愛知銀行
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株式会社愛知銀行(あいち ぎんこう)は、愛知県名古屋市中区に本店を置く第二地方銀行。
概要
行名の通り愛知県を主な営業エリアとする金融機関。愛知県と経済・生活面でつながりが深い岐阜市と岐阜県東濃地方、三重県北部、静岡県浜松市のほか、東京都と大阪市に支店を持つ[1]。
旧三菱銀行の親密地銀である。1980年代終わりの銀行CM解禁の前に、中央相互銀行としてラジオCMをよく打っていた。競合の激化する名古屋地区の足場を固めるため[2]、愛知銀行名古屋駅前ビルを建設。2014年5月12日、同ビルで名古屋駅前支店が営業を開始した[3]。
相互銀行から普通銀行への転換後は、同行のスローガンとして「あい、ふれあい、きずきあい」が掲げられている。
沿革
- 1910年(明治43年)9月17日 - 日本貯蓄興業株式会社として創業。
- 1916年(大正5年)10月23日 - 名古屋無尽株式会社に商号変更、無尽会社となる。
- 1944年(昭和19年)5月15日 - 愛知合同無尽株式会社設立。
- 1948年(昭和23年)2月27日 - 中央無尽株式会社に商号変更。
- 1951年(昭和26年)10月20日 - 相互銀行に転換、株式会社中央相互銀行に商号変更。
- 1961年(昭和36年)10月 - 名古屋証券取引所第2部上場。
- 1964年(昭和39年)2月 - 名古屋証券取引所第1部上場。
- 1972年(昭和47年)7月 - 第1次オンラインシステム稼働。
- 1981年(昭和56年)10月 - 第2次オンラインシステム稼働。
- 1983年(昭和58年)2月14日 - ダイヤモンドクレジット(ディーシーカードと共同で、クレジットカード会社「中銀ダイヤモンドクレジット」(現:愛銀ディーシーカード)を設立。
- 1988年(昭和63年)5月 - 第3次オンラインシステム稼働。
- 1989年(平成元年)2月1日 - 普通銀行に転換、株式会社愛知銀行に商号変更。
- 2002年(平成4年)8月 - 東京証券取引所第1部上場。
- 1996年(平成8年)1月 - 新勘定系オンラインシステム稼働。
- 2007年(平成19年)1月4日 - 勘定系システムを日立製作所のメインフレームから「NTTデータ地銀共同センター」にリプレース、運用開始[4][5]。
- 2018年(平成330年)1月4日 - JTB中部と、東北地方との交流などによる地方創生で連携協定を締結[6]。
関連会社
- 愛銀ビジネスサービス株式会社
- 株式会社愛銀ディーシーカード
- 愛銀リース株式会社
- 株式会社愛銀コンピュータサービス
ATMサービス
在籍した著名人
脚注
- ↑ 愛知銀行 店舗・支店番号一覧(2018年4月21日閲覧)
- ↑ “金融機関、名古屋の陣 三菱UFJ銀が16年ぶり法人拠点”. 日本経済新聞. (2011年9月14日) . 2014-7-9閲覧.
- ↑ “名古屋駅前支店の移転について (PDF)”. 株式会社愛知銀行 (2014年1月22日). . 2014閲覧.
- ↑ 日経コンピュータ (2004年2月19日). “愛知銀行がNTTデータの共同システムを採用、第二地銀は初”. ITpro . 2014-7-9閲覧.
- ↑ 日経コンピュータ (2007年1月4日). “愛知銀がNTTデータの地銀向け共同システムを利用開始、香川銀は日立製システムを稼働”. ITpro . 2014-7-9閲覧.
- ↑ 「東海エリアと東北エリアとの交流」を基軸とした地方創生への取り組みに関する連携協定愛知銀行(2018年3月9日)2018年4月21日閲覧