断層
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(活断層から転送)
だんそう、英: fault
地中のある面を境に地盤の相対的なずれが存在するとき,これを断層という。長さは数 cmから数百 kmに及ぶ。断層が急に動いてたくわえられていたひずみを解放する現象を地震という。断層が連続的に緩慢に動くことをクリープという。マグニチュードが7~8の地震のとき,数百 km2から数万 km2の広がりをもった断層面上で数mのずれ運動が生じる。このようなずれ運動が長い間蓄積されると,地形学的に認識されるような,地質の大きな食違いを伴う断層になる。断層のなかで,第四紀に動いたもの,動いた形跡の認められるものを活断層という。上盤が下盤の上に乗上げるようなものを逆断層 (衝上断層 ) ,上盤がずり落ちるものを正断層,ずれが主として断層の走向と平行なものを傾斜走向断層と分類される。