沖島
提供: miniwiki
沖島 | |
---|---|
座標 | 東経136度3分58秒北緯35.20778度 東経136.06611度 |
面積 | 1.51[1] km² |
海岸線長 | 6.8 km |
最高標高 | 225 m |
最高峰 | 蓬莱山 |
所在海域 | 琵琶湖 |
所属国・地域 | 日本 滋賀県 |
地図 |
[[File:|200px|沖島の位置]] <div style="position: absolute; z-index: 2; top: 構文エラー: / の演算対象がありません。%; left: 構文エラー: * の演算対象がありません。%; height: 0; width: 0; margin: 0; padding: 0;"> |
沖島(おきしま)または沖ノ島(おきのしま)は、琵琶湖の沖合約1.5 kmに浮かぶ小島。琵琶湖最大の島である。琵琶湖国定公園第2種特別地域。
概要
滋賀県近江八幡市沖島町に属する。約270人が居住する有人島で、島の南西部に集落が形成されており、市立小学校や郵便局なども設置されている。また、ネコが多く生息している。日本で唯一の「淡水湖に浮かぶ有人島」であり、汽水湖を含めると中海の大根島・江島、浜名湖の弁天島があるが、いずれも架橋されているため、離れ小島なのは沖島のみである。島内に自動車や信号機はないが、一方で自家用車並みに、一軒あたり一隻以上の船が所有されている。島内の移動手段は徒歩または三輪自転車である。
戦国時代には琵琶湖水運の重要拠点としてここに関所が設置されていた。ここを通過する船は、陸上の関所と同様に関銭を徴収される代わりに沖島の住民によって航行の安全が保証されていた。関所は当初は六角氏の影響下にあったが、後に本願寺系の自治都市堅田の保護を受け、さらに織田信長の近江平定に従って関所の存続が特に許され、豊臣政権下の天正13年(1585年)頃まで存在していた[2]。
2013年6月、離島指定基準の見直しにより国土交通省の諮問会議において離島地域に加えられることが決定した。
島内の施設
- 奥津島神社
- 厳島神社-奥津島神社摂社
- 西福寺(蓮如の真筆が2つある。虎斑の名号・正信偈)
- 近江八幡市立沖島小学校
- 近江八幡市立沖島幼稚園(沖島小学校の敷地内にある)
- 近江八幡沖島郵便局
- 沖島浄水場
交通
- 堀切新港から船で沖島港へ渡航。
- 長命寺港から渡し舟で渡航。
警察
島内で事件・事故が発生した場合は近江八幡警察署の署員が近江八幡市本土から警備艇で駆けつける。
消防
島内で火災が発生した場合は消防艇「おきしま」が湖水を汲み上げて消火する。消防団員は女性も多い。[3]
ライフライン
水道水は、湖水を島内の沖島浄水場で濾過したものである[4]。電気・通信は、本州と沖島の間に湖底ケーブルがある。
ギャラリー
- Omihachiman Okishima Port 2013-10A.JPG
沖島港
- Omihachiman city Okishima elem-sch.jpg
沖島港から沖島小学校を遠望
- Oki Island from Miyagahama.jpg
南東側の宮ヶ浜から望む沖島
- 20091015琵琶湖沖島.jpg
沖島とその周辺空撮
脚注
- ↑ “島面積 (PDF)” (2015年10月1日). . 2016年8月2日閲覧.
- ↑ 鍛代敏雄「戦国時代の関所についての一試論-近江国沖島の湖上関をめぐって-」(初出:『日本歴史』507号(1990年)/所収:『中世後期の寺社と経済』(思文閣出版、1999年)第三編第三章「関所試論-戦国期の新関-」)
- ↑ 滋賀県立びわ湖フローティングスクール
- ↑ 近江八幡市-各浄水場・配水池の概要
関連項目
外部リンク
典拠レコード: