沢尻エリカ
沢尻 エリカ(さわじり エリカ、1986年4月8日 - )は、日本の女優、歌手。本名、澤尻 エリカ(読み同じ)。
東京都出身。スペインに所在する個人事務所・エル・エクストラテレストレ所属(エイベックス・ヴァンガードと業務提携)。 歌手としても、Kaoru Amane、ERIKA名義でCDをリリースした。血液型はA型。
略歴
生い立ち
- 父親が日本人で母親がアルジェリア系フランス人(アルジェリア生まれフランス育ちのベルベル人)のハーフ。
- 名前の“エリカ”はツツジ科のエリカに因んで命名された。
- 子供の頃は乗馬やダンス、ピアノを習っていた。父親が競走馬を数十頭所有するなど幼少期は比較的裕福な家庭に育つも中学の時に父親を病気で亡くす。その後すぐに次兄を交通事故で亡くすという不幸に見舞われている。
デビュー・モデル時代
女優・歌手活動
- 2002年『フジテレビビジュアルクイーンオブ・ザ・イヤー2002』に選出。
- 2003年TBS系『ホットマン』で連続テレビドラマに初出演。
- 2004年映画『問題のない私たち』で準主演を務め、映画初出演。
- 2005年映画『パッチギ!』で演じた「リ・キョンジャ」役が高く評価され、数多くの映画賞・新人賞を受賞した。
- 沢尻は『パッチギ!』について「映画だけど映画じゃない。そういう事実を伝える最高の教科書みたいなもの」と語り、「この映画を通して女優として得たものも多く、結果がどうであれ物事にぶつかっていくことに意味がある」と発言した。
- 2005年フジテレビ系で放送の初主演ドラマ『1リットルの涙』での演技が高く評価され、2006年エランドール賞・新人賞や、第43回 ゴールデン・アロー賞・新人賞を受賞した。
- 2006年TBS系で放送の主演ドラマ『タイヨウのうた』で演じた“Kaoru Amane”名義で歌手デビュー。
- 2006年『シュガー&スパイス 風味絶佳』『オトシモノ』『天使の卵』『手紙』など、主演を含む5つの出演映画が公開された。
- 2007年9月29日自身が主演する映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で不機嫌そうな振舞いを行い、世間・マスコミなどによりバッシングを浴びせられる[2]。同年10月2日には、この件に関して公式ページに本人名義で謝罪したが、2010年CNN GOの英語インタビューで「あれは間違いでした。前の事務所が謝罪しなくてはいけないと言ったけれど、ずっと断っていたんです。絶対したくなかった。これが私のやり方なんだから、と。結局私が折れて。でも間違ってた」と告白した[3]。
- 2009年9月30日付けで前事務所スターダストプロモーションとの専属契約が解消され、芸能活動を2010年春まで休止。
- 2010年、たかの友梨ビューティークリニックのTVCM及び巨大広告が話題となる。
- 2012年には女優復帰作となった主演映画『ヘルタースケルター』が公開。興行収入20億円を突破する大ヒットとなった他、アジア各国でも公開され大ヒットを記録した。またこの映画での演技で、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。
- 2013年末にはTBS系のスペシャルドラマ『時計屋の娘』に主演。
- 2014年4月から放送スタートで、8年ぶりの地上波連続ドラマ『ファースト・クラス』の主演を演じる。深夜枠放送にも関わらず視聴率10%を超えるヒットとなる。同年10月、続編「ファーストクラス」が放送終了からわずか3ヶ月というフジテレビでは史上初最短でのシリーズ2作目の放送開始となる。
