津和地島
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津和地島 | |
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座標 | 東経132度30分24秒北緯33.98056度 東経132.50667度 |
面積 | 2.86 km² |
海岸線長 | 12 km |
所在海域 | 瀬戸内海 |
所属国・地域 | 日本(愛媛県) |
津和地島(つわじじま)は、愛媛県松山市に属する島。忽那諸島(くつなしょとう)の一部で、有人島の内では最も北西にあり、山口県、広島県に近い島である。
自然
歴史
- かつては瀬戸内海航路の要衝として、参勤交代に向かう松山藩主の御茶屋が港におかれていた[1]。跡地は今でも残る[2]。江戸時代安永5年(1776年)の石高は約140石[3]。1889年(明治22年)、町村制施行により風早郡(1897年より温泉郡)神和村に属していたが1959年(昭和34年)に合併により中島町となり、2005年(平成17年)に松山市に編入された。
産業
社会
- 小学校は1校。松山市立津和地小学校
- 2015年度に児童2名がいたが、2017年3月に卒業して休校に[5]。
- 中学校はなし。
- 瀬戸内海特有の少雨気候により水資源に恵まれていないため、飲料水の貯水と導水を兼ねた地下トンネルを建設[2]。表流水を自然流下で水をため、給水する仕組み。
- 人口 383人(平成22年国勢調査)。2017年(平成29年)3月には約270人[5]。
- 世帯 184戸(平成22年国勢調査)
交通
脚注
- ↑ 鴨頭 2012, p. 1/17.
- ↑ 2.0 2.1 しまの詳細:津和地島(つわじじま) - ちゅうよ観光ナビ 愛媛県
- ↑ 鴨頭 2012, p. 3/17.
- ↑ 平成3年台風第19号による塩害が元でかんきつ栽培が打撃を受け、以降塩害に強いたまねぎ栽培の作付面積が増加していった。
- ↑ 5.0 5.1 “津和地小学校 双子卒業、島唯一の学校、休校に”. 毎日新聞. (2017年3月19日) . 2017閲覧.
参考文献
- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典38 愛媛県』角川書店、1981年、437-438頁、911頁
- 鴨頭俊宏 (2012年12月25日). “近世交通路をめぐる情報ネットワークの研究動向 : 大坂~九州間を中心に (PDF)”. 広島大学大学院文学研究科. . 2017閲覧.}『広島大学大学院文学研究科論集72巻』
関連項目
外部リンク
- 津和地島(松山離島振興協会)
- 松山市立津和地小学校
- 愛媛県温泉郡神和村 (38B0050019) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ
- 愛媛県温泉郡中島町 (38363A1968) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ
- 愛媛県松山市 (38201A1968) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