東北地方
東北地方のデータ | |
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6県の合計 | |
国 | 日本 |
面積 |
66,951.97 km2 (2013年10月1日)[1] |
推計人口 |
8,772,922人 (直近の統計[† 1]) |
人口密度 |
131人/km2 (直近の統計[† 1]) |
位置 | |
東北地方(とうほくちほう)
本州の北東部を占める地域。別称奥羽地方。青森県,岩手県,秋田県,宮城県,山形県,福島県の 6県を含む。中心都市は仙台市。
中央に奥羽山脈,東部に北上高地,阿武隈高地,西部に出羽山地が南北にほぼ並行し,奥羽山脈に那須火山帯,出羽山地には鳥海火山帯が重なる。太平洋側に馬淵川,北上川,阿武隈川,日本海側に岩木川,米代川,雄物川,最上川が流れる。奥羽山脈の東側には仙台平野,北上盆地,福島盆地,郡山盆地があり,西側には津軽平野,秋田平野,庄内平野,大館盆地,横手盆地,新庄盆地,山形盆地,会津盆地などの断層盆地がある。三陸海岸はリアス海岸で有名。日本海側は冬に積雪が多く,太平洋岸の北部は夏にやや低温で,冷害が多い。大化改新の頃,道奥国を設置,大宝1(701)年陸奥国と改称,和銅5(712)年日本海側が出羽国となる。
源頼朝の奥州征伐後,中央勢力に従属。江戸時代には津軽(弘前藩),佐竹(秋田藩),南部(盛岡藩),伊達(仙台藩),松平(会津藩)の諸藩が藩政を確立していた。水田率が高く日本の穀倉をなし,畜産業も盛ん。津軽ひば,秋田杉の美林が多く,林業地として有名。また,三陸沖は好漁場。只見川水系を中心に水力電気が開発され,郡山・いわき,仙台,八戸,秋田の新産業都市指定地区を中心にした工業化も進展している。
十和田八幡平国立公園,三陸復興国立公園,磐梯朝日国立公園,下北半島国定公園,津軽国定公園,早池峰国定公園,栗駒国定公園,南三陸金華山国定公園,蔵王国定公園,男鹿国定公園,鳥海国定公園の区域が指定されている。また,郷土色豊かな芸能や行事も多い。JR東北本線,奥羽本線,羽越本線,常磐線,国道4号,6号,13号線,東北新幹線,東北縦貫自動車道などの幹線が通る。
脚注
注釈
出典