- 2015年4月クールの『ようこそ、わが家へ』で初のフジテレビ月9ドラマのヒロイン役を演じる。
- 2015年5月、ヒロイン・アゲハ役を演じた『新宿スワン』が公開され、興行収入ランキングで1位を記録した。
- 2016年1月、『大奥』(フジテレビ)で時代劇初主演。
- 2016年8月、ヒロイン役を務めた「24時間テレビ」のスペシャルドラマ『盲目のヨシノリ先生〜光を失って心が見えた〜』(日本テレビ)の平均視聴率が20.5%を記録した。
- 2016年10月、NHK BSプレミアムのドキュメンタリー番組『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』でレギュラーMCを務める。
個人事務所「エル・エクストラテレストレ」
- 2010年3月スペインに個人事務所「エル・エクストラテレストレ」(スペイン語で「宇宙人」を意味する)を設立し、芸能活動を復帰すると報じられた。CMには多数出演していたものの、本格的に芸能活動を復帰するのは約2年ぶりのこととなる。また、同国の首都であるマドリッドを拠点として活動予定であることも加えて報じられた[4]。
- 16日午後5時に公式サイト『erikatokyo.com』を開設し「今後の体制の正式な発表をする。」としている。公式サイト内には、今後の活動内容について発表するプレス専用ページを設け、事務所からマスコミ側に提出した6か条の誓約書にサインをしないと閲覧できないという方針を明らかにした[5]。
業務提携契約
2011年(平成23年)4月1日、エイベックス・マネジメント株式会社と業務提携契約を締結。
私生活
2008年12月、ライターで映像作家(当時)の高城剛との結婚を発表。
人物
人物像
さばさばとした性格で、本人も自らを男っぽい性格と語っている。
元々は天然パーマで、『ニコラ』モデル時代の初期の写真はクルクルヘアーだった。当時掲載されたプロフィール紹介において、自分の好きな所と嫌いな所は何かという質問に「嫌いなとこも好きなとこも天然パーマなところ」と答えている。
2006年頃から地上波、BS、CS含めテレビ番組を一切見ない生活をしている。家のテレビにはアンテナ線を繋げておらず、DVD観賞用モニターとしてのみ使用している。
自分のいいところはごきげんなところで、ダメなところは、飽きっぽいところと熱しやすく冷めやすいところ[7]。好きな言葉は「ありがとう」[8]で、嫌いな言葉は「がんばれ」。
アイドル時代の夢は女優かヘアメイクアーティストになることだった[8]。今でも写真、CM、舞台挨拶などでのメイクはほとんど自分でする。
その振舞いから「エリカ様」「女王様」と一部メディアが呼称している[9]。ネットや雑誌などで噂になった「沢尻会」の存在は完全否定している[10]。噂のもう一方の当事者である長澤まさみを自身のラジオ番組のゲストに招いて歓談する様子が放送されている[11]。
仕事
女優としてのポリシーは、まず脚本を読んで、その役をイメージできるかが重要で、イメージできればやるし、できなければやらない[12]。役に入っているときは集中するので、そのあと休暇をとって「役落し」をしないと次の作品に入れない[7]。
2012年5月、一連の騒動からの本格的女優復帰主演作となった映画『ヘルタースケルター』では、『りりこ』役に深く入り込み、監督である蜷川実花をして「現場での彼女はりりこそのものでした」と言わしめた。ただ、精神を病み、心身ともに破滅へと向かっていく役柄に集中したためか、体調を崩し、PR活動の休止が発表された[13]。
交友関係
