桜井和寿
桜井和寿 | |
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出生名 | 櫻井 和寿 |
別名 | 櫻井 和寿[1] |
生誕 | 1970年3月8日(54歳) |
出身地 | 日本・東京都練馬区 |
ジャンル |
ポップ・ロック プログレッシブ・ロック フォークロック J-POP |
職業 |
ミュージシャン シンガーソングライター |
担当楽器 |
ボーカル ギター ブルースハープ ハーモニカ ベース ドラムス ピアノ キーボード シンセサイザー シタール タンバリン ホイッスル |
活動期間 | 1987年 - |
レーベル | トイズファクトリー |
事務所 |
エンジン カズプロダクション |
共同作業者 |
Mr.Children 小林武史 Bank Band Reborn-Art Session ウカスカジー Salyu GAKU-MC |
公式サイト | Mr.Children official site |
桜井 和寿(さくらい かずとし、1970年3月8日 - )は、日本のミュージシャン、シンガーソングライター。ロックバンド・Mr.Childrenのボーカリスト兼ギタリスト。本名は櫻井 和寿(読みは同じ)。
東京都練馬区出身。アマチュア時代から一貫してMr.Childrenの楽曲のほぼ全ての作詞、作曲を手掛けている。 Bank Band(2017年からはコンセプトを変更した「Reborn-Art Session」名義としても活動。)のボーカル・ギター、ウカスカジーのボーカルとしても活動している。
Contents
来歴
- 1985年
- 4月、関東高校(現聖徳学園高校)に入学し田原健一、中川敬輔らと共に軽音楽部内にバンド「Beatnik」結成(後のMr.Childrenとなる)。
- 12月、初のオリジナル曲「クリスマスナイト」を製作[2]。
- 1987年
- バンド名をTHE WALLSに改名。
- 1989年
- 1月1日、バンド名を「Mr.Children」に改名。
- 1992年
- 5月10日、アルバム『EVERYTHING』で「Mr.Children」としてメジャーデビュー。
- 7月6日、『オールナイトニッポン』月曜2部(深夜3時 - 5時)のマンスリー・パーソナリティを務める。
- 1993年
- 4月2日、テレビ神奈川|tvk『Mutoma World Friday』のVJとして久保田洋司、加藤いづみと共にレギュラー出演(12月31日まで)。毎週金曜日16時45分から「横浜みなとみらい21スタジオ」より生放送。
- 10月2日、AIR-G'「FM ROCK KIDS」のレギュラー・パーソナリティを務める(12月25日まで)。毎週土曜日26:00 - 27:55放送。
- 1994年
- トイズファクトリーの元社員と結婚[3]。当時は必要がないと判断されて発表されていなかったが、数ヶ月後に公式に発表された。
- 4月10日、FM802「MISIC GUMBO Sunday」のDJを担当(1995年12月10日まで)。隔週日曜夜10時、KANと交替で担当。
- 1997年
- 2000年
- 2001年
- 4月30日、TBSの開局50周年プロジェクトとして坂本龍一が呼びかけ、地雷撲滅を訴えかけるチャリティー企画ユニット・N.M.L.に参加。テーマ曲「ZERO LANDMINE」が発売され、CDの売り上げは地雷除去のために全額寄付された。
- 10月9日、さいたまスーパーアリーナで開催された『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ』へ出演。田原健一・小林武史と共に一夜限りのユニット「Acid Test」として、ジョン・レノンの楽曲「Mother」をカバーした。
- 12月14日、10月にカバーしたMotherを改めてスタジオ録音し、セブン-イレブン設置のダウンロード端末「MUSIC DELI」にて500円で期間限定発売(期間は2002年1月31日まで)。その収益はアフガニスタン難民救援のために全額寄付された。
- 2002年
- 7月23日、小脳梗塞により入院加療中と報道され、約半年の間ライブツアーを含めた音楽活動を全て休止。
- 12月21日、病気療養から復帰、音楽活動を再開し、一夜限りのライブ「TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD IT'S A WONDERFUL WORLD ON DEC 21」を成功させる。
- 2003年
- 2004年
- 1月、ap bankの活動の一環として「Bank Band」を結成。
- 2005年
- 9月30日、Acid Test名義でジョン・レノンのトリビュートアルバム『HAPPY BIRTHDAY,JOHN』に参加。2001年末にMUSIC DELIで限定販売された「Mother」が初CD化。
- 2006年
- 5月31日、GAKU-MCとのコラボレーションシングル「手を出すな!」発売。
- 11月、RED RIBBON LIVE 2006スピリチュアルソング「生まれ来る子供たちのために」に参加。ライブに先駆けてラジオやYahoo! JAPANの特設サイトで楽曲が配信された。
- 2007年
- 2014年
- 2016年
- 2017年
- 「Reborn-Art Session」を結成。ファーストシングルの『What is Art?』をリリース配信。
ギター
アコースティックギター
- Gibson J-180
- Gibson J-200
- Gibson J-45
- Martin D-45
- Martin D-28
- YAMAHA LJ66 CUSTOM
- Fender kingman
- Larrivee L-10 MUSHA LADY
- Versoul Buxom 6 Jumbo "Gold Label" Blue Custom
エレキギター
- Fender Telecaster
- Fender Stratocaster Eric Claptonモデル
- Fender Japan Jazzmaster J.mascisモデル
- Fender Japan TL-69 ブルーフラワー
- G&L Asat special John Jorgensonモデル
