服部安司
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服部 安司(はっとり やすし、1915年7月21日 - 2011年3月9日[1])は、日本の政治家。自由民主党衆議院議員(7期)・参議院議員(2期)。息子は元自民党参議院議員の服部三男雄。
来歴・人物
奈良県出身。中央商科短期大学卒業。1958年の衆議院議員総選挙に旧奈良全県区から自民党公認で出馬し初当選、以後衆議院当選7回を数えた(当選同期に竹下登・安倍晋太郎・金丸信・斎藤邦吉・倉成正など)。党内では宏池会(池田勇人→前尾繁三郎→大平正芳→鈴木善幸→宮澤喜一派)に所属し、第2次池田内閣第1次改造内閣の内閣官房副長官などを歴任後、1977年福田改造内閣の郵政大臣として初入閣。
しかし、1979年に発覚したKDD事件に絡み、郵政大臣在任当時の収賄疑惑が浮上し、1980年に行われた総選挙に出馬を断念せざるを得ない状況に追い込まれた。次の1983年の総選挙には出馬したが事件の影響が祟ったのか落選。政治生命も終わりかと思われていたが、1985年の参議院議員補欠選挙に出馬し当選。翌年の参院選も再選を果たし、1992年に引退するまで2期7年務めた。1985年勲一等瑞宝章受章。
2011年3月9日、老衰のため奈良県上牧町の病院で死去。95歳没[1]。逝去日に遡って従三位が没後追贈された[2]。
賞詞
脚註
- ↑ 1.0 1.1 服部安司氏死去 元郵政相 - 47NEWS(よんななニュース)
- ↑ 官報 第5533号 平成23年4月11日付告示