ドイツの人気グループshanadooのメンバー福愛美[14]とは小学・中学の同級生で一緒に芸能界へ入った親友である。また女優の岩佐真悠子やあびる優[15]、片瀬那奈[16]、高校の同級生である香椎由宇[17]、マリエ、紗栄子、内山理名、加賀美セイラ[18]、カメラマンの蜷川実花、俳優の松田翔太、綾野剛、元俳優でDJの小橋賢児などと仲が良いほか笑福亭鶴瓶とも交友があるなど幅広い人脈を持つ。
生活・趣味・家族
父は日本人で、母はアルジェリア系フランス人(アルジェリア生まれフランス育ちのベルベル人)のハーフで、3人兄妹の末っ子である。父親はエドノコバン他、16頭の競走馬を所有していた馬主だったが、9歳の時に失踪、中学3年の時に家に帰ってきたがその年癌で死去。母親は以前、地中海レストランを経営。店には沢尻のポスターが貼ってあり、沢尻も時々店を手伝っていた。このレストランは営業を終了している[8]。次兄は高校1年の時に交通事故で死去。長兄は元俳優。家族ととても仲が良く、沢尻は「“大切”という言葉では表現しきれないほど強い力で結ばれている」と語っている。ドラマや映画の撮影後は家族旅行に出ることが多く、『タイヨウのうた』撮影後は家族で沖縄旅行へ行った。
今まで生きてきた人生の中で、忘れることができない一冊の本として、木内鶴彦著の「生き方は星空が教えてくれる」をあげている。2007年ごろ、ジーン・スタイン、ジョージ・プリンプトン『イーディ―’60年代のヒロイン』青山南、中俣真知子、堤雅久、古屋美登里翻訳(筑摩書房、1989年2月)を読んでいた[19]。
父親の影響もあり、小さいころから馬に親しみ、乗馬が得意である。ダンスを習っていたことがある。音楽は「好き」というレベルではなく、生きていくために欠かせない一部である[7]。
受賞歴
- 2006年度
- 第29回日本アカデミー賞 新人俳優賞、話題賞俳優部門 (『パッチギ!』)
- 第79回 キネマ旬報 ベスト・テン新人女優賞 (『パッチギ!』『阿修羅城の瞳』『SHINOBI』)
- 第18回 日刊スポーツ映画大賞 新人賞 (『パッチギ!』)
- 第30回 報知映画賞 最優秀新人賞 (『パッチギ!』)
- 第27回 ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞 (『パッチギ!』)
- 第15回 東京スポーツ映画大賞 最優秀新人賞 (『SHINOBI』『パッチギ!』)
- エランドール賞 新人賞 (『1リットルの涙』、『パッチギ!』)
- 第43回 ゴールデン・アロー賞 新人賞 (『1リットルの涙』、『パッチギ!』)
- 2012年度
- 第36回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞 (『ヘルタースケルター』)
出演
主演・ヒロイン作は役名を太字で表記。
映画
公開 | タイトル | 役名 | 配給 |
---|---|---|---|
2004年2月 | 問題のない私たち | 新谷麻綺(主演) | レジェンド・ピクチャーズ |
2005年1月 | パッチギ! | リ・キョンジャ(ヒロイン) | シネカノン |
2005年4月 | 阿修羅城の瞳 | 谷地 | 松竹 |
2005年9月 | SHINOBI -忍- | 蛍火 | 松竹 |
2006年5月13日 | 間宮兄弟 | 本間直美(ヒロイン) | アスミック・エース |
2006年9月16日 | シュガー&スパイス 風味絶佳 | 渡辺乃里子(主演) | 東宝 |
2006年9月30日 | オトシモノ | 木村奈々(主演) | 松竹 |
2006年10月21日 | 天使の卵 | 斎藤夏姫(ヒロイン) | 松竹 |
2006年11月3日 | 手紙 | 白石由美子(主演) | ギャガ |
2007年9月29日 | クローズド・ノート | 堀井香恵(主演) | 東宝 |
2012年7月14日 | ヘルタースケルター | りりこ(主演) | アスミック・エース |
2015年5月30日 | 新宿スワン | アゲハ(ヒロイン) | ソニー・ピクチャーズ |
2018年2月1日 | 不能犯 | 多田友子(主演) | ショウゲート |
2018年6月23日 | 猫は抱くもの | 大石沙織(主演) | キノフィルムズ |
2018年9月21日 | 食べる女 | 小麦田圭子 | 東映 |
2018年10月19日(予定) | 億男 | 安田十和子 | 東宝 |
テレビドラマ
放送 | タイトル | 役名 | 放送局 |
---|---|---|---|
2003年2月2日 | ノースポイント フレンズ | 岩佐マミ | 北海道文化放送 |
2003年4月 - 6月 | ホットマン | 秋川さつき | TBS |
2003年7月 - 9月 | ひと夏のパパへ | さつき | TBS |
2004年1月 - 3月 | 桜咲くまで | 若林菜穂子 | 毎日放送 |
2004年2月11日 | 冬空に月は輝く | フジテレビ | |
2004年4月3日 | 天国への応援歌 チアーズ | 秋川ゆかり | 日本テレビ |
2004年11月23日 | 無名 | TBS | |
2005年4月 - 6月 | あいくるしい | 木崎ほのか | TBS |
2005年9月10日 | 零のかなたへ〜THE WINDS OF GOD〜 ※文化庁芸術祭優秀賞受賞 | 大原美咲(ヒロイン) | 朝日放送 |
2005年10月 - 12月 | 1リットルの涙 | 池内亜也(主演) | フジテレビ |
2006年7月 - 9月 | タイヨウのうた | 雨音薫(主演) | TBS |
2006年10月22日 | 天使の梯子 | 斎藤夏姫 | テレビ朝日 |
2007年4月5日 | 1リットルの涙 特別編〜追憶〜 | 池内亜也(主演) | フジテレビ |
2012年2月1日 - 4月9日 | L et M わたしがあなたを愛する理由、そのほかの物語 | 絵留、絵夢(主演) | BeeTV |
2012年4月30日 | 悪女について ※平成24年度芸術選奨文部科学大臣賞(放送部門)受賞 | 富小路公子 (主演) | TBS |
2013年11月18日 | 時計屋の娘 | 宮原リョウ(主演) | TBS |
2014年4月 - 6月 | ファースト・クラス | 吉成ちなみ(主演) | フジテレビ |
2014年10月 - 12月 | ファーストクラス | 吉成ちなみ(主演) | フジテレビ |
2015年4月 - 6月 | ようこそ、わが家へ | 神取明日香(ヒロイン) | フジテレビ |
2016年1月22日 | 大奥 第一部「最凶の女」 | お美代(主演) | フジテレビ |
2016年1月29日 | 大奥 第二部「悲劇の姉妹」 | 梅(主演) | フジテレビ |
2016年8月27日 | 盲目のヨシノリ先生〜光を失って心が見えた〜 ※24時間テレビSPドラマ | 新井真由美(ヒロイン) | 日本テレビ |
2017年4月 - 6月 | 母になる | 柏崎結衣(主演) | 日本テレビ |
2017年12月 - 2018年1月 | 不能犯 | 多田友子(ヒロイン) | dTV |
2018年7月 - 9月 | ハゲタカ | 松平貴子(ヒロイン) | テレビ朝日 |
ウェブ映画
- Like A Rolling Stone.