- Freedom RED PEPPER
- Gibson ES-335 Diamond
- Gibson ES-330
- Gibson Les Paul jr DC
- Gibson Les Paul Standard 黒、赤
- Gibson Les Paul Custom タバコサンバースト
- Gibson Les Paul Deluxe レッドスパークル
- Gibson Les Paul Studio
- Gibson FirebirdⅤ Nonreverse inverness green
- Guitars・R・US Telecaster Type ブルーフラワー
- Guitars・R・US Telecaster オールローズ
- K&T Teagur
- Crews Maniac Sound VINTAGE LINE ST-63
- Crews Maniac Sound OSA-60Bg
- Gretsch White Falcon
- James Tyler
- Versoul HENRY MODEL
- Seymour Duncan Telecaster バタースコッチブロンド 50sタイプ
- Sugi DS496
アンプ
- Fender Twin Reverb
- Vox AC-30
- Bedrock bc-50
- PETERSON P100G
- Johnson JM150
- KOCH モデル不明
音楽観
自身にとって音楽は「宗教みたいなもの」であるといい、反戦などのメッセージ性を込めた楽曲も制作されているが[6]、自身がMCなどでそうしたメッセージを表明をする事には「信頼されているのは音楽であってそれを歌う歌手ではない」という理由で否定的である[7]。
影響を受けたミュージシャンは浜田省吾、甲斐バンド、サザンオールスターズ、岡村靖幸、ECHOES、ユニコーン、長渕剛、尾崎豊、玉置浩二など。2010年6月26日に放送された「佐野元春のザ・ソングライターズ」(NHK教育)へのゲスト出演時には、浜田省吾と甲斐バンドを挙げた。中でも浜田への憧れは相当なもので、子供の頃からコンサートに通って部屋にスポットライトを作って真似をしたエピソードを紹介したり、浜田との対談で「世界でいちばん浜田さんの物真似が上手いミュージシャン」を自称したり、ap bank fes '05でゲスト出演した浜田を"僕が中学の時から憧れてた人です"と紹介したりした[8]。サザンオールスターズ(桑田佳祐)に関しては、「サビへの盛り上げ方は桑田さんから」と、音楽性に多大な影響を受けたことを公言している[9]。ECHOESに関しては初期の曲をほとんどコピーし、THE WALLS時代の楽曲はその影響を色濃く受けている。ユニコーンはアマチュア時代に出たオーディションのゲストで観て「ユニコーンの"華"を自分なりに研究した」「アレンジ面で大きな影響を受けた」などと話している[10][11][12]。
BUMP OF CHICKENとスガシカオは熱心に聴いたり歌ったりするほど好きで[13]、特に(レーベルメイトでもある)BUMP OF CHICKENに関しては「メンバーに入りたいくらい好き[14]」「人生で最も好きになったバンド」などと発言しているほか、2000年代の自らを最も象徴する曲として「ロストマン」を挙げ、「いっつも、ことあるごとに歌ってる」と告白している[15]。他方、桜井本人との共演も多いスガシカオとは異なり、自身が楽曲をカヴァーすることに関しては「彼ら自身が演奏しないと意味を持たないし、説得力がなくなる」と否定的[16]に語っていた(その後、2016年のステージで「ロストマン」をカバーしている)。スガシカオとは2002年にミュージックステーション出演時に出会ったことを機に、公私共に親しくなった[17]。「ファスナー」はスガの作風を意識して作曲されており、スガのアルバム内にも共演したものが収録されている。
人生で聴いた音楽の傑作の一つにthe pillowsの「ストレンジカメレオン」を挙げており、Mr.ChildrenやBank Bandで同曲をカバーしている。なお、the pillowsとの親交もバンドを通じて深い。
関連項目
出典・参考文献
- ↑ “<ap bank fes>2018年はつま恋で開催。第一弾にBank Band、Mr.Children”. BARKS (2018年4月13日). . 2018閲覧.
- ↑ 『LIVE TOMATO』TVK、1993年2月25日
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 古賀サチ子/清談社 (2016年2月19日). “なぜミュージシャンは売れると妻をポイ捨て&不倫?ゲス極、ミスチル、GLAY…”. business journal . 2016閲覧.
- ↑ 4.0 4.1 4.2 messy (2016年5月13日). “ベッキー&ゲス極は最悪の結果も…GLAY・TERU&PUFFY・亜美、略奪愛から理想の夫婦に?”. excite ニュース . 2016閲覧.
- ↑ つづく [CD+DVD]/三宅伸治 | 三宅伸治 公式WEBサイト
- ↑ Mr.Childrenの桜井和寿が政治的発言をしない理由 excite.ニュース
- ↑ Mr.Childrenの桜井和寿が政治的発言をしない理由 excite.ニュース
- ↑ 田家秀樹『J-POP列伝 音楽の中に君がいる』、シンコーミュージック、2009年、107-108頁
- ↑ 『WHAT's IN?』ソニー・マガジンズ、2004年2月号
- ↑ 奥田民生『FISH OR DIE』角川書店、1999年5月、89-91頁
- ↑ 音楽サイト・バークス Mr.Childrenインタビュー
- ↑ 別冊カドカワ 総力特集 奥田民生、角川書店、2004年10月、119頁
- ↑ papyrus 2007年11号
- ↑ 2008年9月19日放送のフジテレビ系『僕らの音楽』より
- ↑ musica さらば00年代 10年総括インタビュー、FACT、2009年12月、19頁
- ↑ 「沿志奏逢 3」Release Special 櫻井和寿Interview(前編) - FEATURE - エコレゾ ウェブ
- ↑ 『ミュージックステーション』2014年9月26日放送