武豊町
提供: miniwiki
武豊町(たけとよちょう)は、愛知県知多郡の町。三河湾の臨海部に位置し、重要港湾の衣浦港を抱え、沿岸には工業地帯が広がっている。
「浦島太郎伝説の町」として町をあげてPRしており[1]、「浦島」「竜宮」「乙姫橋」などの地名が残っている。
Contents
地理
地区
- 上ヶ・馬場・下門・市場・玉貫(玉東・玉西1・玉西2・六貫山)・小迎・北山・中山・緑・原田・大足・富貴・富貴市場・市原・東大高・新田の16地区。
町内の地名
- (武豊=1954年までの旧武豊町域。大字が編成されておらず現在でも「武豊町」の後に字名・番地を続けている。)
- 富貴 (旧富貴村)
- 東大高 (旧富貴村)
- 豊成 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 鹿ノ子田 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 梨子ノ木 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 祠峯 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 砂川 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 平井 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 二ケ崎 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 池田 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 天神前 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 上山 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 中山 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 長宗 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 北中根 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 青木ケ丘 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 中根 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 緑台 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 桜ケ丘 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 楠 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 向陽 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 多賀 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 六貫山 (成立年不明、武豊の一部より成立)
- 旭ケ丘 (成立年不明、武豊の一部より成立)
隣接する自治体
歴史
- 1878年(明治11年) - 長尾村と大足村が合併して武豊村となった。村名は、双方の氏神である武雄神社・豊石神社から一字ずつ取ったものである。
- 1891年(明治24年)2月17日 - 町制施行し(旧)武豊町となった。
- 1954年(昭和29年)10月5日 - (旧)武豊町と富貴村が新設合併し、現在の武豊町となった。
郡 | 明治22年以前 | 明治22年10月1日 | 明治22年 - 明治43年 | 大正1年 - 大正15年 | 昭和1年 - 昭和64年 | 平成1年 - 現在 | 現在 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
知 多 郡 |
長尾村 | 武豊村 | 武豊村 | 明治24年2月17日 町制 武豊町 |
武豊町 | 昭和30年10月5日 合併 武豊町 |
武豊町 | 武豊町 | |
大足村 | |||||||||
富貴村 | 三芳村 | 富貴村 | 富貴村 | 富貴村 | 富貴村 | ||||
市原村 | |||||||||
東大高村 | 東大高村 |
行政
- 町長:籾山芳輝(2005年4月27日就任、4期目)
人口
武豊町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
経済
本社・事業所を置く企業
- 旭硝子株式会社 愛知工場
- 泉万醸造株式会社 本社及び工場(本社工場・吉泉工場)、配送センター、冷蔵センター
- 株式会社エイゼン 本社・臨海北工場・臨海南工場・臨海西工場・里山工場・多賀中間処理工場・エコステーション
- 中部電力株式会社 武豊火力発電所
- 東海カーボン株式会社 工場/研究所
- 株式会社ニートレックス 本社工場
- 日油株式会社 愛知事業所(衣浦工場、武豊工場)
- ニッタイ工業株式会社 本社