- TREEHOUSE(2013年) - 映画女優 役
CM
- 日本園芸農業協同組合連合会(2004年)
- 「みかん」編
- NTT東日本(2005年)
- 『フレッツフォン』
- 「慎六、居残る」編
- 日本ファースト証券(2005年)
- ヤマヒサ(2005年)
- SonyMusic(2006年)
- K 「Beyond the Sea」
- ANA(2006年)
- 「LIVE/中国/ANA」
- カネボウ(2006 - 2009年)
- カネボウコスメット『SALA』(2006 - 2008年)
- カネボウ化粧品『COFFRET D'OR』(2007 - 2009年)
- 明治製菓(2006年 - 2007年)
- Sony Ericsson(2007年)
- PEPSI(2007年)
- 『ペプシNEX ZERO』
- スバル(2007年)
- エステティックサロン・たかの友梨ビューティクリニック(2010年 - 2011年)[20]
- シュワルツコフヘンケル・syoss(2010年 - 2011年)[21]
- スニッカーズ(2011年)
- パルコ 『2012年夏セール「グランバザール」』 (2012年)
- LAVONS LE LINGE(2013年)[22]
- 養命酒製造・食べる前のうるる酢(2014年 - 2015年)
- 24hコスメ(2014年 - 2015年)
- フリマアプリFril(2014年)[23]
- ニフティ NifMo(2014年)[24]
- サントリー 「ほろよい」 (2015年 - )[25]
- ライオン 「Ban 汗ブロックロールオン プレミアムラベル』(2016年)[26]
- エスエス製薬 ハイチオールBクリア
- 「本気の肌あれ対策ー接写」編(2016年4月- ) [27]
- アイセイ「エバーカラーワンデー」(2016年 - )[28]
- ヒューマントラスト 「キュリカ 給料随時払いサービス」(2017年 - )[29]
- マンダム「バリアリペア」(2018年 - )
- avex trax / BoA「私このままでいいのかな」(2018年)
- P&G「レノアハピネス ナチュラルフレグランス」(2018年 - )
広告モデル
- actus color's[30](2012年 - )
- Orgenoa[31](2013年 - )
- Reinest[32](2014年 - )
- エバーカラーワンデー[33](2014年 - )
- CYURICA(キュリカ)[34](2017年 - )
その他のテレビ番組
- Harajukuロンチャーズ(2001年、BS朝日)
- THE夜もヒッパレ(2002年、日本テレビ系)
- 超V.I.P.「フォーチュンの扉」(2002年、フジテレビ)
- B-1(2002 - 2003年、TBS系)
- アイドル道(2003 - 2004年、フジテレビ721)
- アナザーストーリーズ 運命の分岐点(2016年10月 - 、NHK BSプレミアム) - MC [35]
イメージビデオ
- フジテレビビジュアルクイーン・オブ・ザ・イヤー'02(2002年、ポニーキャニオン)
- Ca va?(2002年、ワニブックス)
- D-Splash!(2003年、キングレコード)
- Erica(2003年、学研)
- COLOR(2005年、フォーサイド・ドット・コム)
ナビゲーションビデオ
- クローズドノート MUSIC MOVIE with YUI(2007年、 ソニー・ミュージックレコーズ)
プロモーションビデオ
- ZEEBRA/BIG BIG MONEY feat. HIRO(2003年)
- 氣志團/SECRET LOVE STORY(2003年)
- RIP SLYME/Hey Brother - 映画「間宮兄弟」の映像から(2005年)
- Kaoru Amane/タイヨウのうた(2006年)
- 加藤ミリヤ/I WILL - 映画「オトシモノ」の映像から(2006年)
- SunSet Swish/君がいるから(2006年) - 映画「天使の卵」の映像から(2006年)
- 高橋瞳/コモレビ(2006年) - 映画「手紙」の映像から(2006年)
- 大橋トリオ/MAGIC(2013年) - 映画「TREEHOUSE」の映像から(2013年)
ラジオ
- @llnightnippon.com(2002年9月13日、ニッポン放送)
- 沢尻エリカ REAL ERIKA(2007年1月 - 6月 、NACK5)
展覧会
- 会期: 2007年10月27日(土) - 2008年1月20日(日)「100 ERIKAS」 タナカノリユキ
- アルス・エレクトロニカ 2009 - HUMAN NATURE 常設[36][37]
- 「100 ERIKAS」
音楽
Kaoru Amane
- タイヨウのうた(2006年8月30日)
ERIKA
ERIKA | |
---|---|
生誕 | 1986年4月8日(38歳) |
出身地 | フランス パリ (設定上) |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 2007年 - 2009年 |
レーベル | SonyMusic |
