津南町

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津南町(つなんまち)は、新潟県中魚沼郡にあるである。

概要・地理

同じ中越地方で隣接する十日町市への通勤率は13.3%(平成22年国勢調査)。長野県栄村などで県境を接する。

自然豊かな山間部の豪雪地帯であり、の食味を良くする寒暖差とミネラル分豊富な雪解け水を生かして、国内有数のブランド米「魚沼産コシヒカリ」の生産が盛んである[1]。町内を代表する地形である河岸段丘は日本最大の規模で、特に見玉(みだま)地区で柱状節理が連なる「石落とし」が名高い。石落としや苗場山を含めて苗場山麓ジオパークとして認定されている[2]

  • 主な山: 苗場山、山伏山
  • 主な河川: 信濃川、中津川、清津川、志久見川

歴史

人口

津南町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

行政

  • 町長:桑原悠(くわばら はるか、女性、2018年7月9日就任、1期目)

経済

産業

主な産業

  • 農業・食品産業(魚沼産コシヒカリ、カサブランカ、雪下人参トマトアスパラガストウモロコシ縄文ワインなど)
    • 国内でも有数のブランド米「魚沼産コシヒカリ」の生産が盛んな町である。最近は温暖化の影響で、標高300m-400m地域の品質向上が注目されている。
  • 観光(ひまわり畑、ニュー・グリーンピア津南秋山郷、山伏山森林公園、温泉、スキー場など)
    • ひまわり畑は沖の原台地の広大な農作地に設置され、夏の風物詩として県内外から多くの観光客が来訪している。またここでは毎年夏に結婚式が行われている。温泉が町内各所にあり(津南駅駅舎内も含む)、地域の住民や観光客に親しまれている。
  • 水力発電(信濃川水系、中津川水系、志久見川水系)
    • 山間地の落差と豪雪による豊富な河川水を利用し、町内随所で水力発電を行っている。

町内に本社を置く主な企業

郵便

金融機関

姉妹都市・提携都市

地域

健康

  • 平均年齢
  • 65歳以上人口 4,069人(33.7%、2005年(平成17年))
    • 他の山間地域と同様に高齢化の進展が著しく、若い世代の流出が問題となっている。

市町村合併

平成の大合併に伴い、十日町市のほか中魚沼郡川西町中里村東頸城郡松之山町松代町の6市町村(いずれも合併し、現在の十日町市となっている)での合併が検討された。しかし、町民に対して実施した住民投票の結果を受け、当町は合併せずに独立することを選択した。

前述の合併とは別に、地理的に近いとされる中魚沼郡中里村や東頸城郡松之山町との3町村での合併も検討されたが、その話が大きく取り上げられるようになった時は既に中里村と松之山町は十日町市と合併することが決まっていた為、その案は頓挫することになった。また、隣接する長野県下水内郡栄村との県境を越えた合併も検討されたが、実現には至らなかった。

教育

中等教育学校

中学校

  • 津南町立津南中学校

小学校

  • 津南町立津南小学校
  • 津南町立上郷小学校
  • 津南町立芦ヶ崎小学校

 (かつてあった小学校)

  • 津南町立津南原小学校
  • 津南町立三箇小学校
  • 津南町立外丸小学校
  • 津南町立中津小学校

交通

鉄道路線

路線バス

町内路線のほか、十日町駅越後湯沢駅、隣接する栄村森宮野原駅などとを結ぶ路線が設定されている[3]

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

観光スポット

レジャー

温泉

祭事・催事

その他

メディア

著名な出身者

脚注・出典

  1. 津南産魚沼コシヒカリ津南町農業協同組合(2018年7月5日閲覧)
  2. 津南見玉公園津南町観光情報つなんめぐり(2018年7月5日閲覧)
  3. 津南町の公共交通 - 津南町.2018年8月30日閲覧。

関連項目

外部リンク

行政
観光