浜田港
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浜田港(はまだこう)は、島根県浜田市にある港湾。港湾管理者は島根県で、港湾法上の重要港湾、港則法上の特定港に指定されている。 地元では浜田漁港と区別するために商港とも呼ばれている。
歴史
浜田港の歴史は、戦国時代から始まっている。
はじまり
主な通交品
- 輸入品
- 紬・綿布・虎皮・豹(ひょう)皮・人参・松子(しょうし)・清蜜など
- 輸出品
- 刀剣・朱椀・漉漆(ろくしつ)・蝋燭(ろうそく)・丹木・胡椒など
- このうち、刀剣・朱椀・漉漆などは長浜あたり生産されたものと考えられる。
- 丹木・胡椒などの南海産の物資は対馬での交易によったと考えられる。
鎖国
その後の浜田港
- 1896(明治29)年7月
- 外国貿易港に指定。
- 1901(明治32)年10月
- 1955(昭和30)年8月1日
- 1967(昭和42)年3月
- 浜田港の全工事完成。
- 1968(昭和43)年7月
- 浜田港に、イギリスの貨物船が初入港。
- 1982(昭和57)年11月7日
- 貨物支線の、浜田港線、浜田港駅、廃止。
利用状況
おもに、ロシアなどからの木材輸入と、セメント、石油類ならびに砂利・砂の国内移入が中心となっている。2001年にはあらたに定期コンテナ航路が韓国・釜山港とのあいだに開設された。
現在は、西側の長浜港と東側の福井港の二つに分かれている。浜田漁港は福井港のさらに東側にある。コンテナ航路は福井港を、木材輸入は両方を使っており、油槽所が長浜港にはある。
コンテナ航路
- 韓国定期航路(週1便、運航会社:南星海運)