栃木コミュニティ放送
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栃木コミュニティ放送(とちぎ・コニュニティほうそう)は栃木県栃木市をサービスエリアとして開局する予定だったコミュニティ放送。
同局は、1993年、栃木県内の企業・団体や財界などが出資して設立され、コールサイン「JOZZ3AA-FM」を割り当てて、愛称「FM蔵の街」として関東地方で初のコミュニティーFM放送局開局を目指して、予備免許申請が交付されていた。
しかし、開局を目前にした1994年(平成6年)に、経済事情の問題による準備不足により、無線局免許状を返上してしまった。これは予備免許を申請していたコミュニティーFM放送の免許返上の全国第1号の事例であった。
このため、栃木県では2015年(平成27年)11月3日[1]に正式開局したケーブルテレビ株式会社を運営母体とする、「とちぎシティエフエム・FMくらら」の開局が実現するまで、日本で唯一のコミュニティーFM空白県という状態が続いていた。
出典
- コミュニティーFM大図鑑・栃木県初、栃木市に「FMくらら857」開局(2015年11月3日 11月19日閲覧
- 幻の放送局・消えた放送局