桜坂駅
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桜坂駅(さくらざかえき)は、福岡県福岡市中央区桜坂三丁目[1]にある福岡市地下鉄七隈線の駅。かつて西鉄福岡市内線城南線練塀町電停があった場所の若干東寄りに位置する。駅番号はN12。
駅のシンボルマークは空港線・箱崎線のシンボルマークをデザインした西島伊三雄が2001年に死去したため、それ以前に描かれていた原案を元に、息子で同じくグラフィックデザイナーの西島雅幸が完成させた。モチーフは風に舞う桜の花びら[2]。駅識別カラーは DIC-50(系統色名:明るい紫みの赤)で、天神南駅・梅林駅と共通[3]。
歴史
- 2000年(平成12年)2月2日~2000年(平成12年)11月27日 - 設計期間(実施設計者:マトリックス)[1]
- 2003年(平成15年)3月8日~2004年(平成16年)7月31日 - 施工期間(施工者:ピーエス三菱)[1]
- 2005年(平成17年)2月3日 - 七隈線開通と同時に開業。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地下駅。城南線直下に位置する。出入口は2ヶ所あり、城南線を挟んで南側に1番出口、北側に2番出口が設けられている。
1 | 七隈線 | 薬院・天神南方面 |
2 | 六本松・福大前・橋本方面 |
各階の面積は、地上210平方メートル、地下1階2,923平方メートル、地下2階2,338平方メートル[1]。利用者の目に留まる箇所に用いられる「個性化壁」には、灰色からピンク色の大理石(フィオールディペスコ、300mm×300mm×厚さ12mm)を使用している[4]。
利用状況
2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は1,861人であり[5]、七隈線の駅として、また福岡市営地下鉄の駅としては梅林駅に次いで2番目に少ない[6]。
開業以降の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2004年(平成16年)[7] | 1,159 |
2005年(平成17年) | 909 |
2006年(平成18年) | 1,155 |
2007年(平成19年) | 1,226 |
2008年(平成20年) | 1,295 |
2009年(平成21年) | 1,309 |
2010年(平成22年) | 1,327 |
2011年(平成23年) | 1,431 |
2012年(平成24年) | 1,473 |
2013年(平成25年) | 1,526 |
2014年(平成26年) | 1,592 |
2015年(平成27年) | 1,680 |
2016年(平成28年) | 1,861 |
駅周辺
- 台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処
- 城南線
- 福岡市動植物園
- 南公園
- アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ
- セント・マルティーヌ教会
- 博多教会
- 福岡雙葉学園
- 上智福岡中学校・高等学校
- 筑紫女学園中学校・高等学校
- 福岡市立赤坂小学校
- けご幼稚園
- 福岡桜坂郵便局
- 化血研福岡営業所
- マミーズプレミアム桜坂(旧ラ・パレット桜坂店、スーパーマーケット)
- セブン-イレブン桜坂店(福山雅治が自身のヒット曲「桜坂」にちなみ訪れたと福岡のコンサートのMCで発言している)
隣の駅
脚注
参考文献
- 福岡市交通局監修、地下鉄3号線JVグループ編著『公共交通機関のユニバーサルデザイン 福岡市営地下鉄七隈線トータルデザイン10年の記録』日本デザイン協会(発行)・セプト(発売)、2005年。