日本バプテスト連盟

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日本バプテスト連盟(にほんバプテストれんめい)

日本でバプテストを名のる10教派のなかの最大の教派。アメリカ南部バプテスト教会が宣教師を送り(1889)、以後西日本を中心に伝道したことに始まる。これより先に東日本を中心に伝道していた北部バプテスト系と教区を分担し、北部系が東部組合(現、日本バプテスト同盟)、南部バプテスト系が西部組合と称したが、1940年(昭和15)に合同し、翌1941年日本基督(きりすと)教団に加盟、太平洋戦争後の1947年本連盟を結成した。事務所は埼玉県さいたま市南区南浦和。第二次世界大戦後16教会から出発して、教会数284、布教所数38、教師数457、信者数3万5802(『宗教年鑑』平成26年版)。西南(せいなん)学院大学(福岡県)で伝道者を養成する。伊豆半島に修養会施設「天城(あまぎ)山荘」をもつ。保守的傾向の強い伝統への反発と神学的反省から、この派の牧師の間ではカール・バルトの研究者が輩出している。



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