愉快犯
提供: miniwiki
愉快犯(ゆかいはん)とは、人(社会)を恐慌におとしめて、その醜態や慌てふためく様子を陰から観察する・あるいは想像して喜ぶ行為を指す。その行為が法に抵触するか否か、するとすればどの法に抵触するかは、実行した行為による。
Contents
実例
著名な実例
- 青酸コーラ無差別殺人事件(1973年)[1]
- グリコ・森永事件(1984年) - 全体を通してみれば一種の愉快犯だったと言われる。江崎グリコや森永製菓に恨みはないものの、グリコや森永をだしにし、警察やマスメディアをさんざん振り回したのである。同事件の犯人に毒物の混入による大量殺害行為に関する限り犯意がなかったのは、青酸化合物を混入し、店頭に置いた商品に「毒入り危険 食べたら死ぬで」とした警告文を添付したことからも、明らかと考えることもできる。ただし、同事件は実行した行為により、逮捕・監禁罪・脅迫罪・毒物及び劇物取締法違反に相当するであろう。
- 万歳三唱令(1990年代)
- ミステリー・サークル(1980年代以降)[2]
ネット掲示板
インターネットの掲示板 に殺人予告などがあるが、書き込んだ者が実際に殺害行動を起こす決意を抱いている例はむしろ少数であり、その大半は一種のストレス発散を目的とした愉快犯であると思われる。
出典
- ↑ 斎藤充功、土井洗介『TRUE CRIME JAPANシリーズ5・迷宮入り事件』、同朋社出版
- ↑ “ミステリーサークル史上最高傑作! わずか一晩のうちに麦畑に現れた謎のサークル!!”. エキサイトニュース. (2014年7月25日) . 2018閲覧.