日鉄住金物流
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日鉄住金物流株式会社(にってつすみきんぶつりゅう、英文社名 Nippon Steel & Sumikin Logistics Co., Ltd.)は、新日鐵住金グループの物流業者である。
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概要
日本国内や東アジア地域における海運業(内航海運・外航海運)と、日本国内における貨物自動車による陸運業、港湾運送業を行う。輸送品は鉄鋼製品やその原材料を中心とする。事業持株会社であり、陸運業者や新日鐵住金の各製鉄所の構内物流を行う子会社を傘下に持つ。
新日鐵住金が資本金の全額を出資する、同社の完全子会社である。現法人は2006年に、(旧)日鐵物流と製鐵運輸の統合・再編に伴う両社の持株会社として設立された。なお、旧日鐵物流は日鐵物流名古屋(現・日鉄住金物流名古屋)に、製鐵運輸は日鐵物流君津(現・日鉄住金物流君津)に社名を変更している。
本社は東京都中央区新川一丁目にある。日本国内の計6都市(宮城県仙台市・千葉県君津市・愛知県名古屋市・大阪府大阪市・和歌山県和歌山市・福岡県福岡市)に支店を構える。
2012年10月の新日鐵・住友金属工業の経営統合(新日鐵住金)に伴い、住金の物流子会社「住友金属物流」と2013年4月1日経営統合し「日鉄住金物流」となった。
沿革
- 1942年(昭和17年)12月28日 - 飾磨郡広畑町(現・姫路市)で広畑港運株式会社として創業。
- 1949年(昭和24年)7月 - 広畑海運株式会社に社名変更。
- 1952年(昭和27年)5月 - 富士製鐵(新日鉄の前身)の子会社となる。
- 1967年(昭和42年)7月19日 - 君津製鐵所関連の物流を目的に、八幡製鐵(新日鉄の前身)や提携先でもあった三井物産らの出資で製鐵運輸株式会社設立。
- 1987年(昭和62年)10月 - 広畑海運が日鐵物流株式会社(初代)に社名変更。
- 1996年(平成8年)9月 - 日鐵物流が東証2部に株式を上場。
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2012年(平成24年)4月1日 - 日鐵運輸と経営統合。日鐵運輸は「日鐵物流八幡」に社名変更。
- 2013年(平成25年)4月1日 - 住友金属物流と吸収分割を行い、同社の鹿島事業部・九州事業部に関する事業を除く事業を継承(同社の2事業部に関する事業は新設子会社2社が継承)。社名を日鉄住金物流株式会社に変更。
主なグループ会社
- 構内物流関連