播但線
提供: miniwiki
播但線(ばんたんせん)
兵庫県姫路市の姫路駅から兵庫県朝来市の和田山駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)。
概要
兵庫県の中央部を流れる市川・円山川に沿って山陽本線と山陰本線を結ぶ陰陽連絡路線である。平坦線区間である寺前駅以南が1998年(平成10年)に電化されて以降、この路線の直通列車は特急「はまかぜ」のみとなり、それ以外では地域輸送が主体となっている。
播但線沿いに国道312号および播但連絡道路が並行する。播但線の前身である播但鉄道が開業するまで、生野銀山と姫路市の飾磨港とを連絡していた生野鉱山寮馬車道という道路も存在していた。
関西では代表的な非電化路線であったため、1972年(昭和47年)の蒸気機関車廃止時と1992年(平成4年)3月14日の客車列車全廃時には、それぞれ多くの鉄道ファンが沿線に詰めかけた。
近畿統括本部が管轄する姫路駅構内をのぞき福知山支社が管轄している。なお、国鉄時代は仁豊野駅以南は大阪鉄道管理局、以北は福知山鉄道管理局の管轄だった(仁豊野駅 - 香呂駅間に境界があった)。
ラインカラーは電化時に投入された103系電車の車体の色に合わせたワインレッド(■)であり、路線記号は J [1][2]。2016年3月26日ダイヤ改正より、線内の駅名標、運賃表や時刻表でラインカラーや路線記号の使用を開始した。
2016年3月26日から、ICカード「ICOCA」が姫路駅 - 寺前駅間で使用可能になった[3]。
脚注
- ↑ 近畿エリア・広島エリアに「路線記号」を導入します - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2014年8月6日
- ↑ 播但線路線図 (PDF)
- ↑ 平成28年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道近畿統括本部 2015年12月18日