- ファイザー株式会社 名古屋工場 物流センター
- フジプレコン株式会社 本社
- 株式会社ユートランス 本社
- ユタカフーズ株式会社 本社工場
- ラクオリア創薬株式会社 本社(ファイザー中央研究所の閉鎖に伴いEBOにより設立)
商業
- 主な商業施設
姉妹都市・提携都市
武豊町には2015年現在、姉妹都市・提携都市は存在しない。
海外
- フレンドシップ相手国
2005年に開催された愛知万博で、愛知県内の市町村(名古屋市を除く。)が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた。[2]。
- [[ファイル:テンプレート:Country flag alias フィジー|border|25x20px|テンプレート:Country alias フィジーの旗]]フィジー諸島
国内
- 災害時相互応援協定
都市名 | 県名 | 提携年月日 |
---|---|---|
上松町 | 長野県木曽郡 | 2006年(平成18年)12月6日 |
可児市 | 岐阜県 | 2007年(平成19年)1月17日 |
新城市 | 愛知県 | 2012年(平成24年)3月12日 |
松島町 | 宮城県宮城郡 | 2012年(平成24年)10月4日 |
施設
公民館
- 武豊町民会館(ゆめたろうプラザ)
- 武豊町中央公民館
- 武豊町民会館.jpg
- 武豊町中央公民館.jpg
武豊町中央公民館
図書館
郵便局
- 主な郵便局
文化施設
- 資料館
スポーツ施設
- 武豊町総合体育館.jpg
武豊町総合体育館
- 武豊町運動公園 - panoramio.jpg
武豊町運動公園
交通
鉄道
中心駅はJR武豊駅と名鉄知多武豊駅。 両者は多少離れている。JRは武豊駅が終点であり、知多半島のさらに南(美浜町・南知多町)へ行くには名鉄を利用することになる。
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- CE武豊線:(半田市)- 武豊駅
- 20px名古屋鉄道(名鉄)
- KC河和線:(半田市)- 上ゲ駅 - 知多武豊駅 - 富貴駅 -(美浜町)
- KC知多新線:富貴駅 -(別曽池信号場)-(美浜町)
バス
- 武豊町コミュニティバス(2010年7月より運行開始)
道路
- 武豊1号臨港道路
- 武豊2号臨港道路
- 石炭埠頭臨港道路
港湾
教育
高等学校
- 県立
中学校
- 町立
小学校
- 町立
- 武豊町立武豊小学校[2] - 公立中学校に進学する場合は武豊中学校となる。
- 武豊町立衣浦小学校[3] - 公立中学校に進学する場合は富貴中学校と武豊中学校に分かれる。
- 武豊町立富貴小学校[4] - 公立中学校に進学する場合は富貴中学校となる。
- 武豊町立緑丘小学校 - 公立中学校に進学する場合は武豊中学校となる。
観光
名所・旧跡
- 主な寺院
- 円観寺 - 知多四国八十八箇所の第二十五番札所
- 岡川寺
- 皆満寺
- 光明寺
- 真楽寺
- 清応院
- 清勝寺
- 正覚寺
- 善芳寺
- 大日寺 - 知多四国八十八箇所の第二十二番札所
- 徳正寺 - 知多四国八十八箇所の第二十四番札所
- 蓮花院 - 知多四国八十八箇所の第二十三番札所
- 主な神社
観光スポット
- 公園
祭事・催事
- 武豊ふれあい山車まつり(次回開催は2019年)
- 武豊町の歴史・伝統を後世に伝えること、地域の連帯性を深めること、町の活性化を図ることを目的として、1994年に第1回を開催。以後、5年に一度、秋季に開催。この祭礼では、武豊町に現存する11輛の山車を一堂に集める。第3回までは町内の衣浦小学校校庭が会場であったが、第4回以降は町民会館駐車場が会場となっている。半田市のはんだ山車まつりの2年後に武豊ふれあい山車まつりが、武豊ふれあい山車まつりの3年後にはんだ山車まつりが開催される。
- 富貴地区祭礼(4月第1土日)
- 富貴・冨貴市場、東大高、市原の旧富貴村の各地区で行われる祭礼。八幡神社、知里付神社、縣社に山車を各二輛、一輛、一輛を曳き入れ、神楽、絡繰り人形を奉納する。
- 長尾地区祭礼(4月第2土日)
- 武雄神社に山車六輛を曳き入れ、三番叟・神楽・絡繰り人形を奉納。
- 大足地区祭礼(7月第3土日)
- 豊石神社に山車一輛を曳き入れ、山車上から蛇ノ口花火を奉納する。
- 2011年12月18日に開催された武豊アニメーションフィルムフェスティバル2012をもって終了。
出身者
JRA所属騎手の武豊(たけゆたか)は滋賀県栗東市出身であり、武豊町(たけとよちょう)には由縁が無いが、同名の縁から1989年と1999年の2度武豊町に招かれ、一日町長を務めたことがある。2回目に武豊町に招かれた時に友人としてタレントの見栄晴を連れて来ていた[3]。また一時期武のサインがJR武豊駅の窓口に飾られたこともあった。
- 中川常太郎 - 政治家。初代武豊町長。
- 森田萬右衛門 - 篤農家。武豊町役場富貴支所前に銅像がある[4]。
- 家田荘子 - 著作家。
- 松永光弘 - プロレスラー。
- 三井雅晴 - 野球選手。
- 藤井貴 - サッカー選手。
脚注
- ↑ 浦島太郎伝説 - 武豊町商工会
- ↑ [1](あいちフレンドシップ交流アルバム)
- ↑ “武豊騎手特集”. 武豊町. . 2009-5-24閲覧.
- ↑ 武豊の偉人 森田萬右衛門 武豊町観光協会
外部リンク
典拠レコード: