李冶

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李 冶(り や、1192年1279年

中国,金末元初の数学者。李冶 (りや) とも書く。真定欒城 (らんじょう。河北省) の人。字は仁卿,号は敬斎。金,正大7 (1230) 年の進士。金滅亡後放浪し,その間新しい数学を学び,定宗3 (1248) 年に代数学の一種である天元術の先駆をなす『測円海鏡』 (12巻) を著わした。世祖は即位前その賢を知って召し,治国の方策などに関し問答をし,即位後翰林学士に招いた。元好問と交遊し文章が巧みで,『敬斎文集』 (40巻) その他があり,算学書に『益古演段』 (3巻) がある。『益古演段』は連立方程式の解を示しているが,複雑であるため,後世にまったく影響を与えなかった。




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