東蒲原郡
提供: miniwiki
人口10,771人、面積952.89km²、人口密度11.3人/km²。(2018年4月1日、推計人口)
以下の1町を含む。
- 阿賀町(あがまち)
Contents
概要
この地は長く会津領であったことから廃藩置県当初は会津地方を管轄した若松県、そののちは福島県に属していた。
しかし、福島県内で県中央に位置する安積郡(郡山町)への県庁移転問題が大論争となったことで事態が変化した。県北の福島町に県庁を留める代わりに福島から最も遠い東蒲原郡が新潟県に編入されることになったのである。その妥協案に従い、1886年(明治19年)に東蒲原郡は新潟県に編入、旧越後国に戻る形となった。
郡域
1879年(明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、以下の区域にあたる。
歴史
郡発足までの沿革
- 野村、広沢新田村、払川村、九島村、高清水村、野中村、太田村、小山村、芹田村、小杉村、高出村、栃堀村、広瀬村、鍵取新田村、室谷村、八田蟹村、漆沢村、小手茂村、黒谷村、相高島村、明谷沢村、粟瀬村、安用村、押手村、大尾村、柴倉村、土井村、東山村、牧野村、東岐村、石畑村、津川町、平堀村、天満村、花立村、倉平村、焼山村、田沢村、福取村、八ツ田村、鹿瀬村、向鹿瀬村、水沢村、当麻村、菱潟村、船渡村、麦生野村、馬取村、新渡村、実川村、西村、角島村、京瀬村、大牧村、小花地村、谷沢村、白崎村、川口村、吉津村、岩谷村、五十島村、取上村、石戸村、長谷村、熊渡村、石間村、佐取村、小松村、五十沢村、細越村
明治8年の合併
|
|
郡発足以降の沿革
- 明治12年(1879年)1月27日 - 郡区町村編制法の福島県での施行により、福島県蒲原郡に行政区画としての東蒲原郡が発足。郡役所を津川町に設置。
- 明治19年(1886年)5月27日 - 新潟県の管轄となる。
- 明治22年(1889年)4月1日 - 町村制の施行により以下の町村が発足。特記以外は全域が現・阿賀町。(1町11村)
- 明治30年(1897年)1月1日 - 郡制を施行。
- 明治41年(1908年)9月1日 - 三川村・綱木村が合併し、改めて三川村が発足。(1町10村)
- 大正12年(1923年)3月31日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 大正15年(1926年)6月30日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
- 昭和29年(1954年)12月1日 - 上条村・西川村・東川村が合併して上川村が発足。(1町8村)
- 昭和30年(1955年)
- 昭和31年(1956年)
- 平成17年(2005年)4月1日 - 津川町・鹿瀬町・上川村・三川村が合併して阿賀町が発足。(1町)
行政
- 歴代郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 明治12年(1879年)1月27日 | |||
大正15年(1926年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 15 新潟県
- 旧高旧領取調帳データベース
関連文献
関連項目
先代: 蒲原郡 |
行政区の変遷 1879年 - |
次代: (現存) |