ERIKA(エリカ、1986年4月8日)はフランス・パリ出身という設定でデビューした沢尻の歌手名義である。SonyMusic所属。公式にはあくまで沢尻エリカと別人とされているが、本項目では同一人物として扱う。
設定
1986年4月8日生まれ。出身地は、フランス・パリ郊外。影響をうけたミュージシャンは、レッド・ツェッペリンを挙げている。プロフィールに関しては以上の事柄以外明らかにされていない。フェンダーがERIKAモデルの特注ギターを製作。
設定では沢尻エリカと出身地は異なるが、誕生日が同じ。なお、出身地とされるフランスは、沢尻の母親の母国である[38]。公式サイトの外部リンクには沢尻の所属事務所であるスターダストプロモーションのアドレスが載せられており、本人の公式ホームページには、 ERIKA SAWAJIRI と ERIKA の二つのホームページへのリンクが設けてある。また、オリコンのアーティスト名のERIKAをクリックすると、沢尻エリカのページが出てくる。多くの報道でも「沢尻エリカが- 」と沢尻と同じ扱いをしている(チャートイン記録を含む)。
ディスコグラフィ
- FREE(2007年7月4日)
- Destination Nowhere(2007年11月28日)
- Treasure(「ERIKA × STUDIO APARTMENT」名義)(2010年5月22日 - 5月31日期間限定無料配信)(ダウンロードのみ CD化は未定)
参加作品
- 明日笑っていられるように(2014年4月、東京プリンとたいせつな仲間たち)
書籍
写真集
- P-chu!(2002年12月1日、撮影:上野勇、ワニブックス)ISBN 4-8470-2736-1
- erika(2004年4月17日、撮影:橋本雅司、学習研究社)ISBN 4-05-401973-0
- ERIKA 2007(2007年8月29日、クリエイティブ・ディレクション:沢尻エリカ、撮影:塚田和徳、他、SDP)ISBN 978-4-903620-13-8
- 美女採集 Asami Kiyokawa Catch the Girl(2007年12月15日、清川あさみ、INFASパブリケーションズ)
- 100+1 ERIKAS(2010年7月2日、ディレクタータナカノリユキ、朝日出版社) ISBN 978-4-255-00534-8
関連書籍
- シュガー&スパイス 風味絶佳 VISUAL BOOK(2006年8月24日、SDP)ISBN 4-903620-00-X
- Enjoy Movie 映画「クローズド・ノート」特集(2006年8月23日、SDP)ISBN 978-4-903620-17-6
脚注
- ↑ 事務所に履歴書を送る際に、写真欄にプリクラを貼って提出した(メントレG (2007年9月16日、フジテレビ)にて、沢尻・談)。
- ↑ 沢尻“女王様”が舞台あいさつでダンマリ、質問にも「別に…」(2007年9月30日 サンケイスポーツ)]
- ↑ 「これが私のやり方」: 波紋を呼ぶ女優・歌手、沢尻エリカ、改革を目指し発進
- ↑ “沢尻エリカ、活動再開!スペインから世界へ”. SANSPO.COM (産経新聞社). (2010年3月4日). オリジナルの2010年3月6日時点によるアーカイブ。
- ↑ “エリカ活動再開へ、スペインに個人事務所”. asahi.com (朝日新聞社). (2010年3月4日). オリジナルの2010年3月6日時点によるアーカイブ。
- ↑ “沢尻エリカ夫妻がまだ離婚しない理由” (日本語) (2011年9月19日). . 2009閲覧.
- ↑ 7.0 7.1 7.2 『日経エンタテインメント! 』(2006年10月号、日経BP社)
- ↑ 8.0 8.1 8.2 メントレG (2007年9月16日、フジテレビ)にて、沢尻・談
- ↑ キーワード「"エリカ様"」のニュース検索 Googleニュース
- ↑ ナイナイサイズ(2007年9月22日、日本テレビ)。「ある訳ないじゃないですか。もう、完全に皆さんメディアに踊らされていますよ。」と語った。
- ↑ 沢尻エリカ REAL ERIKA(2007年6月8日、NACK5)。長澤の20歳の誕生祝いに、アロマキャンドルとDVD『あの頃ペニー・レインと』をプレゼントした。
- ↑ 『ViVi』2007年10月号、講談社
- ↑ 体調不良でPR活動休止の沢尻エリカについて、蜷川実花監督がコメントを発表 2012年5月15日 ムービーコレクション
- ↑ http://www.asagei.com/tag/%E7%A6%8F%E6%84%9B%E7%BE%8E
- ↑ https://www.cinematoday.jp/news/N0024452
- ↑ https://frf-en.jp/talking-about-fuji-rock/katase-sawajiri
- ↑ https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100430-623971.html
- ↑ https://www.cinematoday.jp/news/N0078356
- ↑ 株式会社ローソンエンタテインメント. “「TAO」 企画前夜:ゲスト→吉田豪 4” (日本語). www.hmv.co.jp. . 2018閲覧.
