板柳町
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板柳町(いたやなぎまち)は青森県北津軽郡の津軽平野中央に位置する町。
Contents
地理
隣接している自治体
歴史
元々は岩木川の水運によって発展した町。弘前藩の代官所が置かれ、町の構造に枡形が組み込まれているのが現在でもわかる。
明治以降にリンゴがこの地域にもたらされると、りんごの名産地となる。昭和中期まではりんごの出荷が鉄道に拠っていたため、板柳駅は大いにぎわった。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、板屋野木村、灰沼村、福野田村、三千石村、赤田村、欠落林村、小幡村が合併して板屋野木村が発足。
- 1895年(明治28年)3月27日 - 板屋野木村が改称して板柳村となった。
- 1920年(大正9年)4月1日 - 板柳村が町制施行して板柳町となった。
- 1955年(昭和30年)3月10日 - 板柳町、沿川村、小阿弥村、南津軽郡畑岡村が合併して現在の板柳町が発足。
- 1956年(昭和31年)8月10日 - 大字林崎が藤崎町に編入[1]。
- 1958年(昭和33年)11月1日 - 大字石野・野中地区が鶴田町から編入。
- 1967年(昭和42年)11月1日 - 鶴田町大字大性字平岡の一部が板柳町に編入の一方、当町大字狐森字岡田の一部と大字柏木字片田野の一部が鶴田町に編入[2]。
- 1970年(昭和45年)11月1日 - 鶴田町大字鶴泊字梅林の一部が板柳町に編入の一方、当町大字野中字梅林の一部が鶴田町に編入[2]。
行政
姉妹都市・提携都市
国外
産業
農業
作付け面積・収穫量ともに県下5位である(平成20年度の統計)[3]。
郵便
金融機関
- 青森銀行板柳支店
- みちのく銀行板柳支店
- 青い森信用金庫板柳支店(旧:あおもり信用金庫店)
- 津軽みらい農業協同組合
地域
人口
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、8.48%減の13,935人であり、増減率は県下40市町村中23位。
板柳町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
小学校
- 板柳町立板柳北小学校(板柳小学校(一部学区)と板柳第二小学校が統合)
- 板柳町立板柳南小学校(板柳小学校(一部学区)と畑岡小学校が統合)
- 板柳町立小阿弥小学校
- 板柳町立板柳東小学校(沿川第一小学校と沿川第二小学校が統合)
中学校
高等学校
管轄警察署
交通
鉄道
バス
- 路線バス:弘南バス
道路
観光
名所・旧跡・施設
温泉
- 板柳温泉
- あすなろ温泉
- 高増温泉
行事
- りんご灯まつり
出身有名人
- 工藤忠(満州国侍衛長)
- 櫻錦守弘(元小結力士)
- 幡龍洋賢三(元十両力士)
- 追風海直飛人(元関脇力士、板柳町議、現:青森県議)
- 高見盛精彦(元小結力士、現:振分親方)
- 福士加代子(陸上選手)
- 松山まみ(アイドル)
- 大水洋介(お笑いコンビ・ラバーガール)
- 永沢与助(俳人、作詞家。「青森県賛歌」作詞者)
- 永山則夫(死刑囚、作家)
脚注
- ↑ 出典:『藤崎町史』第4巻(地誌)189頁「第六章 地域にかかわる記録 十八、林崎」と150頁「第四章 民主化への歩み(終戦から町村合併まで)」及び東奥年鑑昭和31年版68~69頁「政治行政 - 市町村政(南郡・北郡)」より。
- ↑ 2.0 2.1 出典:『板柳町史』「第3章 政治」の86~87ページ
- ↑ 平成20年度版 ミニ統計 - 板柳町
- ↑ 青森県博物館等協議会
- ↑ あおもりの文化財 イチイ - 青森県教育委員会
外部リンク
典拠レコード: