星美学園短期大学
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星美学園短期大学 | |
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大学設置 | 1960年 |
創立 | 1939年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人星美学園 |
本部所在地 |
東京都北区赤羽台4-2-14 東経139度42分52.7秒北緯35.784194度 東経139.714639度 |
学部 |
人間文化学科 旧・国文科[1] 旧・生活文化学科[1] 幼児保育学科 |
研究科 | 幼児保育専攻 |
ウェブサイト | 星美学園短期大学公式サイト |
星美学園短期大学(せいびがくえんたんきだいがく、英語: Seibi Gakuen College)
Contents
概観
大学全体
- 星美学園短期大学は、東京都北区内にある日本の私立短期大学。ミッション系大学となっており、現在女子短期大学。元々は3学科だったが、学科の再編により1学科と1学科2専攻を経て現在は1学科体制となっている。運営主体は学校法人星美学園。
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 星美学園短期大学の教育方針は「カトリック精神に根ざした愛と信頼の心を」となっている。
教育および研究
- 星美学園短期大学におけるカリキュラムとして特筆すべきは、人間文化学科にイタリア語・イタリア文化コースが設けられているところにあり、これは、日本全国でただ一つのものとなっている。イタリアのローマにて海外研修旅行が行なわれている。卒業論文や卒業研究発表会があるのも特色となっている。
学風および特色
- 星美学園短期大学は、イタリア・ローマにて1872年聖ドンボスコにより設立された扶助者聖母会(カトリック修道会)が起源となっている。そのことから、カトリック精神に基づいた教育がベースとなっており、開学記念日として「聖母祭」や「追悼ミサ」・「クリスマスセレモニー」といった宗教的行事が行われるのが特色となっている。ほか、長期履修制度を利用すれば、最大6年間在籍できるというシステムもある。
沿革
- 1939年 東京の三河島にて星美学園が創設されたのが発端となっている。
- 1960年 星美学園短期大学開学。家政科を置く(在学者数28[2])。シスター・レティツィア・ベリアッティが初代学長に就任。
- 1963年 保育科を増設(在学者数11[3])。平手シヅが学長に就任。
- 1967年 国文科を増設(在学者数40[4])。
- 1969年 学科名の変更が行われる。
- 保育科
- 国文科→国文学科
- 家政科→家政学科
- 1989年 牧田トミが学長に就任する。
- 1993年 家政学科を文化学科と改称。
- 1994年 島崎通夫が学長に就任する。
- 1997年 久山宗彦が学長に就任する。
- 2000年 生活文化学科と国文学科を統合。
- 人間文化学科
- 言語文化専攻
- 人間生活学専攻
- 人間文化学科
- 2001年 武石聰子が学長に就任する。
- 2003年 専攻科幼児保育専攻を設置。
- 2004年 日伊総合研究所を創設。
- 2005年 幼児教育学科を幼児保育学科と改称。
- 2007年 阿部健一が学長に就任。
- 2009年 専攻科イタリア語イタリア文化専攻を設置。
- 2019年 共学化
基礎データ
所在地
- 東京都北区赤羽台4-2-14
交通アクセス
象徴
- 星美学園短期大学のカレッジマークには、星と花の絵が描かれており、下の部分には「RESPICE STELLAM」の文字が記されている。
教育および研究
組織
学科
- 人間文化学科:「イタリア語イタリア文化」・「日本語日本文学」・「生活造形」・「情報文化」・「医療福祉管理」・「総合」の各コースからなっている。
- 幼児保育学科
学科の変遷
専攻科
- 幼児保育専攻:保育士を目指す人のための課程で、修業年限は昼間部1年制。
- イタリア語イタリア文化専攻:2009年度新設。
別科
- なし
取得資格について
- 幼児保育学科では、幼稚園教諭二種免許状が取得できる。なお保育士資格を取得する場合は、専攻科幼児保育専攻に1年間在籍し所定の単位を取得して修了することが必要である。さらに、追加履修することで特別支援学校教諭二種免許状も取得できる。
附属機関
- 日伊総合研究所
- 図書館
- 短大附属ではないが「星美ホーム」と称した社会福祉施設がある。
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
ボランティア活動
- 「Fire kids」、「AGM」、「マリア救援隊」とそれぞれ称した団体がある。
学園祭
- 星美学園短期大学の学園祭は「星美祭」と呼ばれ毎年、概ね10月に行われている。ホームページによると2008年度は、10月11日と12日に実施される予定で、「スマイル革命 -世界に喜びを届けよう- 」がテーマとなっている。
大学関係者と組織
大学関係者組織
- 星美学園短期大学の同窓会組織は「ウニオーネ短大」と称す。この名称はイタリア語で、「一致」という意味を表し、扶助者聖母会同窓会世界連合の通称である。具体的な活動は、星美祭への出店、「料理を楽しむ会」の開催や会報の発行などである。
大学関係者一覧
- シスター・レティツィア・ベリアッティ:初代学長
- 島崎通夫:元、本短大学長で、青山学院女子短期大学の学長にも就任している。
- 久山宗彦:元本短大学長で、カリタス女子短期大学の学長にも就任している。以下の著書がある。
- 武田好:本短大専任講師:NHK外国語講座に出演している。
出身者
対外関係
- イギリス
- 関係校
- 系列校
社会との関わり
- 本短大の専任講師である武田好がNHK外国語講座に出演している。
- 「マリア救援隊」と称したボランティア活動団体が、フィリピンの大学生に対する援助活動を行なっている。
- 公開講座としてイタリア文化講座を行っている。
卒業後の進路について
就職について
編入学・進学実績
参考文献
- 『全国学校総覧』昭和36年度版~
- 『短期大学一覧』1960年度版~1979年度版
- 『全国短期大学一覧』1980年度版~1985年度版
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)103頁
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(財団法人文教協会)昭和49年度版~
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)1970年度版~1996年度版
- 『全国短期大学案内』(教学社)発行初年度版~
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)昭和40年度版~
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)1971年度用~
- 『星美学園短期大学』:入学案内小冊子
脚注
関連項目
公式サイト
テンプレート:学校法人育英学院 テンプレート:東京都私立短期大学協会
典拠レコード: