 学園都市駅 - 高速舞子 - 淡路ICから遠田間の各停留所 - 津名港 - 志筑 - 津名臨海公園 - ワールドパークおのころ - 洲本高速バスセンター
- ※ 平日・学園都市を7:10発および洲本高速バスセンターを18:25発の便については淡路IC - 遠田間の停留所は通過
- ■大阪・洲本線 <阪急バス→阪急観光バス>
- 阪急三番街高速バスターミナル - 淡路ICから遠田間の各停留所 - 津名港 - 洲本高速バスセンター
上記以外の路線
- ■舞子・福良線(島内一般乗合路線にも含まれる)[11]
- 高速舞子 - 淡路ICから榎列間の各停留所 - 陸の港西淡 - 福良
- 高速舞子 - 淡路ICから淡路島南IC間の各停留所 - 苅藻 - 仁尾 - 原田 - 福良
- ■舞子・津名線(島内一般乗合路線にも含まれる、なお上り線は2016年10月1日廃止)
島内一般乗合路線
淡路島内の淡路交通乗車券取扱店で回数乗車券を発券している(但し、店舗によって扱う路線・区間が異なる)[7]。また、淡路タクシーの路線を含む淡路島内の路線バスが2日間乗り放題のフリーきっぷを発売している。
スルッとKANSAI対応カードやPiTaPa・ICOCAなどのICカードは利用はできない。
- ■ 淡路・徳島線[11]
- ■縦貫線
- 岩屋 - 東浦バスターミナル - 津名港(朝の1往復のみ、津名中学校前) - 洲本高速バスセンター
- 洲本高速バスセンター - 新加茂橋 - 洲本IC - 広田 - (鳥井/イングランドの丘) - 国衙 - 福良
- かつては特急・急行・快速の種別もあり、また岩屋 - 福良間全線通しで運行されたが、現在は洲本高速バスセンターで分割されている。但し、朝に岩屋発洲本高速バスセンター・宇山・新加茂橋経由下加茂行き便が1便、15時台に下加茂始発宇山車庫前・洲本高速バスセンター経由岩屋行きが1便ある。
- 2018年4月1日から中山峠 - (鳥井/イングランドの丘) - 円行寺間の経由停留所を変更し、東養宜、養宜を経由する便が朝・夜のみとなる予定[12]
- ■西浦・一宮線
- ■由良線
- 洲本高速バスセンター → 洲本 → 住吉前 → 由良 → 由良福祉センター
- 由良福祉センター → 由良 → 住吉前 → 洲本高速バスセンター → 洲本(市役所前)(→ 宇山 → 新加茂橋 → 下加茂)
- 学校休日を除く由良福祉センター始発便のみ下加茂まで運行する。由良福祉センターゆきは洲本高速バスセンター発で、洲本ゆきは洲本(市役所前)が終点となる。
- ■都志線
- 洲本高速バスセンター - 下加茂 - 岡本 - 五色バスセンター - 都志( - 鳥飼浦 - 湊)
- ■鳥飼線
- 洲本高速バスセンター - 札の辻 - 鳥飼浦 - 湊
- ■長田線
- 洲本高速バスセンター - 広田 - 土井谷口 - 長田 - 庄田 - 掃守 - 湊
休止路線
- 海峡シャトル線 <神戸山陽バス、神姫バス、本四海峡バス>
- 高速舞子 - (道の駅あわじ) - 岩屋ポート - 淡路夢舞台
- フェリーシャトルバス
- 津名港 - 南海・淡路ラインフェリー乗り場
- 淡路市岩屋シャトルバス
- 南鵜崎団地 - 岩屋 - 松帆の郷
廃止路線
全線廃止
- ハイウェイオアシス線 <神姫バス>
- 舞子・大磯港線
- 高速舞子 - 鵜崎 - 淡路夢舞台 - 大磯港 - 東浦バスターミナル
- 舞子・津名線と同一運行経路だが、クローズドドアシステムを採用し、立石川通過、大磯港停留所の位置も舞子・津名線と異なり本四海峡バスの大磯営業所(大磯港バスターミナル)に入っていた。なお、本四海峡バスの大磯号の時刻表に舞子・大磯港線の時刻が掲載されていた。
- 高速舞子 - 鵜崎 - 淡路夢舞台 - 大磯港 - 東浦バスターミナル
- 鳴門線
- 洲本高速バスセンター - 洲本 - 広田 - 鳥井 - 福良 - 淡路島南IC - 鳴門公園 - 鳴門
- 五色循環線
- 洲本 - 市原口 - 天神 - 都志 - 鳥飼浦 - 札の辻 - 二本松 - 洲本 (両方向あり)
- 山手線
- 洲本 - 市原口 - 中川原 - 志筑 - 津名港
- 1996年10月廃止[13]
- 大野線
- 洲本 → 寺町 → 金屋 → 前平(または広田) → 金屋 → 新加茂橋 → 洲本
- 2002年8月1日廃止[13]
- 市内線
- (洲本港 → )洲本 → 宇山 → 下加茂 → 県病前 → 宇山 → 洲本( → 洲本港)
- (洲本港 - )洲本 - 宇山 - 県病前 - 新淡路病院前 - 先山 - 上加茂 - 二本松
- 2002年8月1日廃止[13]
- 山田線
- パルシェ - 郡家 - 桃川 - 山田
- 淡路タクシーに移管されたが廃止された。
- パルシェ - 郡家 - 桃川 - 山田
- 鮎原線
- 西淡・湊・市線
- 湯の川線
- 陸の港西淡 - 湊 - 津井 - 丸山 - 阿那賀 - 湯の川 - 陸の港西淡
- 淡路タクシーに移管後、南あわじ市コミュニティバス(せい太くんバス(後にらん・らんバス せい太くん号):みなと観光バス)として運行
- 陸の港西淡 - 湊 - 津井 - 丸山 - 阿那賀 - 湯の川 - 陸の港西淡
- 仮屋北淡線
- (岩屋 - )大磯港 - 東浦バスターミナル - 小田 - 仁井 - 富島 - 震災記念公園前
- 2008年4月の廃止後、5年6ヶ月当路線を運行するバスが無かったが、2013年10月より淡路市北部生活観光バス路線:本四海峡バスが路線を引き継いでいる。
- (岩屋 - )大磯港 - 東浦バスターミナル - 小田 - 仁井 - 富島 - 震災記念公園前
- 青年の家・阿万線
- 西町 - 青年の家 - 本庄 - 国衙 - 福良
- みなと観光バス(らん・らんバス うずしお号/すいせん号)に移管。その際路線が一部変更されている。
- 西町 - 青年の家 - 本庄 - 国衙 - 福良
- 灘線
- 洲本高速バスセンター - 由良 - モンキーセンター - 来川 - 黒岩 - 土生 - 本庄 - 国衙 - 福良
- コミュニティバス(らん・らんバス)
- Aルート
- 陸の港西淡 - 三原庁舎前 - 市 - 鳥井 - ファームパーク - おのころ島神社 - 榎列バスストップ - 大榎列 - 陸の港西淡(左回り)
- ※右回りもあり
- Bルート
- 陸の港西淡 - 南淡路ジャスコ前 - 賀集 - 国衙 - 浦壁 - さんゆー館 - 市 - 南あわじ署前 - 陸の港西淡(左回り)
- ※右回りもあり
- みなと観光バスに移管
- Aルート
部分廃止
- 三ノ宮・洲本線、三ノ宮・西浦線、三ノ宮・福良線<神姫バス>
- 神戸空港 - 三ノ宮
- 縦貫線
- 福良 - 鳴門岬 - 淡路島南IC
- 淡路・徳島線
- 津名港 - 洲本高速バスセンター
- 西浦・一宮線
- 岩屋 - 道の駅あわじ - 江崎灯台 - 震災記念公園前
- 2013年10月より淡路市北部生活観光バス路線:本四海峡バスが路線を引き継いでいる。
- 五色浜 - 慶野 - 湊(夏季は慶野 - 国民宿舎前 - 湊)
- かつては岩屋から湊までの直行便(下記の快速とは別)が存在した。その後、直行便は郡家-湊に短縮され、後に五色浜から湊に向かわずアスパ五色に向かうようになった(都志線、鳥飼線は存続)。
- 郡家 - 都志 - 鳥飼浦 - 五色浜 - アスパ五色
- (路線図では「郡家アスパ五色線」と区別されていた。)
- 2009年9月30日廃止[13]
- 岩屋 - 道の駅あわじ - 江崎灯台 - 震災記念公園前
- 長田線
- 長田 - 入田口 - 掃守
