松森 (青森市)

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松森
松森の位置
座標: 東経140度46分37.53秒北緯40.8111139度 東経140.7770917度40.8111139; 140.7770917
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Aomori Prefecture.svg 青森県
市町村 25px 青森市
人口 (2017年(平成29年)5月1日現在)[1]
 - 計 2,592人
等時帯 日本標準時 (UTC+9)
郵便番号 030-0965
市外局番 017[2]
ナンバープレート 青森

松森(まつもり)は青森県青森市の地名。一丁目から三丁目及び大字松森が設置されている。郵便番号030-0965。本記事では、主に松森一~三丁目を扱う。但し、「歴史」の項目では、「大字松森」の時代から扱う。

地理

  • 青森中心市街地東部に位置する。北で花園、東で中佃南佃、南で古館、西の駒込川越しに筒井桜川、堤川越しに松原と隣接する。また、青い森鉄道東青森駅北側には大字松森字佃がわずかに残り、西から北にかけて南佃、東で田屋敷(字 増田)、南で古館と接している。
  • 藤田組通り(東青森駅通り)と駒込川に挟まれ、川に沿う形で南北に細長いが、北部(1丁目)に2つの放送局が立地している。なお、松森二・三丁目の境界が松桜橋の大通りを避けているのは、当時は道路が出来ていなかったためである。
  • 域内は、ほぼ全体にわたり住宅地である。但し、主な道路沿いについては、「道路」の項目を参照のこと。
  • なお、市内には、かつて「松森町」が存在した[3]が、これは、現在の堤町1丁目と青柳2丁目の一部であり、当地とは無関係である。

河川

  • 堤川 - 駒込川と合流し、北部(一丁目)の西辺を北流する。
  • 駒込川 - 堤川の支流。西辺を北流する。

歴史

  • 集落としての発足は、17世紀後半、ここで新田開発が行われたことによる。津軽郡田舎庄に属した。もとはここに古い館跡があったことから「古館村」と称し、後に松森村と改めた。小字には、福田と佃があった。おおむね、福田は駒込川に近い西部にあり、東部は佃であった。
  • もともとは農村であったが、昭和30年代、北から宅地化が進行し、現在、松森の南部にわずかな畑が残るのみである。
  • 1889年(明治22年) - 東津軽郡造道村に属する。(1927年〈昭和2年〉、造道村は浜館村と改称。)
  • 1955年(昭和30年) - 浜館村の青森市への合併に伴い、松森は青森市の大字となる。
  • 1987年(昭和62年) – 佃・福田地区住居表示実施により、大字松森の一部が、周辺地区の一部を取り込んで、松森・佃となる。
    • 松森一・二丁目 - 松森字福田、松森字佃の一部
    • 松森三丁目 - 松森字福田、松森字佃、古館字安田、筒井字桜川の各一部
    • 佃一丁目 - 造道字浪打、松森字佃の各一部
    • 佃二丁目 - 松森字佃の一部
    • 佃三丁目 - 松森字佃、小柳字刈田の各一部
  • 1989年(平成元年) – 佃地区住居表示実施により、大字松森の一部が、周辺地区の一部も取り込んで中佃、あるいは南佃となる。
    • 中佃一丁目 - 松森字佃の一部
    • 中佃二丁目 - 松森字佃、田屋敷字増田、小柳字刈田の各一部
    • 中佃三丁目 - 松森字佃、小柳字刈田、浜館字見取の各一部
    • 南佃一丁目 - 松森字佃、古館字安田、田屋敷字増田の各一部
    • 南佃二丁目 - 松森字佃、田屋敷字増田、浜館字見取、浜館字間瀬の各一部

 

交通

橋梁

  • 自転車橋 – 八甲橋の隣にかかる。十和田湖に向かう自転車道が通る。
  • 八甲橋 – 松森一丁目から桜川一丁目にかかる橋。
  • 福田橋 – 奥野松森線が通る。松森一・二丁目と桜川をつなぐ。
  • 晴雄橋 – 松森一丁目から桜川四丁目にかかる橋。歩兵第5連隊が練兵場に向かうために使った道路の途中にある。なお、第5連隊は現在の青森県立青森高等学校の場所にあった。練兵場は、現在の青森市浪打にあったが、1928年(昭和3年)に青森市戸山地区に移転している。
  • 松桜橋 – 八重田蜆貝線が通る。松森三丁目と桜川六丁目をつなぐ。
  • 南桜川橋 – 松森三丁目と桜川九丁目の南桜川団地をつなぐ。

おもな道路

  • 都市計画道路3・4・4 奥野松森線 – 松森一丁目と同二丁目の間を通る。漁港大通り幸畑線の松森一丁目交差点を起点として、桜川・奥野を経由し、勝田一丁目のみちのく銀行本店前に至る。沿道には、青森放送本社があり、小規模な商店も多い。
  • 都市計画道路3・3・5 漁港大通り幸畑線 – 通称東青森駅通り(藤田組通り)。地域の東端を通り、北の青森漁港・港町方面と南の古館・幸畑方面をつなぐ。沿道は商店が点在する。青森市営バス戸山団地線(浜館経由)が通過する。
  • 都市計画道路 3・4・3八重田蜆貝線 – 松森三丁目を貫く。東の中佃・小柳・八重田方面と、西の桜川・筒井方面をつなぐ。青森市営バス小柳線(南佃・桜川経由)が通過する。[4]

施設

  • 青森市中央市民センター松森分館
  • 青森テレビ
  • 青森放送
  • 松森幼稚園
  • 福田保育園
  • 郵政福田官舎
  • 晃明寺
  • 松尾神社

脚注

  1. 青森市 (2017年5月25日). “人口・世帯数等(住民基本台帳)” (日本語). 青森市. . 2017閲覧.
  2. 市外局番の一覧”. 総務省. . 2017閲覧.
  3. 出典:「青森県の地名」321頁の「青森市」から(つがる市立図書館で閲覧)。
  4. 以上、[1] 青森市都市計画図 青森市ウェブページより 平成29年12月10日閲覧

関連項目

テンプレート:青森市の大字