指月
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指月(しげつ、しづき)
- 京都府京都市伏見区桃山町泰長老あたりのかつての地名。指月の森(しげつのもり)。桃山丘陵の南麓で観月橋の北辺一帯をいい、宇治川やかつての巨椋池を一望できる、平安時代よりの観月の名所。指月とは、空の月、川の月、池の月、盃の月の「4つの月」の意味。光明、崇光両天皇陵がある。
- 指月伏見城 – 指月の森に豊臣秀吉が築城し慶長伏見地震で倒壊した最初の伏見城。
- 京都府城陽市平川字指月
- 指月城(しづきじょう) – 山口県萩市堀内にあった萩城の別称。指月山に、指月公園、指月西公園が整備されている。周辺の通称として指月がある。
- 株式会社指月電機製作所 – 兵庫県西宮市に本社を置く電子機器の製造会社
指月山
仏教用語の「指月」(しぐゎち(呉音)、しげつ(漢音)、しぐゎつ(慣用音))とは「指免」と同義語で、「指」は仏教の教え、「月」は法(dhárma, dhamma)の意味。[1]
- 指月山月橋院(月橋禪院、指月庵、指月山円覚寺) – 京都市伏見区桃山町泰長老にある曹洞宗の寺院。豊臣秀吉が月見の宴を催した。月の名所である指月の森に由来。
- 月宮殿の松
- 指月山般舟三昧院(般舟院、西圓寺)、京都市上京区般舟院前町にあった天台宗の寺院
- 指月山常宣寺 – 大阪市旭区生江三丁目にある浄土真宗本願寺派の寺院
関連項目
脚注
- ↑ 「仏教語読み方辞典」