札幌酒精工業
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札幌酒精工業株式会社(さっぽろしゅせいこうぎょう)は、北海道札幌市西区発寒に本社を置く酒造メーカーである。1933年10月27日創立。
概要
発寒川の清流を利用し、甲類・乙類焼酎を中心とする各種酒類を製造販売している。
甲類は「サッポロソフト」が有名。乙類は道内各地の様々な原材料を使用して多彩なラインアップを揃えている。北海道に根ざした地場焼酎メーカーとして、北海道にこだわった焼酎の開発・生産を行っている。
ちなみに大手ビールメーカーのサッポロビールやその持株会社であるサッポロホールディングスとは無関係である。なお、サッポロビールも「サッポロ焼酎」を製造販売しているため紛らわしいが、「サッポロ焼酎」にはラベルにサッポロビールでも使われている五稜星マークがあるため、その有無で札幌酒精工業の焼酎と区別できる。
沿革
- 1933年(昭和8年)10月27日 - 北海道の醸造業、日本清酒㈱と小林酒造㈱などの3者による新設会社として「札幌燒酎株式會社」を設立。
- 1934年(昭和9年)5月20日 - 当社第1号の蒸留酒が生産される。
- 1937年(昭和12年) - 経営破綻した函館市の丸善菅谷合名会社を吸収合併。
- 1939年(昭和14年) - 合成清酒の生産を開始。
- 1945年(昭和20年)1月 - 社名を「札幌酒精工業株式会社」に改める。
- 1960年(昭和35年)10月1日「サッポロソフト」発売開始。
主力商品
甲類焼酎
- サッポロソフト
- アンバーミスティック
- 君萬歳
- サッポロ35リカー(果実酒専用)
乙類焼酎
- 喜多里(さつまいも・じゃがいも・麦・昆布)
- 北海道(麦・牛乳)
- さっぽろじゃがいも焼酎
- さっぽろとうきび焼酎
- 古味新風(米・麦・とうきび)
甲乙混和焼酎
- サッポロソフト リーズ
その他酒類
- 小町娘(合成清酒)
- サッポロウイスキー(ウイスキー)
- 神宮の梅
- サッポロ本みりん(みりん)
清涼飲料水
- サッポロレモン
- サッポロライム
- 梅の華