普代村
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普代村(ふだいむら)は、岩手県にある太平洋に面した村であり、北緯40度線上世界最東端の地である。
Contents
地理
岩手県北東部に位置する村であり、三陸海岸を有し太平洋に面している。海岸部は比高100mを越える断崖絶壁がほとんどであり、砂浜などは少ない。地域内での最も大きな河川は普代川およびその支流の茂市川であり、村を横断し普代浜にて海に注いでいる。平野部は極少なく、西から東方向へと流れる河川が狭い渓谷を形作っており、河川沿いに僅かに見られるのみである。地域内には海岸段丘の発達が見られ、丘陵上は平坦地が広がっている部分もある。
気候
1月の平均気温は-1.1℃、8月の平均気温は21.4℃。夏は涼しく、日本では珍しい西岸海洋性気候に分類されることもある。
普代村 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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歴史
- 2011年3月11日に発生した東日本大震災による津波で、沿岸部の漁業施設などが壊滅したが、高さ15.5mの普代水門や太田名部防潮堤が決壊せずに津波を大幅に減衰[2]させ、集落への浸水被害を最小限に抑えることができた[3]。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制が施行され、普代村が単独で村制施行し、北閉伊郡普代村が成立。
- 1896年(明治29年)3月29日 - 北閉伊郡、中閉伊郡、東閉伊郡が合併して下閉伊郡となったことに伴い、普代村は下閉伊郡所属となる。
- 1964年(昭和39年) - 村章を制定する。[4]
行政
姉妹都市・友好都市
国内
産業
漁業
- 普代郵便局(集配局)
- 堀内郵便局
地域
人口
普代村(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
両小学校は小中一貫教育の研究指定を受けている。
小学校
中学校
交通
鉄道
バス
道路
高速道路
地域高規格道路
一般国道
県道
主要地方道
一般県道
名所・旧跡・観光
脚注
- ↑ 気象庁(普代の観測史上1 - 10位の値)
- ↑ 明治の教訓、15m堤防・水門が村守る 読売新聞 2011年4月3日
- ↑ 岩手県普代村は浸水被害ゼロ、水門が効果を発揮 日本経済新聞 2011年4月1日
- ↑ 図典 日本の市町村章 p32
関連項目
外部リンク
典拠レコード: