新富町
新富町(しんとみちょう)は、宮崎県の中部に位置する町。宮崎平野を代表する野菜の産地の一つである。
Contents
地理
東側・南側は平野、西側は台地と全体的に平坦であり、町域の約70%を平地が占める。 町の南を一ツ瀬川が流れる。
- 河川: 一ツ瀬川
隣接している自治体
地名
- 上富田(旧富田村)
- 下富田(旧富田村)
- 日置(旧富田村)
- 三納代(旧富田村)
- 伊倉(旧新田村)
- 新田(旧新田村)
以下は区画整理により、上富田・三納代から2004年(富田北のみ2008年)に発足した町である。
- 富田1丁目~3丁目
- 富田北1丁目~2丁目
- 富田西1丁目~3丁目
- 富田東1丁目~4丁目
- 富田南1丁目~4丁目
歴史
町政
- 町長:土屋良文(2006年3月19日 - 2期目)
- 町議会:定数14人(現在の議員の任期は2015年4月30日までである)
- 新富町のホームページでは町発注の公共事業に関する入札情報の公開が進んでいる。
- 公式ホームページのリニューアルがあった。(2010年4月)
不祥事
国政・県政
国政
衆議院小選挙区選挙では宮崎2区(延岡・日向・西都・児湯郡・西臼杵郡・東臼杵郡)に属する。近年選出の議員は以下のとおり。
- 2017年10月 (第48回衆議院議員総選挙)
宮崎県議会
本町と都農町、木城町、川南町、高鍋町で選挙区(西米良村を除く児湯郡)をなす。定数は3人。近年選出の議員は以下のとおり。
- 2007年4月
- 坂口博美(自民)
- 図師博規(無所属)
- 松村悟郎(自民)
公共機関
国の出先機関
産業
第1次産業
平野部では施設園芸(ピーマン、キュウリ、トマト、シンビジウムなど)や早場米の栽培が盛ん。台地では鶏卵や肉牛などの畜産業、茶・葉たばこの栽培が中心である。隣の宮崎市の佐土原町区域と共に、一瀬川周辺で全国有数のうなぎの養殖(養鰻)が盛んな地域である。
トリインフルエンザ
2007年1月30日、町内の養鶏場で鳥インフルエンザによるニワトリの大量死が判明。その後国の機関による検査で、清武町(現・宮崎市)、日向市の同様事例に続き、H5N1型ウイルスが検出され、家畜伝染病予防法に基づく一連の対策が行われた。
第2次産業
- ハマナカホビール
- 宮崎ワコール縫製
- 吉川アールエフセミコン
第3次産業
度重なる風水害の教訓から区画整理が進み、コンビニエンスストアも増えつつある一方、昔ながらの風情のある商店街は姿を消しつつある。1981年に現在のマルショク新富店がオープンするまでは隣の高鍋町・西都市・佐土原町(現・宮崎市)まで出かけなければならなかった。さらに別表のとおり郊外型の大型店が進出する傍ら、老舗の店舗が破産・廃業に追い込まれているうえ、パチンコ店やゲームセンターで恐喝行為や置き引き、暴走行為が目立ったため、遊戯施設は1990年代中期の半分以下にまで減った。
地域
人口
新富町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
国防
教育
自衛隊機による騒音対策のため、各校には古くから二重窓ならびに冷房設備がある。
小学校
- 新富町立富田小学校
- 追分分校(2012年3月31日閉校)
- 新富町立上新田小学校
中学校
小中一貫校
- 新富町立新田小中学校(田園の里 新田学園)
特別支援学校
交通
鉄道路線
路線バス
道路
高速道路
一般国道
県道
- 主要地方道
- 一般県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・観光スポット
祭事・催事
出身有名人
- 矢野修平(元プロ野球選手。元福岡ソフトバンクホークストレーナー)
- 柳家さん枝(落語家)
- 橋口ななみ(柔道選手)
脚注
- ↑ 「宮崎の過労自殺、8千万円で和解 自治体職員訴訟では初初」 - 【共同通信】2012年10月24日
関連項目
外部リンク
- 宮崎県新富町公式HP
- 東児湯五町連携協議会
- オープンストリートマップには、新富町に関連する地理データがあります。
- テンプレート:宮崎県の自治体