新表現主義

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新表現主義(Neo-expressionism)は、1970年代後半から1980年代中ごろまで美術市場を支配した現代美術の様式である。ニュー・ペインティングとも呼ばれる。それまでのコンセプチュアル・アートミニマル・アートの難解さにうんざりしていた美術界に熱狂的に受け入れられた。

1920年代ドイツ表現主義エミール・ノルデマックス・ベックマンゲオルゲ・グロッス-そしてその源流であるジェームズ・アンソールエドヴァルド・ムンクら-を再評価し、その後継者をもって任じていた。乱暴な筆触、原色の使用、対比配色など、技法的には抽象表現主義の影響も受けている。

主な画家は、ドイツのゲオルグ・バゼリッツアンゼルム・キーファー、アメリカのジャン・ミッシェル・バスキアデビッド・サーレジュリアン・シュナーベル、イタリアのフランチェスコ・クレメンテサンドロ・キアなど。

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