- かつては長田線は入田口経由がメインルートで庄田経由便は1日数本のみであった。
- 湊 - 陸の港西淡 - 福良
- 西路 → 榎列 → 緑パーキングエリア → 洲本IC(神戸淡路鳴門自動車道を経由していた・平日の朝上りのみ)
- 長田 - 入田口 - 掃守
運行ルート変更による停留所廃止
- 淡路・徳島線
- 本四中川原 - 本四安乎
- 洲本高速バスセンター経由に変更したため
- 本四中川原 - 本四安乎
- 都志線
- 宇山 - 富士見橋 - 新加茂橋 - (旧)下加茂
- 宇山車庫前 - 県病前(現・下加茂)経由に変更したため
- 宇山 - 富士見橋 - 新加茂橋 - (旧)下加茂
- 由良線・灘線
- お山前
- 由良地区で由良大橋を含む湾岸道路が開通し、運行経路が変更(由良支所前経由)となったため。
- かつては、由良保育園・来川方面へは、由良停留所で折り返して由良交差点からお山前を経由して由良保育園方面に行っていた。
- お山前
かつて存在した種別
- 縦貫線・特急
- 明石海峡大橋開通まで運行していた種別で、国道28号上の島内各町役場付近・観光地付近・港に停車していた、なお、洲本市街地は経由しない。
- (淡路島南IC -)福良 - 南淡町役場前(当時)- 国衙 - 市(- ファームパーク)- 広田 - 新加茂橋 - 宇山 - 塩屋 - おのころ愛ランド公園(当時)- しづかホール前 - 志筑 - 津名港 - 仮屋 - 久留麻 - 大磯港 - 鵜崎 - 岩屋
- 縦貫線・急行
- 岩屋 - 鵜崎 - 大磯港 - 久留麻 - 仮屋 - 野田 - 佐野局前 - 生穂 - 志筑 - 塩尾 - 安乎 - 塩屋 - 築地町 - 洲本 - 築地町 - 宇山 - 新加茂橋 - 広田 - 市 - 国衙 - 南淡町役場前 - 福良
- 岩屋 - 鵜崎 - 淡路夢舞台 - 大磯港 - 東浦バスターミナル - 東浦総合事務所前 - 久留麻 - 仮屋 - 南の町 - 下田 - 野田 - 佐野学校前 - 佐野局前 - 生穂 - 津名車庫前 - 津名港 - 志筑 - しづかホール前 - 津名臨海公園 - ワールドパークおのころ - 塩尾 - 安乎 - 塩屋 - 築地町 - 洲本 - 洲本高速バスセンターから福良までの各停留所に停車(ファームパーク経由)
- 縦貫線・快速
- 朝の通学時間帯上り福良→洲本間のみの運行で主な集落(上記の急行停車停留所とほぼ一致)に停車していた。
- 西浦線・快速
- 岩屋 - 富島 - 室津 - 郡家から湊まで各停留所停車。
使用車両
- 高速バス
- いすゞ・ガーラ (全路線)
- いすゞ・エルガワンステップ(舞子・津名線)
- 三菱ふそう・エアロバス (舞子・福良線)
- いすゞ・エルガは路線車・貸切車(後述)としても共通で使用されるため、中扉の前を除いて座席は2人掛けとなっており、補助椅子も装備している。また全車車椅子スロープ・車椅子固定装置も装備している。
- エアロバスには、営業用としては国内唯一の中扉つきで中扉は入口、前扉は出口となっている。
- いすゞ・ガーラの一部車両はトイレ付きで主に大阪・洲本線で使用されている。
- 一般路線バス
- いすゞ・ガーラ(淡路・徳島線)
- いすゞ・エルガワンステップ (縦貫線、西浦線、長田線、由良線、都志線)
- いすゞ・エルガミオワンステップ (淡路・徳島線以外の路線で使用されている、淡路タクシー路線の代替車として使用することもある)
- 貸切バス
- 三菱ふそう・エアロバス
- いすゞ・ガーラ
- いすゞ・エルガワンステップ(一般路線バスと兼用)
- いすゞ・エルガミオワンステップ(一般路線バスと兼用)
- 団体貸切あるいは小口貸切のほか、鳴門競艇場の送迎車として使用されることもある。
当社は塩害・節税対策のため、1990年代から2006年にかけて毎年10台から15台前後の新車を導入して、新造から4年から5年程度でバスを置き換える事業者として知られていた。2000年代初めまでのいすゞ・キュービックまでは全国の事業者に移籍していたが、2004年以降のKL-代のいすゞ・エルガは神姫バスのみに移籍するようになっていた。2015年頃から再び岩手県北自動車、山梨交通等神姫バス以外の事業者へ譲渡される例が出ている。
なお、2007年以降は路線廃止や減便等による減車の影響によって新車の導入が最小限に抑えられ、使用年数が8年から10年程度まで伸びてきている。
関連会社
- 淡路タクシー
- ダンコー・サービス
- 所在地:兵庫県淡路市生穂新島5-4
- 自動車整備・販売事業
- 大阪淡路交通
- 名古屋淡路交通
有価証券報告書によれば、上記4社のほか、さらに5社の関連会社が存在する[15]。ただし、上記4社がいずれも本業であるバス事業に関連する事業やその他の付帯事業を営んでいるのに対し、その他の5社はいずれもグループ内の資産運用会社として機能している。
脚注
- ↑ “スルッとKANSAIについて”. スルッとKANSAI. . 2017年10月26日閲覧.
- ↑ “淡路地域に乗り入れる高速バスのICカードサービス開始 (PDF)”. 兵庫県 淡路県民局 (2016年11月7日). . 2017年10月26日閲覧.
- ↑ 外地とされた台湾・樺太など戦前の日本領を除く。また沖縄県の沖縄本島にも戦前に鉄道路線があったが、路面電車・馬車鉄道・軽便鉄道であった。さらに、戦後も南大東島にはサトウキビ輸送用の産業用鉄道が存在した。→詳しくは沖縄県の鉄道を参照
- ↑ 「合併公告」『官報』1943年3月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ↑ 帰りのバスが無くなる・・・!(2010年〈平成22年〉3月12日 日本共産党淡路市議会議員佐藤ゆう子・ひろば)
- ↑ 淡路交通株式会社ホームページトップのトピックスより
- ↑ 7.0 7.1 バスに乗るには?
- ↑ 一部の路線・区間は淡路交通発行の11枚綴り回数券が使用可能 山陽バス(おにおん60)
- ↑ 9.0 9.1 9.2 大阪(伊丹)空港 - 三ノ宮間のリムジンバスとの乗り継ぎ割引あり 空港リムジンバス&高速バス乗り継ぎ割引乗車券
- ↑ 10.0 10.1 10.2 神戸市内は基本的に生田川出入口 - 名谷ジャンクション - 垂水ジャンクションを通るが、この区間が渋滞している場合は新神戸トンネル有料道路 - 箕谷出入口 - 布施畑ジャンクションまたは山麓バイパスを通ることになる(渋滞していなくても平日の朝・夕はこのルートで運行するため時刻表の上では到着時間があらかじめ繰り下げられている)。
- ↑ 11.0 11.1 一部の便であるが、淡路島南ICで淡路・徳島線と接続する形で福良~徳島間の往来が可能になっている。淡路-徳島線運行時刻表 (PDF)
- ↑ 12.0 12.1 “平成30年4月1日(日)ダイヤ改正のお知らせ”. 淡路交通 (2018年3月17日). . 2018年3月29日閲覧.
- ↑ 13.0 13.1 13.2 13.3 “<報告2-2> 洲本市地域公共交通基本計画 (資料編) (PDF)”. 洲本市. . 2016年8月12日閲覧.
- ↑ 洲本市コミュニティバス上灘線
- ↑ 淡路交通株式会社 第149期(平成22年4月1日‐平成23年3月31日)有価証券報告書より。
関連項目
- 千葉宮次郎
- ダントーホールディングス(直接の出資関係こそないものの、当社創業者一族が経営陣及び主要株主に名を連ね、かつ淡路交通は同社の筆頭株主でもあるなど、事実上の兄弟会社の関係にある。当社の保有車両にも広告を掲出している)