有田みかん
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有田みかん(ありだみかん)は、和歌山県で生産されているみかんの代表的なブランド。2006年10月27日には地域団体商標制度の認定第一弾として、有田みかんが地域ブランドとして認定された。
概要
日本屈指のみかん生産地である果樹王国紀州和歌山を代表するブランドである。有田では古くからみかん栽培が盛んであり、有田みかんの名は全国的にも有名である。現在の有田市糸我町中番に紀州藩の委託を受けた伊藤孫右衛門が栽培を始めたのが起源になる。この地域は万葉集に歌われ、熊野古道沿いに、中将姫伝説で有名な得生寺、日本最古の稲荷神社がある。
有田川流域にある有田市・有田郡有田川町・有田郡湯浅町・有田郡広川町を中心に栽培されている。
また、中でも有田市新堂地区で生産されたものを「新堂みかん」、有田郡湯浅町田地区で生産されたものを「田村みかん」と呼び、みかんのトップブランドの一つとされる。その生産量には限りがあり、百貨店や高級フルーツ専門店に陳列される事も多い。