- ↑ たかの友梨ビューティクリニック
- ↑ syoss(サイオス)
- ↑ ラボン ルランジェ [LAVONS LE LINGE 公式サイト]
- ↑ “拡大中フリマアプリ「フリル」沢尻エリカら出演の初CMを軍地彩弓らと制作”. Fashionsnap.com (2014年10月29日). . 2015閲覧.
- ↑ “「NifMo(ニフモ)」、“すべてに妥協しない”人々を象徴するアイコンとして、女優 沢尻エリカさんのTVCM起用を目指すプロモーションプロジェクト『AGREEMENT WITH ERIKA』を開始” (プレスリリース), ニフティ株式会社, (2014年11月26日) . 2015閲覧.
- ↑ “沢尻エリカ、インスタ連動CMで自然体セクシー 部屋着のセルフィー動画も”. ORICON STYLE (2015年12月14日). . 2015閲覧.
- ↑ “「沢尻 エリカ」さん出演の『Ban汗ブロックロールオン プレミアムラベル』 新TVCM 2月21日(日)より全国で放映開始”. CM JAPAN (2016年2月8日). . 2016閲覧.
- ↑ “肌あれ・にきびを緩和する医薬品「ハイチオールBクリア」新TV-CM沢尻エリカさんにカメラが迫る!"本気の肌あれ対策"と自信のメッセージ『本気の肌あれ対策-接写-』篇 2016年4月18日(月) 全国でオンエア開始” (プレスリリース), エスエス製薬, (2016年4月1日)
- ↑ “大人気カラコンブランド【エバーカラー】のTVCMがスタート!沢尻エリカの3つのスタイリングが楽しめる!特設サイトも同時オープン!~新CMは8月17日(水)より全国O.A開始!~” (プレスリリース), アイセイ, (2016年8月17日) . 2016閲覧.
- ↑ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000018048.html
- ↑ http://www.actus-colors.jp/
- ↑ http://orgenoa.com/
- ↑ http://reinest.com//
- ↑ http://evercolor.jp/ecom
- ↑ https://www.cyurica.jp/2017/07/?post_type=pt_topics
- ↑ “沢尻エリカ、NHKでMC初挑戦「私でいいのか聞き直しました」”. 映画.com. (2016年9月28日) . 2016閲覧.
- ↑ ARS Electronica|Center(2009年10月2日時点のアーカイブ)
- ↑ ARS Electronica(2010年6月12日時点のアーカイブ)
- ↑ このようなプロモーション方法は以前から存在し、ともさかりえ/さかともえりやDJ OZMAの例がある。
関連項目
- ヤングジャンプ制服コレクション
- フジテレビビジュアルクイーン
- ベルベル人
- 上西小百合(無所属の衆議院議員。「浪速のエリカ様」の愛称で呼ばれている。)
外部リンク
- ERIKA TOKYO - 公式サイト(2010年3月16日 - )
- Kaoru Amane Official Website - タイヨウのうた雨音薫役
- ERIKA(SonyMusic) - ウェイバックマシン(2009年8月5日アーカイブ分)
- 沢尻エリカ - テレビドラマデータベース
- テンプレート:Oricon name
テンプレート:フジテレビビジュアルクイーン テンプレート:ニコラ