新潟日報社
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株式会社新潟日報社(にいがたにっぽうしゃ)は、新潟県新潟市中央区万代に本社を置く、新潟県の地方紙「新潟日報」を発行する新聞社である。
概要
1942年に合併によって設立。日刊新聞「新潟日報」の発行の他、2002年にフリーペーパー「assh」を創刊するなどし現在に至っている。また、「新潟の若いチカラを応援するサイト」をテーマにしたSNS「アメカゴ.net」を運営している。47NEWS、よんななクラブの参加社でもある。
また、この他の主な事業活動として、生涯学習講座「新潟日報カルチャースクール」[1]や会員向けの講演会を定期的に行う「日報政経懇話会」(1968年開始)[2]を主催するほか、加盟店舗への優待を行う「ハミング倶楽部」[3]などがある。
拠点
- 2012年の創刊70周年記念事業の一環で、中央区万代三丁目地内(旧ミナミプラザ跡地、万代シテイ隣接地)で建設を進めていた新社屋「新潟日報メディアシップ」が2013年1月末に竣工し、2月4日の竣工式を以って本社登記を同地へ移転した。メディアシップは北前船の帆をモチーフにした地上20階建・全高104mの複合施設で、同年4月12日には交流施設やテナントフロアなどの一般向けスペースを含めグランドオープン(全面開業)を果たした。なお旧本社は黒埼本社に改称し、引き続き印刷拠点として機能している。
- 支社
- 総局
- 三条(三条市須頃2丁目89)
- 支局
- 新発田(新発田市)、五泉(五泉市)、村上(村上市)、津川(阿賀町)、佐渡(佐渡市)、六日町(南魚沼市)、十日町(十日町市)、小千谷(小千谷市)、柏崎(柏崎市)、見附(見附市)、小出(魚沼市)、糸魚川(糸魚川市)、妙高(妙高市)
事件、不祥事
- 1946年(昭和21年)9月29日には、朝鮮人の犯罪を報じたために、朝鮮人に襲撃される新潟日報社襲撃事件が起きた。
- 2015年に発生した上越支社報道部長が自身のツイッターで高島章弁護士を「死ね」「うぜーよ!」などと激しく誹謗中傷した事件は、「新潟日報報道部長ツイッター中傷投稿事件」を参照。
関連会社
- 新潟日報サービスネット
- 新潟日報事業社
受託印刷
産経新聞を除く日本の主要全国紙のうち全県または県内一部地域向けの印刷を、当社の印刷センターが受託している。
主要全国紙については、読売新聞については2010年9月30日から(主に上越・中越地域向け約7.3万部)、朝日新聞については2011年5月31日から(上越・下越地域向け約3万部)、毎日新聞については2012年2月29日から(全地域向け約2.5万部)の受託印刷を開始し、朝日・毎日については共同輸送も実施している。また、日本経済新聞の印刷も受託している。
このほか、新宗教団体の創価学会より同学会の機関紙である聖教新聞の印刷を受託している[4][5]。
脚注
- ↑ 新潟日報カルチャースクール受講生募集中! - 新潟日報社(2012年2月17日閲覧)
- ↑ 日報政経懇話会 入会のご案内 - 新潟日報社(2012年2月17日閲覧)
- ↑ ハミング倶楽部 - 新潟日報社(2012年2月17日閲覧)
- ↑ 「週刊文春」 2002.9.19号、「週刊現代」2005.11.28号、「WiLL」2006.6月号、「SAPIO」2007.11.14号等
- ↑ 聖教新聞社:印刷拠点 – 新潟市内において新聞用多色刷オフセット輪転機を保有するのは新潟日報社のみ
関連項目
- アルビレックス新潟 - ユニフォームスポンサー
- 新潟日報社襲撃事件
- 新潟日報報道部長ツイッター中傷投稿事件
- 篠田昭 - 新潟市長(元職員で、論説委員兼編集委員をしていた)