池田 (家電量販店)

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株式会社池田(いけだ)は、かつて存在した、主に北海道西南部においてケーズデンキの屋号で家電量販店を展開していた企業。家電量販店チェーンを展開するケーズホールディングス持分法適用関連会社の一つであった。本社は北海道伊達市に置いていた。

2015年8月1日にケーズHDの完全子会社となった上で、デンコードーに吸収合併された。合併時には7店舗を運営していた。

概要

元々は胆振地区におけるそうご電器フランチャイジーであったが、2002年2月14日に同社が破綻したため、同月に提携を進めていたケーズデンキとフランチャイズ契約を結び、当時経営していた「YES そうご電器」3店舗のうち2店舗をケーズデンキに転換した。これによりケーズデンキはFCながら北海道進出を果たす事になる。同じ胆振管内の苫小牧市で展開していたMAXDenkodo苫小牧店の営業権については池田は譲り受けず、そのままデンコードー運営のケーズデンキ苫小牧本店になっている。

2008年度に、これまで資本関係がなかったケーズHDが池田株式の一部を取得した為、同社の持分法適用会社となった。

2010年~11年、新規出店を開始する。新規開拓地域の模索を検討。帯広・登別・森・倶知安・富良野・恵庭などを候補としていた。

2011年11月23日、ケーズデンキ倶知安店を500坪で開店。

2013年9月、余市店新規開店。ケーズデンキ小樽店(デンコードー運営)・倶知安店とドミナント化がすすむ。

2015年8月1日、ケーズHDの北海道・東北地区での効率的な事業拡大方針に沿って、同社と株式交換を行い完全子会社となった上で、同HD傘下の連結子会社であるデンコードーに吸収合併された[1][2][3]

沿革

  • 1967年6月1日 - 伊達市鹿島町64 池田電気の名前でサンヨー薔薇チェーンとして創業。
  • 1989年 - 伊達市でそうご電器のフランチャイズを運営する北電商販(本社札幌)が札幌にあるそうご電器を脱退。そのタイミングで株式会社池田がそうご電器に加入をする。当時レコード販売も行っていたが、そうご電器加入を期にレコード販売より撤退。
  • 2000年11月 - 室蘭市東町に『そうご電器YES'eむろらん店』を開店。同じ棟で1階そうご電器・2階そうご電器ソフト館で複合店舗として開業。
  • 2002年
    • 1月 - そうご電器へのFC契約退会届が出される。
    • 2月12日 - そうご電器民事再生法を申請、経営破綻。同日ケーズデンキの取締役会にて、株式会社池田のFC契約について承認された。
    • 3月1日 - ケーズデンキとフランチャイズ契約を結ぶ。
    • 3月28日 - 北海道初のケーズデンキの店舗として、室蘭市東町に『ケーズデンキむろらんパワフル館』を開店。
    • 4月25日 - 池田の本社所在地である北海道伊達市末永町に『ケーズデンキ伊達インター店』を開店。そうご電器時代の洞爺店を伊達と統合する。
  • 2003年11月 - 当時の静内郡静内町に『ケーズデンキ静内パワフル館』を開店。
  • 2004年10月 - 留萌市南町に『ケーズデンキ留萌パワフル館』を開店。
  • 2006年
    • 11月 - 滝川市東町に『ケーズデンキ滝川パワフル館』を開店。
    • 12月4日 - 株式会社デンコードーが、ギガスケーズデンキとの経営統合を発表。
  • 2007年11月8日 - ケーズデンキ滝川パワフル館(滝川市)の営業権をデンコードーに譲渡。
  • 2008年
    • 2月14日 - MAXDenkodo室蘭店(室蘭市)の営業権譲受、「ケーズデンキ室蘭モルエ店」進出。
    • 3月6日 - ケーズデンキ伊達インター店 (伊達市) 旧伊達パワフル館移転。
  • 2011年11月23日 - 虻田郡倶知安町高砂に『ケーズデンキ倶知安店』を開店。
  • 2013年
    • 9月12日 - 余市郡余市町黒川町に『ケーズデンキ余市店』を開店。
    • 12月5日 - 新ひだか町静内木場町にケーズデンキ新ひだか店を開店(ケーズデンキ静内パワフル館の移転増床)。
  • 2015年8月1日 - デンコードーに吸収合併。

店舗

店舗はいずれもケーズデンキ。

室蘭地区

脚注